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戦い終わって日が暮れて。
前学期からひっぱっていたチームプロジェクト、金曜日にようやくプレゼン大会が終了しました。

以前にも書きましたが、これは最初の学期のクラスで与えられた長期プロジェクト。「どのように学部のコミュニティを活性化させるか」というテーマを与えられた3チームが、具体的なプロジェクトプランを立てて、学部長に提案するというものです。

結構しっかりしたRFP(提案要望書)と$5,000の予算を与えられ、この6ヶ月、皆知恵と体力と気力を振り絞って奮闘して来ました。

学生、卒業生、教授陣への調査、分析を行い、各チームが「これぞ!」というアイデアでの大勝負です。

各チームは人種と性格診断を基にして、なるべくDiversityに富んだメンバー構成がされており、チームあたり1人の教授がコーチ役でついてます。アクションラーニングの実践の場という意味もある学部としては一粒で二度美味しい効果を狙ってのことだそうで。

私が書記やる代わりに寿司を持って行ったり、ファシリテーターをやろうとして松島トモ子と化し九死に一生を得たのはこのグループでの出来事です。いやはや色んなことがありました。何度週末が潰れたことか。振り返ってみると、振り返ったことを後悔するようなことばかり。見るんじゃなかった。

そしてようやく昨日、学部長を始めとして、教授陣、卒業生などお歴々が集まった中でのプレゼン大会となったわけです。

通常の教室ではなく、校舎内の小ホールを使い、ワインや軽食も出されてと結構本格的。

ちなみに我がチームの提案内容は、ケースコンペティションを実施するというもの。妻の同級生であり、寒いところに住めて、あと音楽があれば、ご飯何杯でもいけると言う某I氏にもアドバイスを頂き、中々に素敵な出来となったと自負しております。

その日までに提出すべき成果物は8pの提案書と、10p程度のパワーポイント、それに分析結果をまとめた統計資料がたらふく。正直言って文章方面では満足に貢献出来ないので、私はチームのロゴとケースコンペティションのエンブレムを作成したり、パワーポイントの効果を加えたりと言う裏方的な作業に注力しました。まぁそんなものですよ。ええ。

そんなわけで、我等がチームは、twitetta謹製チームロゴが入ったお揃いのTシャツを着てのプレゼンです。

一応フォーマルなプレゼン大会なので、男性も女性もドレスシャツに黒パンツ姿だったのですが、その上からTシャツを着込んだ姿はちょっと間が抜けてます。

発表順位は栄えある一番目、トップバッターでございました。

観客に向けてメンバー8人がV字に整列し、まるで子供番組の何とか戦隊みたいな雰囲気でスタート。

イントロダクションは以前紹介した、「笑いの臨界点を越えるとギャー!と叫ぶ」Tです。

今回はギャー!と叫ぶどころか、とても落ち着いたプレゼンでのスタート。入れ替わり立ち代わり自らの担当したページをプレゼンして行きます。

アメリカ人は本当にプレゼンが上手。

学生のほぼ全てが5年以上の社会経験を持ち、コンサルだったり何とかディレクターの肩書きを持ってるメンバー。合間合間に軽いジョークも入った、緩急のあるスピーチは本当に見ていて勉強になります。真似しようったって中々出来ないけど。

私のつくったPowerpointのアニメーションも問題なく動き、上々の雰囲気でプレゼン部分は終了。

その後10分間の質問タイムです。

実はここで私には課題が一つ。

プレゼン時間が厳密に20分と決められており、自慢じゃありませんが、毎度プレゼンで大幅に時間を超過する私は、今回希望してプレゼン部分は担当から外れておりました。

小心者? 自分を知ってると言って欲しい。

するとあるメンバーから「じゃあ、twitettaは質問タイムの時に、最低でも一つは質問に答えること」とのミッションを頂きました。なんだか子供扱いをされてますが、英語力は子供以下なんだから仕方が無い。

一応その日までに提案内容を読み込んで、なんとか答えられるように準備もしておきました。

さぁ答えねば。

質問タイムに入ると、学部長や観客から質問が続々と。

私「えー・・・」

T「それについては、こうこうこういう訳でこういう結論を導きだしました」

C「とは言ってもこういう視点を見なかった訳ではなく、ここでフォローしてあります」

M「ちなみにこの部分については、このページに補足説明をする形で答えます」

入り込む隙無し。

考えてみれば、みんな必死で提案書を作成してきました。どんな穴も見つけられてたまるかと、全員が質問に対してコンマ数秒の間を置かず返答して行きます。

沈黙する私。座礁。

なんとか隙を見つけようと思ったものの、どうにもなりゃしない。

と、質問タイム終了。

発表を終え、達成感とともに、席に戻る我等がチーム。

一人、「ここに卑怯者がいます→」という矢印付きの看板を引きずりながら私も席に。ああああ。やってもうた。

そして次のチーム。そしてそして次のチームと瞬く間にプレゼンは終了。

奇しくも他の2チームはカンファレンスの実施と言う、詳細は違うものの、同じイベントを提案してました。

これはひょっとすると、我がチームに勝機があるやも。

学部長ほか、トップのお歴々が審査の為に別室に移ると、残った生徒達は互いのコーチ役の教授とともに、これまでの自分たちのグループのパフォーマンスについて、反省会をするように求められました。

テーマは2つ。来年同様のプレジェクトを行う新入生のために、「やっておいて良かった事」「この落とし穴には気をつけろ!そしてこうやって避けろ!」についてです。

話し合った結果については、各チームで代表が発表することになりました。

と、それを聞いた我がチームのコーチが、イジイジと「卑怯者がいます→」という看板を手で弄くり回している私を見かねてか、提案をしてくれました。

「どうだい。うちのチームのこの発表はtwitettaにやってもらおうじゃないか」

他のメンバーも「おーそりゃ良いね!」と反応。「出来る?」と聞いてきます。

おお。望むところです。

チームでディスカッションした内容をノートに書き留めると、気合いを入れました。遅いけど。

他のチームもプレゼンの緊張を越えたせいか、非常にリラックスした雰囲気。プレゼンとはまったく関係ないこの環境。失うものは何も無いということで、元気にグダグダ英語で下らないことを垂れ流しました。

メンバーからのサポートもあり、私の報告は無事終了。

いま振り返ってみても、なぜ報告の最中に他のチームに対して、

"I ain't scared, bring it on!(びびってないぞ、かかって来い!)"

と叫ぶ羽目になったのか判然としませんが、外国人が必死な様子を、きっと面白いと思ってくれたのでしょう。多少の笑いは取れました。

こころなしか「卑怯者がいます→」タグが色あせた気が。ありがとうプロフェッサー。救われた気がします。

そんなこんなで、およそ30分後、学部長達が帰って来ました。

生徒と観客の前に椅子を並べて座り、「いやーみんなよくやったよ。良かった良かった」とくだけた調子で話し始める学部長。笑顔の彼女らをよそに、生徒達の緊張度合いは高まります。

高まる緊張をよそに、あー思った、こー思ったとダラダラ話す学部長。いつだ。いつ結論なんだ。

「結構難しい決断だったわ・・・まぁ色々悩んだけども、今回は○○チームに任せようと思います」

ってドラムロールとか無しでいきなり発表かよ。

いやそんなことはどうでも良いんだけど。

残念。負けました。

脱力する残り我等を含む2チーム。勝ったチームもなんだかあっけに取られた感じ。

この大会で採用されたチームは、そのままリーダーシップチームとして提案したイベントの実行委員会となり、負けた2チームはバラバラにされ、その実行委員会の下位組織として再構成されるという恐ろしい結果が待っています。

これまで6ヶ月、仲良く喧嘩しながら信頼関係を築き上げて来たチームがお釈迦ですから、みんな必死でした。

その分、勝ったチームも他のチームの手前、大っぴらに喜べないのか、はたまた実行委員会としての更なる課外作業に暗澹たる気持ちになったのか。

多分両方。

パチパチパチ。負けた2チームからの拍手にワンテンポ遅れて歓声を上げる勝利チーム。おめでとうおめでとう。

学部長がコメントを続けます。「というわけで、勝利チームには提案内容を実現させるため、実行委員会として頑張ってもらいます。他のチームは消えて無くなる訳だけど・・・」

「オーマイガ!」という悲鳴が幾つかあがります。

しまった言い過ぎた、と思ったのか慌ててフォローする学部長。

「ノーノーノー!変な言い方をしてごめんなさいね。消えてなくなる訳じゃなくて、他のチームは勝ったチームと一丸となって、頑張っていってもらいますから誤解しないように。ほらほら。企業の合併(Merger)みたいなものよ。安心して!」

その例えもどうよ。

実際私のチームメンバーからは「合併(Merger)じゃなくて、買収(acquisition )だ!」「そうだそうだ」と叫ぶ声が。顔は笑顔だけど、結構本気な感じ。

結果も出たし、じゃあ皆でバーに繰り出しましょうかとなったとき、我がチームのコーチ役を務める教授が、いまや「元メンバー」となった私達を招集しました。

教授「さあみんな、今回は残念な結果になったけれども、正直な感情を聞かせてくれないか、どんなネガティブなものでも良いから、聞かせて欲しい」

流石名コーチ。負けたチームの不平不満のガス抜きの必要性を熟知していた様子です。

で、他のメンバーのリアクションはと言うと、

「大丈夫。私はハッピーよ」

「僕もなんの不満も無いよ。このチームの経験は凄くよかったし、得るものが沢山あったから、結果にはこだわらない。ハッピーさ。」

「彼らのプレゼンは素敵だったし、彼らが勝ったのも納得してます。本当よ。ハッピーだわ」

「私もハッピー。かえって勝った彼らに申し訳ないわ。だって彼らはいまから実行委員会として、もっともっと働かなきゃいけないから」

不安そうな教授をさておいて、みなさん異様にポジティブな感想。

・・・最後の発言はなんかトゲがある気がしないでもないけど。

それにしてもハッピーだらけでちょっと気味が悪い。

すると、会場を去りかけていた学部長が戻って来て、こんなことを言いました。

「言い忘れたけど、近いうちに実行委員会の指示のもと、全生徒は一度か二度打ち合わせに参加してもらうことになるから。平日は難しいだろうから、土日のどっちかになるだろうけど」

それを聞いた私のチームメンバーの一人がぽつりと、

「・・・bull shit! 冗談じゃない。なんでそんなもんに参加しなきゃいけないのよ」

全然ハッピーじゃないじゃん。

その後も、打ち上げのバーで、車の中でと、色んなところで今回の結果についての愚痴や、不平不満を聞く機会に恵まれ、アメリカ人の本音と建前を実感した夜でもありました。

とりあえず足掛け6ヶ月近くかけた戦いが一旦終了、一息つけそうです。




とその翌日、こんなメールが。

「ナレッジマネジメントのスタディ-グループ、期限が迫って来たので、早急にミーティグをしましょう。明日と明後日、空いてる日を教えて!これから忙しくなるわよ!」

そしてまた戦いは続いて行く訳だ。

ではまた。
【2007/02/11 12:09】 | LOC涅槃通信 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
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コメント
戦い終わって
『一つ山越しゃほんがらがったホイホイ、も一ツ山越しゃホンガラがッタホイホイ、越しても越してもホンガラガッタホイホイ』、少し古すぎる!?この『ホンガラがッタホイホイ』の精神ががポイント。SECOND WAVEが来る前に、しばしの休憩を。
【2007/02/12 03:38】 URL | カモチチ #-[ 編集] | page top↑
>カモチチ様

コメント有難うございました。ホンガラガッタホイホイがポイントですが・・・そうじゃないかと思ってました。ええ。(←良く分かってない)
ちなみに、休憩をする余裕も無く、Second Waveにさらわれております。
【2007/02/15 00:21】 URL | twitetta #-[ 編集] | page top↑
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