クラス分けの為のTOEFLを受験するのだ。
8時45分に指定された教室に到着。
教室の前で写真付きのIDをチェックされた上で入室。本格的ですね。
9時頃、OHPを使って説明が始まる。久々に見たなOHP。
各種書類に名前・住所等を記入していくのだが、説明役の人が懇切丁寧に説明を加える。
「名前のところですが、ラストネーム、ファーストネーム、次に生年月日を、月、日、年の順で記入して下さい、記入例はOHPを参照すること。」
ふと顔を上げてOHPを見ると、
PRESLEY ELVIS 01/08/35OHPを使ったのは、これが見せたかっただけかもしれないと思った。
ほどなくして試験開始。久々のTOEFLなのはさておき、今回はPBT初体験。
(知らない方の為に説明すると、いま日本でTOEFLを受験すると、ほとんどがCBTと呼ばれるPCを使った受験システムになっています。PBTとは、昔からの紙ベースのもの。)
こんなに沢山マークシート埋めるのって、何年ぶりだろう。つい輪郭線を何回もなぞってしまったり、球体に見えるように三日月型の影をつけたくなったりする。いかんいかん。
CBTと勝手が違うため、結構戸惑う。しかしその戸惑いもなんとか克服...する前に試験終了。あららら。
2時間半、休憩無しでマークシートをしこしこ埋めていたらすっかり指が痛くなりました。
これだけ日々英語に接しているつもりでも、TOEFLってば結構難しいですね、なんて当たり前の感想を持つ。
試験の結果は、明日スケジュー表を貰いにくれば分かるとの事。さてどうなるか。
あと面白かったのが、TOEFLを終え教室からぞろぞろ退出するときに、あるラテン系の女性が「かじったばかりのリンゴの芯」を持っていた事。
それ、絶対試験中に食ってたよね? ねぇねぇ。試験終わってから出るまで、食べる時間ないもんね?
なんか日本での常識を軽やかに飛び越えられるのが楽しいですね。
昼飯をとり、午後からはオリエンテーション。これからは、15~20人程度のグループに別れて行動する事になる。「大体レベルは合わせたけど、明日からのレベル分けとは必ずしも一致しない」との意味深な言葉。えー私は日本人一人だけなんですが、このグループのレベルは高いの?低いの?
同じグループになった人に話しかけてみると、確かになんとなく同じくらいの英語力な気がする。うーむ。
多分低い方と見た。物凄く体格の良い先生(女性)に引率され、大学の構内を案内される。結構広い上に、構造が入り組んでいて分かり難い。案内されててもまた辿り着ける自信ないな。これ。
それよりも、構内を少し移動するたびに、この物凄く体格の良い先生(女性)が気絶するんじゃないか、というくらい息を切らしているのが気になって仕方が無い。主に11~17階をウロウロしたのだが、ここらへんて空気が薄かったけ?というくらいの衰弱っぷり。
先生「
ハァーッ ハァーッ この14階が図書館になって
フゥー て皆さんも本を借りる事が
フゥー 出来ます
ハァー さぁ次は一階上に登りましょう
ハァーハァー エレベーターで!」
見てるだけでドキドキしてきた。1階上だし、階段使いましょうよ、とは中々言えません。
構内の案内→コースの説明→グループ内で自己紹介→構内の案内→大学の説明
といった感じで午後は進む。相変わらず分かりやすい英語。なんかぬるま湯に浸かってる気分になりますね。あーコリャコリャ。
気がつけば15時過ぎ。どうやら本日のメニューは終了。
ESLの授業料の支払いがまだ済んでなかったので、家に帰る前に妻に電話をし、ESLの大学で落ち合う事にした。なんだかやつれた妻が登場。
リーダーシップに関する授業でディスカッションをして、思うように発言出来ないのが辛かった模様。なんだか目が落窪んでますが大丈夫ですか。
しかもディスカッションの様子はビデオに撮られていて、後で見直して互いに評価したそうで。なんてイヤらしい。盗撮とは!
違いますかそうですか。
そんな話をしながら授業料の支払いをし、学生証を貰う。学生証を持つなんて何年ぶりだろう、ちょっと嬉しくなった。
今日はこんな感じでした。
本当は写真を色々入れたいんですが、まぁそれはおいおい。では。