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部屋探しの顛末
「ハーイ。 インターネットで見たんだけど、まだ部屋空いてるかな?私はNUの大学院生で、12月まで住める家具つきの部屋を探してます。良かったら部屋の写真を送ってくれないでしょうか。お返事待ってます。

かしこ
twitetta 」

「ハーイ。とっても残念だけど、私が探してるのは長期滞在者なんです。」


「ハーイ。メール有難う。悪いけど、一足先に他の人と契約しちゃった。」


「ハーイ。多分あなたが探している部屋は、こちらの要望とは合わないと思うな。」


「ハーイ。申し訳ないけど、もう埋まってしまいました。」


「ハーイ。こちらが希望しているのは女性かゲイだけなんだけど、それでも大丈夫?」




「・・・駄目です。ごめんなさい。ってか、そういうことは最初に書いといてくれ。」

そう呟きながら、メールを閉じる。メールの受信箱に溜まっていく拒否メールの数々。

日本にいてもシアトルにいても、毎日毎日Craigslistをチェックしていた私。リロードリロード。もともと「sublet/temporary(家の又貸し/短期)」だけでなく、ルームメイト募集、といった周辺情報もチェック。

良さそうなのを見つけたら、すかさずメール。ほどなくして届く、「ハーイ。残念でした」メール。もういい加減、疲れてきた。シカゴに帰るまで、2週間を切ってます。家なき子な私。

・・・そもそもなんでこんなにギリギリになるまで部屋が決まらなかったかというと、それには事情がありまして。

もともとは、日本に一時帰国する前に、学校のサイトにある掲示板経由で部屋は見つけてありました。場所はキャンパスから徒歩で3ブロック、家賃も安く家具つきという、なかなかの好条件。10歳以上年下の大学生2人と3ベッドルームをシェアという気がかりはあったものの、悪い話じゃなかったと思います。前払い金として一ヶ月と少し分の家賃も払ってあったし、安心してました。

それが突然キャンセルされたのは、日本に里帰りしている真っ最中。

貸主から「状況が変わったので貸せなくなった」とのメールが到着。

なんたることか。

要するに、もともとKという学生が、自分の住んでる部屋を、シカゴを離れている間に又貸ししようということだったのですが、なにやら都合により彼が住む予定だった部屋が確保できず、そのために貸すはずだった部屋も貸せなくなったとのことで。

そんないい加減な話はないだろう、この牛肉食らいめ。と思ったものの、まぁ十歩下がってそこは理解するとしても、この話を伝えるKのメールの結びが、またなんともアメリカン。直訳すると、

「すべては彼ら(Kに部屋を貸すはずだった側)の責任で、私は一切悪くありません。残りの短い間で、良い部屋が見つかることを祈ってます。」

ひとっ言も詫びの文章がない。・・・まぁこういうのも慣れましたが。

そんな訳で、日本に里帰りしてるにも関わらず、毎朝毎晩インターネットで部屋探しをする破目に。

そして受け取る「ごめんね。貸せないよ」メールの数々。

なんか私の「部屋貸して」メールに問題があるのだろうか。

あまりの拒否率の高さに何か根本的な問題があるのだろうかといぶかしく思い始める。流石にこんなシンプルな文章じゃ、文法ミスも無いだろうし、会ってびっくり英語の不自由な日本人でしたなんてのは、後のお楽しみのはず。

なぜこんなに上手くいかないのだろうか。文面に私の知らない、私の人間性でも滲み出ているのだろうか。人気無さすぎ。さっぱりモテなかった青春時代のトラウマまでが顔を覗かせ、チリチリと私の精神状態を焦げ付かせます。

少しでも改善しようと、他のページにある人の書いた「部屋を探してます」メッセージを基にしてちょこちょこと手を入れてみる。

それにしてもまぁなんというか、アメリカ人は臆面が無い。


こちら男性。非常にセンスの良い、落ち着いた非喫煙者。どんちゃん騒ぎは大嫌い。独身で、尊敬すべき職業についています。いままでルームシェアでトラブルを起こしたこともありません。きれい好きで家賃もきっちり払います。



くらいのは全然おとなしいほう。


みんな注目!素晴らしいルームメイトを探してるとしたら、私がそれ!待って待って!もう少し読んで!本当なんだから!私は素晴らしいユーモアのセンスを持った33歳の女性。仕事もきちんと持ってます。ドラッグもパーティーも大嫌い!絶対に失望させないから!




ここまで謙虚さに欠ける文章を取り入れるのは、私には、ちょっと心理的な障壁が高いよな、とか思ったり。

それにしても募集する方、される方、いろんな人がいるもんですな。

ルームメイトに性別の条件はあったりなかったり。女性限定というのが圧倒的ですが、たまに男性限定というのも。なかには前述の如く「女性、もしくはゲイ限定」、「ゲイにフレンドリーな人限定」というのも。逆に、「ゲイお断り」ってのは見なかったような。そりゃそうか。そうでも書けないわな。

文面だけで、「絶対にこの人とは気が合わんな」と思ったのがこちら。


ルームメイト募集。私はビジネススクールの学生。絶対に各種支払い(家賃を含む)が遅れたりせず、極めて(Extremely!)綺麗好きな人を募集、自分のものだけでなく、他人の分も気づいたら掃除もきちんとするという、常識をわきまえた人以外はメールを送ってこないで下さい。身元が確認できるものが必要です。タバコ・酒・ドラッグは禁止。




・・・息の詰まる生活になりそうなのが、文面から漂ってます。

後、笑ったのはこれ。家賃$1という言葉に思わず開いてしまったのだけど、


ルームメイト募集。プール、ジャグジー、スポーツジム、駐車場のついた、ゴージャスな3ベッドルームをシェアしませんか。家賃はたったの$1。こちらは立派な職業をもつ、センスの良い、落ち着いた男性です。
25-35歳の女性のみ。写真を添えてメールを送付のこと。




なんつーか、やる気満々。読んでるこっちが恥ずかしい。下心とかそういうレベルじゃない。いっそ清清しい感じさえします。

これだけ沢山募集があると、つい「素晴らしい赤毛の男性募集」とかそういうのも探してしまう。どうかねワトソン君。

そんなこんなで、良さそうな部屋を見つけたらすかさずメールを送信。2・3回やりとりが続いてからお断りのお言葉を頂戴することもあれば、初手から音信普通ということもあり。おいこら。

気がつけば、日本滞在期間も終了。シアトルの妻の元に帰ってからも部屋探しを続けました。

シカゴに帰るまで1週間と少し。やばいなぁ。

とりあえず打てる手は全部打っとこう。こちらが物件を見つけるのではなく、良い借り手として見つけられることを目指そう。

というわけで募集のメッセージをCraigslistに掲載。




ハーイ。
こちらはNUの大学院生で、9月下旬から12月下旬までの部屋を探しています。家具付きを希望。エヴァンストンに近いと助かります。家賃は$○○-○○くらいで。私は33才。男性。既婚。ドラッグもパーティーもしません。忙しいので多分家にもあんまり居ないと思います。もしルームメイトを探しているのならメールを下さい。




大丈夫か?これで良いのか?自己アピールが足りない?こんなんじゃ競争力無い?ゲイフレンドリーとか書いたほうが良い?「ユーモアがダラダラ溢れまくってもう大変」、とか、「キレイ好き過ぎて手の皮が剥けちゃってます」とか書いたほうが良い?いやでもそれ嘘だし。

いいや、これで送ってしまえ。

エイヤっと送信。あとは神に祈るのみ。

・・・2日経ってもどこからも返事が来ません。


うーむむ。相変わらずモテないな俺。妻よ、結婚してくれてありがとう

シカゴに帰るまで一週間を切りました。これはやばい。

藁にすがる思いで、シカゴに住む日本人向けのインターネット掲示板(でもあまり活発じゃない)や、某SNSのNU大学コミュ(こちらもあまり活発じゃない)にも日本語で投稿。誰か助けてくれ。

沈黙することさらに2日、これは最悪、短期のホームステイでもしなきゃいかんかな(大学がそういうサービスも斡旋しているので)と思いつつ、朝メールを開くと、2件の新着メールが。おお!

Craigslistを見た人からでした。ナイス、クレイグ君。良い奴だ君は。

奇しくも、その2件とも、エヴァンストンから電車で10分ほど南に下った住宅地に住む人からでした。本当は徒歩で通えるところが良かったんですが、いまや我がまま言える身分じゃありません。

部屋の写真を送ってもらったり、家賃の交渉をして、そのうち1件に決まったのは、なんとシカゴに戻る前日のこと。いやー綱渡り。

その後、シカゴに戻り、変なインド人の運転するシャトルバスに揺られ、新居にたどり着いたのはお伝えしたとおり。

というわけで、なんとか無事に生活しております。

ああ大変だった。

ではまた。
【2007/09/24 11:39】 | エヴァンストンで一人 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
<<インド人との夜 | ホーム | Craigslist>>
コメント
お帰りなさい?あれ?(笑)
大変だったんですね・・・心臓に悪いです。
私、こういう心臓に悪きこととても苦手。
でもよかったよかった。
これからも頑張って下さいね~!
【2007/09/26 21:52】 URL | mimi #tMJS4hz.[ 編集] | page top↑
>mimiさん

心臓に悪かったですか?w 大変失礼しました。日本帰るまでは、本当にのんびりしてたんですがねぇ、人生いたるところに青山墓地、どこに落とし穴があるか分かったもんじゃありません。

これからもよろしくお願いします。
ではでは。
【2007/09/27 07:11】 URL | twitetta #-[ 編集] | page top↑
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