TWITETTA!

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【--/--/-- --:--】 | スポンサー広告 | page top↑
既知との遭遇
「20世紀を代表する名経営者」と言えば誰か。

聞く人によって、その答えは様々だろうが、まぁ世界中でアンケートを取ったとしたら、かなりの確率で挙げられるであろう名前がある。

その名もジャック・ウェルチ。GEの元会長兼CEOであり、ある意味で全てのビジネスパーソンが目指す理想のリーダー像を体現した人物ともいえる。

「選択と集中」「フラット型組織」「シックスシグマ」等、意味は分からなくても、これらの言葉を聞いた事の無いビジネスパーソンは物知らずのレッテルが貼られても文句は言えないだろう。

自伝も売れたしね。




なんでそんな事を書き始めたかというと、
今日、その本人の話を聞き、言葉を交わし、握手をしてきたから。



うひー。(写真左はヤムリンゴ)

そう、ジャック・ウェルチがシカゴGSBを訪れ、セッションを行ったんですね。非常に楽しみにしてました。

セッションは夕方16:30~17:30、シカゴGSB内ウィンターガーデンというホールに舞台が設営され、周囲を囲むように客席が並べられました。私達は16時過ぎに着きましたが、座席は既に9割方埋まっているという盛況ぶり。そりゃそうだ。日本野球少年にとっての長嶋みたいな、いやそれ以上の存在ですからね。

予定の時間を過ぎる事10分程、シカゴGSB学長とともに、ジャック・ウェルチが登場しました。
実際に見る彼は想像していたのよりもかなり小柄で、「火の玉ジャック」「中性子ジャック」と言われ、強烈なリーダーシップで知られた伝説的人物とは一瞬信じられませんでした。

良く「アメリカでは身長と収入が比例する」、なんてデータがもっともらしく発表されたりしますが、少なくともジャック・ウェルチには当てはまりませんな。

盛大な拍手が終わると、早速舞台の上で、ウェルチとシカゴGSB学長のセッションが始まります。

ここで問題が発生。マイクとスピーカーの設定が悪かったのか、私達の座った席ではまったく何を言ってるのか分かりませんでした。

GSB学長「ウーワワウワウワ、ワウワウ、ウーウワウワ?」
ウェルチ「ウーワ・・・ウワフワウワ、ウワウワ、フワファアワ」(笑)

こんな感じ。
只でさえ聞き取れる自信が無いのに、一体どうしろと。
周囲を見渡すと、私達だけでなく、アメリカ人達も「おいおい聞こえねぇよ」という感じで困惑顔。仕方ないので折角取った席を離れ、少しでも聞き取れる場所を求めてうろつく事にしました。

最終的にあるスピーカーの前に陣取り、立ちながら話を聞く事に。天下のシカゴGSB、MBAトップスクールの癖に仕事っぷりがお粗末です。

どうやら苦情があったらしく、15分くらいしてから漸く壇上の二人に手持ちのマイクを渡され、それを使って話が続けられました。相変わらずかなり聞き取りづらいのですが、少しはマシに。

ウェルチの話の内容自体は、私のリスニング能力にかなりの不安があるので、ここに詳しく書く自信が全くありませんが、彼が言った(と思われる)内容で印象的だったのは、

「人生は決して直線ではなく、良いときもあれば悪いときもあるのが当たり前だ。馬から落ちたとしても、決して恐れず、勇気を持って再び馬に乗る事が大事なんだ。」

という言葉です。(というか、そんなことを言ったと思う)

月並みな言葉に聞こえるかもしれませんが、GEにおいて、戦略的に10万人以上の人間を落馬させた(クビにした)人が言うと非常に説得力があります。自分が落馬を恐れないからこそ、そういうことも出来るのかいな、と。

なんか感心するポイントが間違ってますかそうですか。

セッションが終了後、場所を移してウェルチの新刊の即売会兼サイン会が行われたので、夫婦で参加しました。それが上の写真。

夫婦で二・三言葉を交わしつつ、サインと握手をして貰いました。えへへ。

間近で見るウェルチは、やはりエネルギッシュな人物でした。かなりの数の学生が並んでいるにも関わらず、一人一人の目を見ながら、何かしら気さくに話しかけており、私とした握手も力強かったのが非常に印象に残ってます。

富も名誉も売る程ある以上、そのへんの作家が販促の為にサイン会をやるのとは訳が違います。(別に作家のサイン会が悪いと言ってるのではありません)

昨日も別の大学(実は私の通うESLのあるところ)のMBAを訪れており、そこでも学生の列が途切れるまで延々とサインをし続けたというんですから、とても今年70歳とは思えません。

私自身はこれまで別にウェルチ信者という訳でもなかったのですが、未来のビジネスを担って行くであろう学生に対する、彼の姿勢に感動しました。実際、なかなか出来る事ではないですよ。

私達夫婦にとっては、歴史に名を残す名経営者と同じ場を共有出来たというだけで、忘れ難い一日になりました。

ではまた。
【2005/10/07 23:29】 | 日記@シカゴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<シカゴマラソン観戦 | ホーム | 寒ぃ>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
→http://twitetta.blog39.fc2.com/tb.php/104-d4d32b06
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。