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サマーインターン狂詩曲(最終回)
回想はつづく。(前回はこちら

が、その前にさらに遡ってみる。回想における回想。

ほぼ1年前、シカゴGSBからの合格を伝える電話を取ったのは私だった。

その夜、妻は予備校の打ち上げに参加しており、一足先に会社から帰ってきていた私は、ソファーでダラダラと本を読んでいた。

突然電話が鳴り、なにも考えずに受話器を取った私の耳に、英語が飛び込んで来た。

「ハーイ!ヤムリンゴいるー?」

うわ。

その日に合否を伝える電話がかかってくるかも知れないということは私も聞いていた。

でも知っているというのと、心構えが出来ているというのは別。

一瞬でパニックに陥る私。

私「えーとえーとえーと。彼女は出かけてます。」

相手「あーそー。シカゴGSBのアドミッションの○○です。彼女と連絡が取りたいんだけど。」

私「あらら!あらら!そう!そうですか!えーと。妻はいま出かけてます!」

相手「・・・ああそう。連絡とりたいんだけど」

私「はい!はい!・・・えっと、これひょっとして合否を伝える電話?私は夫なんですが」

相手「・・・直接本人と話さなきゃいけないことになってるの。知ってると思うけど」

私「ええ!ええ!もちろん!もちろん!そうでしょうとも!そうですよ俺だって知ってんです、そんなことくらい」

動揺する私。

私「じゃあ。あの。帰ってきたらすぐ電話をさせますよ!はい!名前と連絡番号を!ぷりーず!」

相手「・・・あらそう。私は○○○、電話番号は×××-××××-××××だから」

私「あーはい!えーと繰り返しますねアナタ○○○、おーけー?おーけー。(←自分に相槌)
んで、電話が×××-××××-××××おーけー?おーけー。(←自分に相槌)
すぐ電話させますよ!ASAPな感じで。あははは!」

こんなに動揺した電話は初めてでした。電話を切った後、ひょっとして夫の英語が酷すぎて、妻の合否に影響が出たらどうしようかしら、とか思ったものです。いやマジで。

ということで、回想における回想終了。

そして1年後。留守電にメッセージが残されてから3日後の金曜日のこと。

ESLから帰ってきた私。インターネットで17日の国会中継を見ながら、きっとこの議員(折り紙が得意なことで有名)はネットで「馬鹿さ加減は折り紙つき」とか言われるんだろうな可哀想にとか思っていると、電話が鳴りました。

既に書いたように、妻は先方に携帯電話の番号を散々伝えており、よもや家の電話にかけてくるとは思ってません。

私「ハロー?」

相手「ハロー。ヤムリンゴ いるー?」

私「あー。いま学校に行ってます」

相手「あーそうなんだー。連絡取りたいんだけど。」

私「えーと。・・・どちらさま?」

相手「○○社の○○と言います」

うわ!!!
何十回と繰り返しメッセージで聞いたその声、ひょっとしたら、そうじゃないかと思っていたんだ。

思わず電話口で大きな声をあげてしまう私。

私「いやーー!妻が本当に本当にあなたの電話を待ってたアルよー!!」

こちらの興奮をよそに、電話の向こう側の反応は至って冷静。

相手「ああそう。じゃあかけ直そうかしら」

ちょっと待ってくれ。ここでかけ直された日には一生連絡が来ないかも知れない。
また3日も放置されるのは耐えられん。妻も私も。

私「いやいやいや!携帯に、携帯にかけて下さい。いまなら出るから。プリーズ」

相手「ああそう?・・・彼女の携帯番号知ってる?」

おい!なんで知らないんだよ!妻が何度メッセージ残してメール送ったと思ってるんだ!
そう大文字で叫びそうになる自分を堪えつつ、妻の携帯番号を伝えます。

相手「・・・サンキュー。じゃあかけてみる」

電話が切れるなり、妻に「今からそっちに電話が行くぞおぉ!」と連絡しようと思ったものの、その私の電話のせいで、担当者からの電話に出れなかったら相当面白い洒落にならんなと思い我慢する。

時間がたつこと30分ほど。

妻から電話。

「オファー貰ったよ~。○○社のサマーインターン。ああ・・・ほっとしたぁぁぁぁ」

妻の声を聞いて私も脱力。あー良かった。どうなることかと思った。

ここまで引っ張られて駄目だった日には、妻の精神がおかしくなってしまうところ。

ということで、例の留守電から丸三日後、妻のサマーインターンは無事に決定致しました。

そして妻にとって大事な電話の第一報は、私がとることが多いということも判明。だからなんだって訳じゃありませんがね。もし私と離婚したら、これから先大事な電話を逃すことになるぞと今度脅しておこう。

ちなみに妻が希望していた職種というものは、妻のそれまでのキャリアだけを見ると○○社にとってわざわざ彼女を採用するほど魅力的ではなく、また妻が持っていたコネというものも、その方面では通用しないことが分かっていたため、正直なところ、ばっさり落とされても不思議はありませんでした。落とされたときには「じゃあエンジニアでも良いから雇ってください、と言おう」と冗談で言っていたくらい。
(妻は元エンジニアなので。)

というわけで今回のこのオファー。自分の妻ながら本当に良く頑張ったと思います。大したものです。妻自慢。

そんなことを考えながら感動している私をよそに、妻が続けます。

「と、いうことで今年の夏には西海岸で3ヶ月働くことになるわけだけど、あなたついて来る?」

おっと。考えてなかった。

ではまた。
【2006/02/21 03:18】 | MBA地獄通信 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
<<出がらし日記 | ホーム | サマーインターン狂詩曲③>>
コメント
Twitetta さん、ほんとおめでとうございました。。西海岸もTwiteitte下さいな!私も遊びに行こうかしら・・もしサマーが決まらなければ、サマーを世界各地でやっている友達行脚、なんてのも素敵。中東からヨーロッパ、US西海岸、南米、かなりの範囲をカバー、どうだろ。

おめでとうございました!!!
【2006/02/22 22:34】 URL | 関西のT #-[ 編集] | page top↑
>関西のT様

コメント有難うございました。サマーインターンが決まったのもひとえに私の努力の成果と思われますよ。ええ。
西海岸にお立ち寄りの際は、是非遊びに来てください。お待ちしております。
【2006/02/23 12:40】 URL | twitetta #-[ 編集] | page top↑
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