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知らぬが仏。
「ハーイ!twitetta!どうよ調子は?」

会うたびに様子を聞いてくるわけです。アメリカ人というものは。

正確には、"How's it going?"とか、"what's up?"とか、"How are you?"とか、まぁそんなバリエーションで。

以前も書きましたが、こう聞いている側が、本当に詳しい返答を期待してる訳ではありません。

「いや!良くぞ聞いてくれました。今日も八百屋のセガレに虐められてさ、うちの、ほら、あの例の青いのに泣きついたのよ。そうそう丸い奴。お腹にポケットのついた。うん。そしたら何て言ったと思う?『君はいっつも人を頼りにする』とか言いやんの。嫌だねぇ職場放棄」

とか、そういう詳細な答えは求められてないわけです。

こうした背景を踏まえて、私は大抵の場合、"Very good!"と答えることにしています。

実際には、Veryどころか、Goodですら無いわけだけども。

まぁ日本人も「やあやあどうもどうも」とか「お疲れ様でーす」なんて導入部が無いと落ち着かないところがあるので、これも一つの文化なのだな、と思って順応を試みておりまが。

ただ、たまにはなんか気の利いた、ちょっとウィットのある答えをしたいのが人情というもの。

問題は、この一連の挨拶、こっちの返答を向こうはあんまり聞いてない(もしくは私の発音が聞き取れてない)ことが多いので、たとえなんと答えても"That's good!"とか言われて、終了されたりする恐れがあります。
ほぼ自動化されたコミュニケーション。

何かもうちょっと、普段の会話に彩りを加えることが出来ないか、そんなことを考えていた矢先、シカゴが猛烈な寒さに襲われました。

いや、寒いの何の。家の前のシカゴリバーは、既に川面全体が、パズルの欠片をこぼしたような氷で覆われており、キャンパスのあるEvanstonでは、一日中エンジェルダストが舞う始末。

このとんでも無い寒さを、何か洒落た表現で言えないか。

そんなことを考えてました。

さてどう言おうか。

とはいえ、寒さの表現も色々ありまして、coolから始まってchillyやらcold、freezingと様々。

それまでは、"Very cold!"とか"So freezing!"、本当に寒ければ"Damn cold!"なんかを曜日と気分によって使い分けてました。シフト組んだりしてね。個人的に。

ただもう、ここのところの寒さは尋常じゃありません。

さっき天気予報をみたら、今週の日曜日には最高で-14°C、最低では -21°Cって書いてありました。そりゃー寒いわ。最高気温の意義って何。

以上の状況を踏まえて、今週の初めから、寒さの表現をアップグレードすることに挑戦。

お洒落名人がワンポイント工夫するようなイメージ。

ちょっとポッケから少しハンケチを覗かせてみようかと。

勇気を出して、ポロシャツの衿を立ててみようかと。

そんな、ほんの少しの工夫で、なんかいかにも「アテクシ英語が喋れるもんで。げへへ。」って感じが演出出来たら素敵じゃありませんか。

という訳で、こないだ、クラスメイトのEに質問をしてみました。

「"Damn Cold!"より寒いと思ったら、何て言えば良いの?」

聞かれたEは、物凄く真面目な顔で考え込みました。

「寒さの表現?・・・うーーーーん。一杯あるからねぇ・・・うーーーーん。」

いやそんなに悩まなくても。

しばらく俯いて集中していたEは、クイッと顔を上げると私に言いました。

「・・・ちょっと今、良いのが浮かばないから、授業の後まで待っててもらえるかな?」

いやいや。そんなつもりでは。適当で良いんですが。

と思ったものの、聞いた手前そんなことも言えず。返答を待つ事に。

はてさて、一体どんな表現が出てくるかなと思いながら授業を受けました。

できれば覚えやすく、言いやすいと有難いです。所詮ポロシャツの衿ですから。ええ。

授業の後、Eが笑顔で話しかけてきました。

「あったあった!良い表現があったよ。なんでさっき思いつかなかったんだろう!」

「オー本当?アリガトー。教えてプリーズ」

「えーとね。"It's cold enough to freeze the balls off a brass monkey"って言うよ」

「え?」

「"It's cold enough to freeze the balls off a brass monkey"」

えーとどっからどこまでが寒さの表現?そして猿って何?

「"It's cold enough to freeze the balls off of a brass monkey"で一つの表現だよ。」

長っ。

「ちなみに猿は関係ないから。」

はあそうですか。

「役に立ったかい?」

うーん。サンキューサンキュー。

この表現、調べたところによると、由来に諸説あるそうですが、一説によると、昔の舟が搭載していた、砲丸を支える真鍮の枠(これをbrass monkeyと言う)が寒さで縮むと、砲丸が転げ落ちることから出来た表現だそうです。真鍮の枠が縮む程寒いと。

なるほど。なんだか学のありそうな表現。長いけど。

折角覚えたので、早速使ってみることに。

人から、「寒いねぇ!」と言われるたびに、

「イヤー!It's cold enough to freeze the balls off of a brass monkey!」

と返答を試みます。

これがなかなか難しい。

スピーディーに言わないと、寿限無のようになってしまうし、かといって、早口すぎると、「アァ?!」と聞き返されるし、明瞭に発音しようとすると、

「It's cold enough to freeze a monkey!」

て言ってしまい、猿を凍らせる始末。

それからしばらく、暇なときにはブツブツと呟いて、なんとなくスラスラと言えるようになりました。

上手く言えると、向こうの反応も変わってきます。

「お!そんな表現良く知ってるね!」

「えへへ。ちょっとEに教わったのだよ」

何人かにそんな誉め言葉を頂き、ちょっと鼻高々。

英語初心者から、5cmほどステップアップした感じでしょうか。うひひ。

いいねいいね。ポロシャツの衿がピシッと立ってる感じでいいね。

この冬はこれだな。これがマイブーム。

そんなこんなで昨夜のこと。

ふと思い立って、帰りのバスの中で愛用の電子辞書でこの表現を調べてみました。

お。載ってたよ。


cold enough to freeze the balls off of a brass monkey

=きんたまが縮み上がる寒さだ(研究社リーダーズ英和辞典)




きんたま?


ではまた。
【2007/02/01 15:56】 | LOC涅槃通信 | トラックバック(0) | コメント(3) | page top↑
<<シカゴ川にも雪が積もる。 | ホーム | アウトブレイク?>>
コメント
読みながらどうもそんな気がしてた。ワハハハハハッ。
【2007/02/04 08:01】 URL | unoB #-[ 編集] | page top↑
わたしも。
そんな気がしてましたw
調べてから使うようにしましょう☆
【2007/02/05 01:01】 URL | やまもと #-[ 編集] | page top↑
>UnoB様・やまもと様

見え透いたオチで申し訳ありません。本気で気づかなかったんですがねぇ、私は。。。

ちなみに後日、Eにもう少し、他の表現は無いのかと聞いたところ、となりで聞いてたC(50代の黒人女性)が、
”It's cold as a witch's tits in a brass bra ."
というのを教えてくれました。流石にこれは使わないと思います。

ではでは。
【2007/02/08 03:25】 URL | twitetta #-[ 編集] | page top↑
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