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ケースインタビューとブレインティーザー
以前、半可通の身でケースインタビューについて書いたところ、「ケースインタビュー」を検索ワードとして当ブログを訪れ、そのまま直帰された方が何名かいらっしゃいました。

まぁそれはそれでご愁傷様というか、何の役にも立たないこと書いてて申し訳ないというかで、取り立てて騒ぐことではないのかも知れません。

というか、そんなことを言い出したらいまだに「rolita」とかで辿り着いている人達になんてお詫びをすれば良いやら分かりませんが、わざわざチェコとか中国からそんな検索ワードで来る人にかける言葉もないので、それは無視することにして。
とは言え、ケースインタビューについては、もう少し書けることがあるので今回はそのお話を。

勿論、私自身はMBAの学生ではなくピッチピッチの主夫。ケースインタビューの練習なんて1ナノセカンドすらやってませんから、「どうしたら良いか」なんてことは書けません。なので、日米のリクルーティングにおける「ケースインタビュー」の違いについて、妻やら他のMBAの学生(海外含む)、はたまたその配偶者達から聞いたことをネタ元として書いてみることにします。

ちなみにこれらの話についての意見や事実関係について、誤認、極端な例があるやもしれませんが、それらの責任は全て筆者である私個人の責任になります。

いつなんどきでも謝罪・訂正・削除の心構えは出来ている。

ってそんなこと威張っちゃいけない。

さてさて、以前妻のサマーインターンのための就職活動(リクルーティング)について、「ケースインタビュー」と言うのがある、と書きました。これはこちらのコンサルティングファームに就職するためにマスターすべき必須スキルでありまして、シカゴGSBの学生も皆その訓練に日々明け暮れています。

ただしこのケースインタビュー、面白いことに日米で少し違うらしいんですね。

日本のコンサルティングファームにおけるケースインタビューとは、「日本には電信柱は何本あるか?」とか、「日本にゴキブリは何匹生息しているか?」とか、「アメリカにあるSUVの数は?」という、どちらかと言えば、こちらではBrain Teaser(頭の体操)と呼ばれる質問が多いそうです。

翻ってアメリカを始めとするコンサルティングファームの場合では、例えば「ビール業界で競合するA社とB社。かつて業界一位だったA社は過去5年間のB社の後塵を拝している。A社が取るべき戦略は?」という具体的なビジネスケースで質問されるわけです。

どちらの場合も即答する必要はなく、質問を繰り出して、そこから得られた情報を元に回答していくことになります。

よって、前述の「電信柱の数」やら「ゴキブリの数」の場合、正解と言うのはありません。いや正確に言えばどっかに正解の数字はあるんでしょうが、細木数子先生の予言すら当たらぬこの世の中、そんなもん少し考えて分かるもんじゃありません。

これらの質問の場合、どれくらいロジカルに考えて、考えを述べることが出来るのか、ということが評価の対象になります。

例えば「日本に生息するゴキブリの数」の場合、「えーと何かに書いてありましたが日本に生息するゴキブリの数は約240億匹だそうです」なんてトリビアルな答えは求められてません。お前は雑学王か、で終わっちゃいますからね。

だから答えるとすると、殺虫剤の消費量とか、排出されるゴミの量に比例すると考えて...とか、正しいロジックは知りませんが、それなりにロジカルな思考過程を辿ってそれらしい答えを出す訳です。

ちなみに電柱の場合は...なんでしょうね。「高松では電柱の数ほど、うどん屋が存在する」と言われてるので、「高松に存在するうどん屋の数」を想定して、それで求められる人口比での関数を日本全国に適用すれば...多分落とされるでしょうな。こういうこと言ってちゃ。

まあ、要するに本当の意味における「正解」は求められてないと。

これがアメリカのコンサルティングファームにおけるケースインタビューとなると、なんと「正解」があるんですね。ビール業界の例で言えば、A社がB社に遅れを取っているであろう「原因」と言うのはあるわけです。だからどんなにもっともらしく聞こえても、その「原因」と「打開策」(とされているもの)を見つけ出さなければそのインタビューは失敗、どうもご愁傷様でした、今回はご縁が無かったということでうんぬん、てな結果になります。

しかもタチの悪いことに、面接側は事前にいくつか重要なデータを隠し持っており、面談者が適切な質問をしたときに初めてその情報を提供してくれる仕組み。
例えば「A社でのオペレーションコストはどうなってるんですか?」と質問をして、そこで初めてデータの記載されたペーパーをくれたりします。聞かない限りはくれません。

これらの情報をもとに、時に手元の紙で計算なんかもしながら、見事正解を出せれば「そのケースをクラックできた」となり、本当にどうもおめでとうございました、さあ次のケースに参りましょうと続くわけです。
そう。ケースは一個じゃないんですね。多少の違いはあるそうですが、1回の面接で複数(3つとか)のケースをやらされ、その内一つが駄目でも「はい終わり!」となるそうです。
それは厳しい。

こちらの場合、ロジカルシンキングもそうですが、これは候補者がフレームワークをしっかり身に着けているかどうかが重要とされるんでしょうね。
当然全て英語です。日本の場合は、英語だったりすることもあるそうですが、大概日本語とのこと。

こう見てみると、日米で比較するとそのキツサというのは随分と差があるような気がします。(勿論、日本のコンサルティングファームでもケースインタビューをやっている所もあるそうですが。)

とはいえ、これは別に日本のコンサルティングファームの方が劣っているからということではありません。色々な事情もあるんでしょうが、日米の就職活動のスケジュール、プロセスに大きな違いがあることにその原因があるように思われます。

日本のコンサルティングファームが、シカゴGSBの学生向けにサマーインターンのリクルーティングを行ったのは、去年の10月ごろから年末にかけての時期に集中します。
つまりMBA1年生の方々は、ろくに授業も受けてない状態でリクルーティング活動を開始しなければいけません。

その時期にアメリカ風のケースインタビューをされても、まだそれをクラックするフレームワークを学んでない人も多いわけで、それでは余りに不公平になります。

翻ってアメリカのコンサルティングファームがリクルーティングを行うのは、まさに今の時期(実際はもう終盤に入ってますが)、学生達は1セメスター終わって一応何らかのMBA教育は受けていると仮定されます。だからケースインタビューも具体的なビジネス事例になるのではないでしょうか。

じゃあ何で日米でこんなにリクルーティングの時期・プロセスが違うのか?

こちらにリクルーティングに来るコンサルティングファームはどこもグローバル展開をしている大手ばかりです。例えば○○コンサルティングのソウルオフィスというのがあるとして、そこからも当然リクルーティングに来ますが、その場合でもアメリカ本社とほぼ同じ時期・プロセスで行われます。(面接の一部が韓国語だったりはするそうですが。)

ところが、そのコンサルティングファームの日本オフィスだけは、上述のように、アメリカを含む他の国々とは異なった、「日本方式」でリクルーティングが進められていきます。

この日本オフィスだけの独自路線の理由・・・実はこのことについては、よく分かりません。少なくとも私には。
私の妻もケースインタビューの練習はしてますが、コンサルティングファームは狙ってないので、そこらへんの事情は良く分からないんですよ。腰砕けで失礼ですが。

なので、どなたかご存知の方がいれば、匿名でも鍵コメントでも構わないのでご教示頂ければ幸いです。

もしくは記述内容に「これは違う!」とか「そうとは言い切れないぞ!」というご指摘も有難く頂戴致します。

なんだかシカゴGSBに限らず、他のMBA学生の方にもこのブログを見て頂いてるらしいので、そう言った方にも期待したりして。どうぞよろしく。まだ見ぬあなたにラブレター。

ではまた。
【2006/02/12 17:39】 | MBA地獄通信 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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