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シアトリアンはタコマ富士の夢を見るか?
風邪をひきました。折角の三連休だったというのに、まるで蟄居をくらった如く引き籠っております。

なんだか気が滅入ってしかたないので、先々週の富士山詣でについてご報告。

富士山と言っても「みんななろう!みななろ・・・3776!」の富士山では無く、シアトルの富士山、マウントレーニアのことです。

マウントレーニアと言うと、森永の「カフェラッテ」のロゴになってる山としても有名、そう言えば思い当たる方もいるかも知れません。

その富士山に似た姿からか、古くから別名「タコマ富士」と呼ばれているそうで。

おそらくシアトルに少しでも住んだ方で、マウントレーニアを見た事がないという人は居ないと言っても過言ではないでしょう。きっと。多分。おそらく。

実際、天気の良い日なら、通勤途中の車中から、はたまたダウンタウンにいても見ることができる、それくらい身近な山です。私達夫婦も、今回の滞在中、毎日のように「ああ、今日は良く見える」だの言ってました。

近いようで遠い存在。そんな苦い初恋のような山、と言う表現が合ってんだかどうかは分かりませんが、実際行こうとすると車で3時間ちょっとかかります。結構なドライブとなりました。

(なお写真は全てサムネイルなので、クリックすると少しだけ大きくなります。)

車中から


少しドライブすると、あっという間に周囲は自然に包まれ、夜中は鼻の先も分からなくなりそうな場所になるのがシアトルの良いとこだと思ったり。

そんな自然街道が延々と続くのですが、目的地に近づくにつれ、段々と車の数も増えてきます。夏の終わりの足音が聞こえる中、この好天を逃すわけには行かないと思ったのは私達夫婦だけでは無かったようで。

ということで、マウントレーニア国立公園に到着。
ゲート

ゲートで車1台あたり$15ドルの入場料が取られるのですが、ここの渋滞がひどかった。それまではスイスイと走っていたのが、ざっと40分待ち。どうやったらこんなに効率悪く運営できるんだろうと思いますが、そこはアメリカンクオリティ、なんだか腹も立たなくなってきている自分達にも驚いたりします。

ゲートのあたりで地図やニュースレターを配ってたので、貰って少し読んでみると、

「当国立公園は大変混む事があります。来園に最もオススメなのは、平日の早朝と、日没前です」

とのこと。

今、土曜日の午前11時なんですけども。

えーと。

引き返せってか?


そんな懸念を他所に、ゲートを過ぎると車は嘘のように流れ始めました。

広大な国立公園、多少の車の波なんざ、あっという間に飲み込んでくれます。

目指すはパラダイス。

比喩的な表現ではなく、本当にParadiseという地名。大きく出たな。

そんなパライソへの道すがらにも、様々な景観スポットやトレッキングポイントがあり、道々車を降りてウロウロしている人たちも多いです。ピクニックし放題。

私達も、途中Narada Fallsというところで降りてみたり。

naradafalls


下のほうに虹がかかってるのが見えると良いんですが、どうでしょう。

こんなところが方々にあるため、一つ一つ追って行ったらいくら時間があっても足りません。

景観ポイントで降りずとも、右に左にカーブする道路に車を走らせつつ、次々に移り変わっていく風景を楽しむことも出来ます。

時に突然目の前に現れたり、徐々に近づいてきたりする、マウントレーニアの様々な表情を見るだけでも楽しかったり。

ちなみにマウントレーニア、タコマ富士と言われるものの、標高は4392mと富士山よりかなり高め。

tacomafuji

参考までに写真の隅に白髪の婦人を配してみましたが、比較してみるとその大きさの違いが分かると思います。

のんびりと進むうちに、目的地に到着。

と思いきや、駐車場が一杯。どうやら工事が行われている関係で、通常よりも駐車場が少ないそうです。

展望台付近の道路は、延々と片側が駐車ゾーンになっているので、駐車出来ないので泣く泣く帰るってことはまず無いのですが、随分と目的地より離れた場所に車を停める破目になりました。

車を降りると、眼下に広がる緑が素晴らしい。

左を見ても、
hidari


右を見ても、
migi


見渡す限り海老名みどり。緑にもこんなに沢山の種類があるのだなとあらためて感じます。

そしてふと視線をあげると、空高くそびえる枯れ木に、飛行機雲がかかって天然の十字架を形作っていました。

cross


さすがパライソ。

座りっ放しだった腰を伸ばしながら、あらためてマウントレーニアを鑑賞。

plastic

こうして近くから見ると、まるで作り物のようです。


greatview

頂上付近から分厚い氷河に覆われ、青空に広がるその雄大さは、確かに富士山を彷彿させます。うーむ清々しい。

パラダイスの展望台兼フードコート兼土産物屋から、もっとも短いトレッキングコースを試すことにしました。本来なら2時間以上かかるコースでも試してみたかったんですが、往復で6時間かかることを考えると、今回は残念ながらパスして、往復30分のコースです。

良く舗装された道の左右に草原と花畑が。小川みたいのも流れていて何とも和みます。

およそ1kmほど行ったところに景観スポットがあり、そこからマウントレーニアの氷河が良く見えます。

globalwarming


昔は山の中腹まで氷河があったようですが、熱波のせいか温暖化のせいか、随分と山肌が露出してました。

これだけ離れていても、氷河が溶けて川となって流れ落ちる音が轟々と聞こえてきます。

妻「車?車の音?」

そんな訳ない。

しばらく鑑賞してから、そそくさと帰り道に。

ちなみにこのトレッキングコース、某地球の歩き方ではバンビが写った写真が載っており、「ラッキーだったら見れるかも」みたいなことが書いてありました。

実際、そうは問屋が卸さないわけで、この景観ポイントに行く道中、見渡す限り広がる草原にも、花畑にも、木々の間にもリスより大きい動物を見かけることはありませんでした。

と。

トレッキングの帰り道。

突然、道の脇から鹿が飛び込んできました。

目の前に。

私「うぉっ」
妻「ひぃ」

とても感動のシーンに相応しいとは思えない悲鳴を上げる私達夫婦。

鹿はこちらを怪訝そうに見てます。「何か用?」みたいな風情で。

写真写真写真。日本人らしくこれを感動の一枚に残そうと、慌てて尻のポケットから携帯を出そうとする私。

狼狽のあまりか、酔いどれガンマンのように手元が狂い、もたもたとしてしまいます。

一瞬こっちの方に身体を傾け、近づいてくるかと思ったのも束の間、鹿はトンッと木立の中へ駆けて行きました。

bambi


こちらが酔いどれガンマンの一撃。ほとんど宇宙人の目撃写真みたいな不明瞭さです。

鹿が向った木立のほうを良く見ると、他にも鹿が2頭。察するにこのトレッキングロードを横断するように、鹿の通り道が横たわっているのでしょう。

時間にしてほんの十数秒でしたが、とても素晴らしい経験ができました。

なんだか今日は良いことが起こりそうな予感がします。




結局↑これが良いことだったわけですが。


以上、ダラダラと書いてきましたが、タコマ冨士こと、マウントレーニアの近くに行った日の記録でございました。

いつか機会があれば、もっとしっかり楽しみたいと思います。

ではまた。
【2006/09/05 22:23】 | 日記@シアトル | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
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コメント
「弱い奴ほど高いところに登りたがる、けっ。」と言ってはばからなかった君でしたが、心境の変化でしょうか?
人間変わるものです。
【2006/09/05 23:25】 URL | nakanie #-[ 編集] | page top↑
>nakanie

そんなこと言ったっけ?
「馬鹿と煙は高いところが好き」っていうのは昔からある言い回しなんで、それのことかしらん?
「人間は『優』の数ほど欠点がある」と言ったのは覚えてます。

あと君が大学生の頃、常に蛍光ミドリの服ばかり好んで着ていたのは覚えてるよ。歳月は人を変えますね。そして若気の至りは若ハゲのイタリア人と語感が似てる気がしますよ。

では。
【2006/09/06 20:19】 URL | twitetta #-[ 編集] | page top↑
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