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目指すは、たらちねの父
今日、日付をみたら5月30日になっていて驚きました。

気づけば娘もまもなく生後二ヶ月だというのに、主観的には2週間程度しか経ってないように思えます。

産休の妻と、卒論が終わった私は、世間から遠く離れ、相変わらず娘のバイオリズムに基づいた生活を送ってるわけですが、見事に日付の感覚を失ってます。

私たちにとっては、毎日が「昼」と「夜」、ではなく、延々と「ひるよるひるよるひるよるひる」と一綴りになった長い一日がマラソンのように続いている感じ。

世のお母さんのなかには、この育児に旦那の世話までやらなきゃいけなかったりする人も多いわけで、その大変さは想像を越えますね。

現在かろうじて学生、実質は絶賛無職透明の私としては、育児にフルコミットメントできる良い機会だと思ってるのですが、男女に与えられた特権の不平等さに苛立つ毎日です。

何が不平等って、男の出来ることの何と少なく、情けないことか。

一応のルールとして、オムツの交換はすべて私がやることになってます。

妻はもう、私のことを名前ではなく、「オムツのひと」と呼ぶようになって久しいです。

なんたる人格の否定か、と抗議の声をあげようかとも思いましたが、私も妻のことを「そこのおっぱいの人」呼ばわりしているので、あまり偉そうなことは言えません。

とにかく、そんなわけで、昼夜を問わず、娘がオムツを濡らすと私の出番。

この二ヶ月で、オムツを替える私の手さばきも随分と上達しました。横浜中華街の餃子職人のような手際の良さ。

娘が下半身から定期的に放つ、炊き立てのご飯のような香りにも慣れ、「今日は納豆食べようか」とか思う余裕すら生まれています。

すっかり育児に貢献しているつもりになり、自己有能感も満たされつつあった私ですが、ふと考えました。

娘にとって私はなんなんだろう。

父親?いやまだそんな認識は出来ないはず。

多分、単なる用便処理係。

一方、妻はというと、神様によって授けられた授乳というスキルによって、娘の寵愛を一身に受けているように見えます。

授乳のたびに、必死の形相で母親にむしゃぶりつく娘を見ると、そこには単なる栄養補給ではなく、親子愛と言ったイメージがちらつきます。

娘の世話をしてくれた看護婦が以前言っていました。

赤ん坊は母乳を飲んでいる間、脳内にエンドルフィン、いわゆるハッピーホルモンが分泌されるそうで。

この脳内分泌ホルモンのおかげで、当初黄疸が出ていた娘は毎日の採血の際でも、おっぱいさえ飲んでればハッピーこのうえなく、涙一つ浮かべることもありませんでした。

オムツを替えられても、エンドルフィンは出ないでしょうな。間違いなく。何この不平等。

男についている乳首などというものは、体の正面がどっちにむいているかの目印以外の役には立ちません。

せっかく育児にフル参加しているのだから、いっそ、母乳に対抗して、父乳とでもいうものが出れば良いのに、と神に呪詛を投げかけたくなります。

ちなみに、父乳の場合はアドレナリンが分泌されたりすると楽しい。ってどんな育児だそれ。

悔しいので、最近はおしゃぶりを使って、「偽乳首作戦」と名づけたあやし方を実践中です。

娘を心持ち横抱きにして、私の役立たずの乳首と赤子の口の間におしゃぶりを固定するような形で、娘の口におしゃぶりを押し込むというもの。

これがまた、効果覿面。結構激しく泣いていたとしても、この抱き方でしばらくウロウロしてれば、高確率で娘は寝入ります。

偽乳首にだまされた娘がよだれで私のTシャツの胸のあたりをぐっしょりと濡らすため、この作戦が終了したあとの私は、まるで猛烈に父乳が漏れたびっくり人間みたいになってますが、それもまたリアリティがあって良いでしょう。なんのリアリティだか分かりませんが。

まぁそんな感じで、日々Tシャツに二つの丸い染みをつくりながら生活しています。あまり他人には見せられない。

男が育児にコミットするって難しいですね。

ではまた。
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【2008/05/30 12:25】 | アメリカで育ててみる | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
傍から見たら馬鹿みたい。
深夜。

「ウ゛ア゛ア゛ァァァァァ!!!!」「ウ゛ア゛ア゛ァァァァァ!!!!」

赤ん坊の泣き声って、本当に文字に表せないものですな。妥協点が↑これ。

何が気に食わないのやら、大泣きする娘。

何とか泣き止ませようと、必死であやす私の寝ぼけた頭に浮かぶのは、沸騰する鍋。

娘の形をした鍋の下には轟々と火が燃え盛っており、その炎を元から消しさる術はない。

私に出来ることは、せいぜいコップ一杯程度の水を注ぐことくらい。

蕎麦を茹でるときの、びっくり水程度の効果。

人間30年以上生きてきても、なんと無力なことか。

湯気をかきわけ水を注ぐと、一瞬勢いは収まったように見えるが、すぐに元の温度にもどる。

「ウ゛ア゛ア゛ァァァァァ!!!!」「ウ゛ア゛ア゛ァァァァァ!!!!」

必死にコップで水をすくい、鍋に注ぎ続けるも、努力はむなしく、ぐんぐんと温度は上昇。

いつしか沸点を越える鍋、いや赤子。

焼きたてホカホカの土偶のような顔になり、ぬらりとした歯茎を覗かせながら、原始的な呪詛を叫び続ける。

保水力抜群の娘の肌で、涙は流れ落ちることを許されず、目元で玉となりつづける。

これだけ見れば、朝露のようなに美しいのだけれど、
BGMは「ウ゛ア゛ア゛ァァァァァ!!!!」

臨界点を越えた赤子の鳴き声は、不思議な歌声のように転調する。

「ウ゛ゥァァァーーーーララララララ!」「ゥ゛ゥァァァーーーーラララララ!」

なぜ「ララララ」と聞こえるのだろう。それとも、私だけでしょうか。

ぐらぐらと沸騰し続ける娘を抱いた私は爪先立ちで、ホイホイと左右に華麗なステップを踏み、口では「ポエポエポー!」「ポエポエポー!」とどっから出てきたのか分からない言葉を叫ぶ。顔は必死。目は本気と書いてシリアスリー。

横では妻が、スーパーのビニール袋を両手でシャカシャカと揉みほぐしながら、赤子が胎内で聞いていたものに近いと言われる音を立て続けている。こちらも顔は真剣。

そんな親の気持ちも通じず、抱かれた赤子は相変わらず泣き叫んでいる。

ララララララ!ララララララ!ポエポエポー!ポエポエポー!シャカシャカシャカ、シャカシャカシャカ。

なんだこの風景。
【2008/05/16 12:19】 | アメリカで育ててみる | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
告白
ここ1ヶ月と少しの間、私はひどく不安定な心理状態にあった。

知らない間に、自分が何か大変な犯罪に巻き込まれているのではないかという疑念に憑りつかれていたのだ。

ご存知の通り、ここは日本ではない。罪科によっては強制送還なんてこともありうる身分。

だから渡米以来、私は細心の注意を払って、どんな法でもルールでも、決して一線を越えることないように生きてきた。

文字通り死活問題なのだ。

そもそも、思い返せば子供の頃から、私は真面目だった。

それはもう、初対面の教師にいきなり学級委員に推薦されたり、リズム感も無いのに合唱コンクールで指揮者をやらされるくらい。

きっと見た目が真面目に見えたのだろう。単なる嫌がらせだったという説もあるが。

もし評価が人を作るというのなら、きっと私は真面目だったのだ。

そんな生真面目でビバ!コンプライアンスな私にとって、この何らかの犯罪行為に加担しているかもという予感は、ひどく心を消耗させるものだった。

そして今日、私はこれが疑念ではなく、事実だったと分かった。

明らかに罪を犯している。

この比較的、匿名性が保証されるブログにおいて、私は、自らが犯している罪を告白しようと思う。

どうか個人的に私のことを知ってる人は、この告白を読んでも通報したりしないで欲しい。

卑怯者と言われるかも知れないが、この心の重荷をすこしの間だけ、横に置きたいだけなのだ。


それでは小声で。


「うちの娘の可愛さは犯罪的。何かの法律に違反しているとしか思えない。」


ふぅ。すっきりした。


ではまた。





※今回のエントリについては、「この親馬鹿!」以外のコメントは禁止させて頂きます。
【2008/05/13 04:48】 | アメリカで育ててみる | トラックバック(0) | コメント(10) | page top↑
お詫びと現状報告
(_ _ )  ただいま育児集中月間のため、更新が滞っております。
 ヽノ)  申し訳ありません。
  ll  

ちょっとだけ現状報告を致します。

卒論の方は4週間前に、担当教授からOKを頂きました。

結局第七版で完成となりましたが、おそらく最後のヴァージョンに添付ファイルでつけた娘の写真が好印象だったのだと思います。

調子付いて口頭試問も先週の金曜日に済ませました。結果はまだですが、まぁなんとか。

土壇場で学部長が欠席になったと聞いたときには、神に感謝の言葉を捧げました。

近日中に、またエントリが書けると思いますので、もう少々お待ち下さい。

娘は元気です。

ではまた
【2008/05/12 03:21】 | 日記@シアトル | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
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