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まぁ落ち着け。
リビングで妻とTVを観ていたところ、寝室から娘の泣き声が聞こえた。

妻よりも先に娘の元に駆けつけようと、ガバっとソファから立ち上がり、寝室に向かおうとした刹那、

ガッ。

左足の親指をテーブルの足にぶつけた。

自分の鼻から「プヒィ」変な音が飛び出したのを感じながら、足元を見ると、そこにはみるみる蒼ざめていく親指の爪が。

そして、その爪の両脇からは、もりもりと鮮血が溢れ出てきた。

赤い血にはさまれた幅広の爪の青さがひどく鮮明に私の目に映る。

私はひどい巻き爪(いわゆる挿入爪)で、正面からみるとひらがなの「つ」みたいになっている。

その「つ」の下に丸まった部分で包まれた部分が裂け、その一方で反対側の端が肉に突き刺さり、両側からの出血を促したようで。

いてててててて。

出血は5分ほどで収まり、足を引きずりながらも歩けるようになったが、爪の蒼さは増す一方。

綺麗なピンクで並んでいる、他の四本の爪と並んだ様子は、5人家族に一人ゾンビが混ざってるみたいな按配。

これは爪、死んじゃったかなぁと思いながらも、丁寧に消毒し、バンソウコを巻いて安静にしていた。

それが4日前。

一昨日のこと。リビングでパソコンをいじってると、娘の世話をしている妻から呼ばれた。

声の様子は緊急性をおびている。今行くぜ妻子よ。

ガバッと椅子から立ち上がり、左足をかばうようにしながらも全速力で駆けつけようとする。

ガッ。

右足のかかとに、左足の親指を引っ掛けた。

「はぁあぁあああ!」変な悲鳴とともに、背筋に嫌な汗が湧き出るのを感じながら、足元を見ると、

親指の爪が直立していた。

ほぼ90°の角度でそそり立つ私の爪。地面に隠された秘密基地のハッチが開いたみたいになっていて、そこには初めて見る、爪の下の肉が。

秘密兵器が飛び出す代わりに、すぐに真っ赤な血が溢れ出てきた。

いててててて。

爪先を抑えながら、ケンケンでティッシュペーパーを取りに行き、元気良く「ハイ先生!」してるみたいな爪に触らないように出血を抑える。

あぁ痛い。あぁ痛い。あぁぁぁ痛いと思いながらも、意外に冷静な自分を発見。

静謐な気持ちで、周囲の様子がはっきりくっきり見えていた。なんだこの感覚。走馬灯?いや違う。

燃える爪先とは別に、冴え渡る私の脳みそ。

『足の爪を剥いたら、世界が見えてきた』とかそんな本を書こうかしら、そんなことを考える私。

ゴロゴロと転がりながら妻子のいる寝室に。

良く考えたら、こんな状態で駆けつけても、妻にとって世話する人間が増えるだけなのだが、そんなことには気が回らない。

全然世界が見えてないではないか。出版は中止しよう。

そんなこんなで、人生で初めて爪を丸ごと剥くという経験をしました。

いまは何もしなくても赤いマニュキュアを塗ったみたいになってる親指を大事に介抱しています。

良い大人なんだから、もうちょっと落ち着いて行動したい今日この頃。

おや。娘が泣いているようなので、いますぐ寝室に駆けつけなければ。

ではまた。
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【2008/09/22 12:12】 | 日記@シアトル | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
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