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五平餅と芋羊羹
娘がハイハイするようになった話はしたような。しませんでしたか。いやしましたね。

10ヶ月の月誕生日(ってそんな言い方するかは知りませんが)を目前に、ヨタヨタとハイハイをするようになった我が子ですが、その後彼女の行動範囲の拡大、移動速度の向上には目を見張るものがあります。

ちょっと前までは、置いたらそのままの姿勢を維持してくれる、よく言えばお人形のよう、悪く言えば生温かい荷物みたいにハンディかつポータブルな感じだったのに、今ではひとところに身を落ち着かせてくれることがありません。

どんな姿勢で置かれようと、常にハイハイの姿勢を目指し、すぐ実行。本人すら知らぬどこかへ疾走しようとする様は、何だか生命の成長しようと言う姿勢というか、生命力の暴走がビンビンに感じられて、そんな向こう見ずな元気をとうの昔に失った大人である私は羨ましい一方で、手を焼いています。

いや元気なのは良いんですがね。

何が厄介かと言うと。

娘が生まれてから私は一つのタスクを自分に課していました。

基本、オムツは私が替える。

つまらないことですが、それが父親として私が自分に誓った約束。矜持。ルール。

ほぼ完母(・・・って子供がいない方には聞き覚えがないかもしれないので説明すると、完全母乳育児のことです。日本郵政株式会社が運営する旅館はあんまり関係ない。)で育てている我が家にとって、基本、母親は大忙し。

生後間もない時は数時間おきに、それがおさまって復職しても、今度は仕事中に搾乳したり、母親は子供を生んだ次の瞬間からいつ終わるともしれぬ義務が発生するわけで。

それに対して、父親にはこれと言った義務はありません。家によってはお風呂に入れるってのがあるかもしれませんが、それだって一日一回でしょうし、そもそも我が家は風呂の構造上、私が娘をお風呂に入れるのは出来ない。

んで、出産する前後から決めていたのが、先にも述べた「基本、オムツは私が替える」というやつです。

授乳と同じくらいの頻度で発生し、「今日は疲れてるから・・・」と言ってパスできないタスクとしてはこれくらいしかなかったというのもありますが、とにかく、娘が生まれてからこの10ヶ月、デイケアに預けていないときは基本的に私が替えてます。

私が不在だったりして、全部を替えるのは無理なときもありますが、割合で言えば、娘が生まれて移行、多分全体の70%くらいは私が替えてます。

(主観的には90%くらいのつもりなんですが、妻からは70%くらいだと言われました。多分私が見てないところでウンコシッコしてるんでしょう。きっと。)

そんなわけで、今や活動的極まりない娘のオムツを替えるのが、本当に大変になってきました。

何故だかわかりませんが、今の娘は仰向けに寝かされることが大嫌いなようで、オムツを脱がすことすら一苦労。

アマレスの選手を思わせる首の力でブリッジをして体を捩じらせ、同時に驚嘆すべき上半身のひねりを加えて、必死でお腹を抑える私の手から脱出を試みます。

お前のためにやっているのに、何故そんなにじっとしないのだ娘よ。石の上にも三年という言葉を知らないのか。

うっかり手を離そうものなら、クルリと四つんばいでハイ着地。お尻に五平餅みたいなものをぶら下げたまま、スタタタターッと駆け去っていく始末。

ああああっ!ちょっと待って!うちは全部屋カーペット!

お尻拭きを片手に、追っ駆けっこをする親子。娘は笑顔ですが、こっちは全然楽しくありません。

一応、気をそらすアイテムとして、携帯電話や家の鍵を渡して、それに夢中になってる隙にオムツ替えを終了させるということもやってみたりしました。

これが成功する日もあるのですが、娘の興味の対象は日々移ろい易く、昨日効いた手が通用するとは限りません。

駄目なときは何をしても駄目。

しばらく検討した結果、このままでは親としての威厳が保てないので、父親らしく力で言うことを聞かせる事にしました。

全然知恵を使ってない感じもしますが、きっと気のせい。

所詮は生後10ヶ月、力で大人に適うわけがありません。

首ブリッジしようが、上半身を捻ろうが、グイッと押さえつけてしまえば動けないに違いない。

なんてったって腰は体の重要ポイント。字面を見ても、「にくづき」に「要」ですからね。それを抑えちまえばこっちのものよ。ふふふ。

というわけで、今度は左手で娘の腰骨のあたりを今まで以上にしっかり抱えてみることにしました。

右のわき腹は人差し指から小指までの4本指で、左のわき腹は残る親指を使ってガッチリと。

そう考えて、左手で娘の動きを封じつつ、空いた右手でオムツをはずします。

娘が泣くのもかまわず、両脇のマジックテープをペリリペリリ。無駄な抵抗はやめろ!

娘は上半身をそらしたり捻ったり、なんとか脱出しようとしますが、私の左手のホールドは完璧。腰は床にくっつけたまま微動だにしません。

よし、これだ!完全に極まった!

芸術的なまでの間接技を誇った、往年のヴォルク・ハンを思わせる私のオムツホールド。

コツをつかんだ私は大喜び。

これを極められて逃れた奴はいないぜベイベー。観念するのだ!

よく分からない独り言をブツブツ言いながら、右手でお尻拭きを取り出す私。ハタから見たら馬鹿みたいでしょうが、やってる方は勝利感に酔いしれていました。

と、その瞬間。

それまで、無防備にブラブラさせていた娘の両脚が、がっしと私の左手に絡みつきました。

お。何のつもりだ。と思う間もなく、娘は私の左腕を両脚でグイグイと絞りあげてきます。

娘の姿勢だけを取り上げてみたら、それはまるで腕ひしぎ十字固めをしているような感じ。

こんな感じ
<イメージ画像>

クロスした娘の両脚は、的確に私の前腕部を圧迫し、てこの原理を利用して私の体のバランスを崩そうとしてきます。

合気道や護身術を齧った人なら分かると思いますが、人間の腕はある方向からの圧力には大層弱い構造になってます。

たった今、娘がやっているのがまさにそれ。

あだだだだ!

あれほどガッチリと娘のお腹をホールドしていた私の左手が、一瞬外れてました。

その機を逃さず、グルリンと寝返りをして四つん這いになった娘は、さっきまで泣き叫んでいたのが嘘のようにスタタタタッ!

その裸のお尻には踏み潰した芋ヨウカンのようなものがブラブラブラブラッ!

オムツ拭きをもって追っかける私。

ああ!今日も負けた!

日々、こんな感じです。

ではまた。
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【2009/03/07 23:50】 | アメリカで育ててみる | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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