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娘の近くにサメがいる。または日米デイケア事情
他のデイケアではどうなのか知りませんが、娘が通うデイケアでは、朝と晩に親がサインをする必要があります。

ナンバー錠がある扉を抜けて、それぞれ家庭ごとのラベルがついたフォルダを開くと、その月のカレンダーが入っており、そこに入退時の時刻と親のサインをするわけです。

そのフォルダは一応、デイケアと親とのやりとりにも使用されており、近日中に予定されてるイベントのお知らせとか、「こないだ渡した写真の代金払え」と言ったメモが入ってることもあります。




先月のこと。

いつも通り5時過ぎにデイケアに向かい、娘をピックアップする前にフォルダを開きました。

厳密に言えば、娘を連れて出る時にサインすべきなんでしょうが、片手に娘を抱き、もう一方の手でフォルダをまさぐるってのは至難の業なので、事前にサインをしています。

さあ、今日は娘は迎えに来た親に対して、どんなに熱狂的に迎えてくれることだろうか。

そんなことを考えながらフォルダを開くと、見慣れぬ白い紙がポロリ。

「今日、ケメが友達に腕を噛まれました。多分オモチャを取り合いしててのことだと思います。傷はシリアスなものじゃありませんでしたが、念のため石鹸でよく洗ってから冷やしておきました。ご心配なく」

思わず目を剥く私。

前回娘が転倒したときはオフィスから携帯電話にかかってきたのに、なんでこんなメモ一枚で伝えるんだ?

てか携帯に着信あったっけ?

無し。

no missed call


いやいや、そんなことより、娘は大丈夫か?

小走りで娘のクラスに行くと、そこには普段と変わらぬ娘の姿。

私を見てニンマリとすると、両手を高々と挙げ、つんのめるように駆け寄ってきます。ああ可愛い。

すぐさま娘の両腕を確認。別に出血の跡もなし。

よく見ると、右腕前腕部にうっすらと、まるで蛍光ペンの太いほうで描いたかのような傷跡がありました。

こんな感じ。

噛み跡

ほとんど分からないと思いますが、本当こんな感じでした。

担任の先生はもう帰ってしまっていたので、アシスタントとデイケアのマネージャーそれぞれから話を聞きました。

どうやら、おもちゃと取り合いが元でガブリとやられたそうで。

先生が気づいて慌てて引き剥がしたそうですが、噛み跡に残ってる、引っ張ったような模様が、噛んだ子の無念さを表してるようにも見えます。

そこで初めて知ったのですが、どうやらこのデイケアでは、どの子が噛んだとか、その子の親はどう言ってんだ、みたいなことは教えてもらえないそうです。

あくまでデイケアが仲介となり、親同士の接触は認めてないらしく。

ふーん。そうなんだ。

被害者側の親としては、「ふざけんなコラ」とか思っちゃいそうですが、考えてみると所詮一歳前後の子供がやったこと。親に責任を求めるのはちょっとツライのかもしれません。

それに考えてみれば、噛まれた子の親もショックですが、噛んだ子の親の方がショックが大きいのかもしれません。そういう意味では、ケメには悪いが加害者側じゃなくて良かったのかも、とすら思います。

折角の機会なので、このデイケアにおける一般論としての「噛む子」についての対応を聞いてみました。

マネージャーによれば、ある子が一日3回以上他の子供をかんだ場合には、すぐに親に連絡が行き、家に引き取らせるそうです。スリーストライクアウト。

2回まではOKなのかよ!とか思いがちですが、もちろん私がもらったようなメモに「今日、他の子を噛みました」という連絡はいくそうですし、そもそも一回噛んだだけでいちいち引き取ってたら、共働き家庭にとっては負担が大きすぎるのでしょう。

ちなみに、デイケアによっては一回噛んだらすぐキックアウトされるというところもあるそうで。うーん厳しい。

とりあえず、以前の娘の転倒と同様、デイケアに預ける以上、こういったことは今後もあると覚悟しておくべきなんでしょうね。

話は変わって、ついこないだシアトルの日本人向けデイケアに子供を通わせる方を話をしました。

その方の場合、お子さんが「噛んじゃった」側だったそうなのですが、その対応がアメリカデイケアと正反対。

すぐ親に「○○ちゃんが××ちゃんを噛みました」と被害者側の名前も明らかな状態で連絡が行き、さらには相手の親の連絡先まで書かれており、「相手の親御さんに連絡してください」と言われるそうです。

ようするに、直接お詫びしといてね、ということでしょうね。

あくまで施設側が仲介して、一切親同士のコンタクトを許さないアメリカデイケアと、積極的に親同士のコミュニケーションを促す日本デイケア。

これらが日米デイケア比較のサンプルとして正しいかどうかは分かりませんが、なんというか文化の違いなのかもと面白く思いました。

日本はやっぱり「和をもって尊し」ってことなんですかね。もちろん、どっちが良い悪いなんてことは言ってませんが。




更に後日談。

娘が噛まれた翌日、デイケアに着くと、担任の先生と直接話すことが出来ました。

誰が噛んだとか、親はなんて言ってんだ、みたいなことは聞かない様にしよう。

そう思いながら話しかけます。

「メモ見たよー。昨日、うちのケメが噛まれたんだって?」

「そうなの!Cが噛んだんだけどねー。本当に困っちゃうわ!」

あ。

言っちゃうんだ。

「ケメちゃんには悪いことをしたわ。Cはなるべく近寄らないようにさせるから」

「本当に困るわよねー。あの子はサメよ。サメ。両親もショックを受けてるみたいだけど、なかなか難しいのよねー」

聞かないうちからドンドン話をしてくれるIを見ながら私は、

ポリシーは立派だが、結構個人レベルになるとグダグダだったりする。

という、これもまたアメリカらしいよな、などと変な感慨に耽ってみました。

ではまた。
【2009/08/18 01:25】 | アメリカで育ててみる | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
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コメント
うちの娘は専らサメ側でした。
どんなに諭しても、お友達との戦いに負けそうになるとサメになってました。
かまれる側の教えようと親もサメになって娘を襲撃したこともありましたが、なんら効果はありませんでした。
さらに年長のサメに襲われたときには、豹になって爪を立てていました。変幻自在・・・
おそるべし我が娘。
大きくなるまで、友達と遊ぶのはやめさせようかと真剣に悩んでいたサメ母でした。

ケメちゃん、サメに負けるな!
【2009/08/20 21:06】 URL | 義姉 #-[ 編集] | page top↑
凄いですね
私の所は専業主婦で平平凡凡と子供たちが暮らしているのでそういうトラブルがないので新鮮です。

近所の子と遊ばせてても親が傍にいるので子供たち同士でおもちゃの奪い合いとかのトラブルを解決(?)させることもないですしね。

しかし・・・噛みますか

末恐ろしいですな。ちゃんと噛む時は衣服の上からではなく、かつ腕や足など激しく動く場所は避けないと歯が抜けてしまうこともあるので加害者のご両親にもご注意を。

って話の方向性がかなり違いますね。

ケメちゃんお大事に
【2009/08/20 21:14】 URL | ミコタマのパパ #-[ 編集] | page top↑
>義姉上

人間の赤ん坊を育てていたはずなのに、サメや豹に変貌してしまうというのは恐ろしい話ですね。昔の日本の怪奇映画を思い出しました

冗談はさておき、娘がサメから逃げ続けられれば良いのですが、一方で反撃できる強さも持ってほしいと思います。豹でも虎でも窮鼠でもいいんで。
【2009/08/22 00:13】 URL | twitetta #xhB5F9B2[ 編集] | page top↑
>ミコタマのパパさん

>近所の子と遊ばせてても親が傍にいるので子供たち同士でおもちゃの奪い合いとかのトラブルを解決(?)させることもないですしね。

そういうもんなんですか!
私にとってはそっちの方が驚きだったりします。

でも、親が傍にいるときにどれくらい子供達の諍いに介入するかってのも難しいですね。。。

>ちゃんと噛む時は衣服の上からではなく

昔、とある「地上最強の生物」が同じことを言ってたような気がします(笑)
娘が加害者側に回るときは間違いなく伝えることにします。
【2009/08/22 00:20】 URL | twitetta #bhhZubZs[ 編集] | page top↑
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