TWITETTA!

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お知らせ
気づけばWeek 8、感謝祭をはさんだらあっという間に冬学期が終わってしまう。

って洒落になってません。

修士論文を今月末までに提出しなければならないのですが、昨晩、担当教授よりメールが来て、ドラフトを来週までに出しやがれと優しく尻を蹴り上げられました。おいおい聞いてねえよ。

ちょっと修羅場モードになることが予想されるので、しばらくブログを休みます。

来月あたりにまたお越し頂けると更新してるかもしれません。

んなこと書いておきながら、発作的かつ現実逃避チックにエントリを上げてしまうことも良くある私ですが、まぁ基本、頭からブログのことを締め出すつもりで、決意表明。


ではまた。



筋肉少女帯「戦え!何を?!人生を!」を聴きながら。

twitetta 拝
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【2007/11/15 06:47】 | LOC涅槃通信 | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
ネパール人とお茶会
妻の住むシアトルを離れて、最近悔やんでることは、カメラを持ってこなかったこと。

考えてみれば、この冬、無事に卒業が出来れば、もうしばらく、シカゴに来ること無いわけで。

夏の眩しかったシカゴの町並みは、もうすっかり枯葉に覆われ、目に痛い程だった緑も、いまやすっかり秋模様。

キャンパスの木々も赤や黄色に衣替えを済ませており、その暖かい色合いは、まるで地面から何かのエネルギーを吸い取ってるかのように、輝いていて。

この風景を写真に撮れないのが実に惜しい。

今時、携帯にカメラの一つも付いてるのが当然なのでしょうが、私達夫婦が渡米時に買った携帯電話は一番安い型。

しかも、「一個買ったら、タダでもう一つ付いてきます」という、貧乏夫婦のために作られたようなタイプ。

当然、必要最低限の機能しかついていません。

とりあえず、感謝祭にはシアトルに行くので、シカゴに戻るときにはカメラを忘れないようにしたいと思います。いやまじで。

そんなことを考える毎日ですが、秋もそろそろ、その底に着いたようで、いまや日に日に冬らしく、要するに更なる深み向けてブクブクブク。

冬将軍が住む海底まではあと数マイル。そんな感じでしょうか。

ちなみに最近、私が帰って来てから、まずすることは、お茶を入れること。

日本の両親から送ってもらった日本茶を2杯。

1杯は自分のもの。もうひとつはルームメイト用。

最初はネパール人の味覚に日本茶が合うか心配だったのですが、Rはかなり気に入ってくれたようで、淹れると喜んでくれます。

基本、ルームシェアをしているといっても、ほぼ完全に別の生活ルーティンを送ってるもの。そんな私達にとって、お茶を飲むのは、数少ないコミュニケーションの機会の一つ。

ちなみに、最初に日本茶をRに飲ませたときの話。

「日本茶淹れるけど、飲む?」

「もちろん!私、お茶が本当に好きなの。お茶の無い人生なんて想像もできないくらい。だから、どんな種類でも大歓迎」

「んー。いわゆるグリーンティーとはちょっと違うかもしれないけど。まぁどうぞ」

と言って、コーヒーカップに淹れたお茶を渡す私。

カップに鼻を近づけ、湯気を吸い込んでRが言う。

「なんだろう。草の匂いがする」

「草・・・そりゃそうかもね。なんせ原材料は葉っぱだから」

しばらくカップの中を眺めてから、一口すする彼女。

「おー!美味しい!こういう味好き」

「お。それは良かった。」

気を使ってるのかどうかは知らないが、少なくとも即座にミルクや砂糖を入れたりしなくて幸い。

「気に入った。良かったら、今度からあなたが日本茶を淹れるときは私の分も作ってね」

オーケーオーケー。

本当に気に入ってくれたのならこんなに嬉しいことはないよ。社交辞令は通用しないと思ってくれ。

その後もちびちびと啜っていたRだったが、突然、何か大発見をしたかのように、カップから顔をあげるとこう言った。

「オーケーわかった!これ、枝豆が入ってるでしょう!」

その発想は無かったわ。
【2007/11/13 17:16】 | エヴァンストンで一人 | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
世界に平和を、人に愛を、私にはチョコを。
渡米から2年間、英語が通じない話はそれこそ星の数ほどありました。

スタバでキャラメルマキアートを頼んだらコーヒーが3杯出てきたこともあったっけ。

そんな話も今は昔。

今となっては良い思い出です。

今日は学校の図書館で勉強。

小腹が減ったので、喫茶店まで赴き、ミディアムサイズのコーヒーとチョコレートデニッシュを注文。

ちなみに、チョコレートの発音記号はt∫o'(:)k(э)lэt。

発音記号に馴染みがない方のために無理矢理カタカナで書くと、チャコレットとかチョコリットとか、まぁそんな感じになるんでしょうか。

少なくとも「チョコレート」という発音ではない。

この辛く惨めな2年間を経て、私のオーダー力もアップ致しましたよ。

というわけで、カジュアルにレジに進み、余裕をかましてオーダーする。

念には念をということで、ディスプレイ越しに食べたいデニッシュを指差すのは忘れない。

チャコリットデニッシュとミディアムカァフィー」

「デニッシュね。あとコーヒー」

「そう」

「チーズの奴?」

「いえ。チャコリット」

「チーズの奴なのね?」

「いや。チョコリット」(←不安なのでちょっと訂正してみた)

「ラズベリー?」

「いやチョコリット。てかチャカリット。てか、もうそれ!それ!それ頂戴!」

「ああこれ。チャカリットの奴ね」

だからそう言ってるじゃないかママン。俺のチャカリットと貴女のチャカリット、一体何が違うのか。

もうなんだか、そのうち私も英語が喋れるようになるかも、なんてそんなことは儚い幻想なのだと確信させられる。

そして、いつの日か世界人類が分かり合えるかも、そんなことも起こりえないに違いない。

チョコレートがチャコリットでもチャカリットでも島倉千代子でも、なんでも良いから通じる世の中が来るといいのにね。

ではまた。
【2007/11/12 10:03】 | Lost in Translation | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
オーキードーキー!
哀れ、ミクロ菩薩がミクロ経済に苦しむ衆生を救済に来ることはなく、Kelloggの選択授業に出席。

この授業の嬉しいところは、休憩時間が若干長いこと。

一つの授業が3時間あるのだが、1時間30分過ぎたところで一旦休憩が入る二部構成。

私の学部の場合、休憩時間は10分とか15分、酷いときには5分だったりするのだが、この授業は20分ほど休憩が入る。

なので、結構きちんと休憩できたり。

いつもなら休憩時間には売店に行って夜食代わりのピザなりチキンナゲットを頬張るのだが、今日はそのまま教室に居続ける事にした。

他学部の授業というのは何とも慣れないもので、なかなか知り合いができません。

また、Kelloggは数あるMBAプログラムの中でもチームラーニングとでも言うべきものに重きを置いているらしく、学生同士の仲が非常に良い印象があります。

この教室でも、60人近い生徒、全員が互いに友達みたいな感じといえば良いのでしょうか。

そうすると、他学部から来た学生としては、どうしても余所者みないな気分になるわけで。

今ここで、小学校のように「はい仲のいいもの同士でチームになってー!」とか言われたら、間違いなく私一人が取り残されそうな感じ。

そんなことを考えるだけで、ボタボタと音を立て落ちる涙を見つめる、俯き加減の自分が想像できてしまいます。せんせーtwitettaくんが泣いてるー。

まぁ、そこまで孤独感を感じることもないのだけども。

そんなわけで、休憩時間中もPCを開いて、別件のレポートを見直したりしてました。

気づけば、隣に座る中東系の男子学生も、なにやら別のクラスのテキストを開きつつ、レポート用紙に書き込んでます。

彼は少し文章を書き進めるたびに、

「オーキードーキー」

と呟いてます。

「オーキードーキー」英語で綴ると"Okie Dokie"ですが、意味としては"OK"と全く同じ意味です。ちょっと子供っぽい言い回しというか、カジュアルなニュアンスがありますが。

ぱっと思いつくところでは、映画「マトリックス」でキアヌ・リーヴス演じるネオが、超高層ビルから大ジャンプを試みるシーンで言ってました。字幕では「よし」とか「上等だ」とかになってましたが。

隣の彼も、きっと自分で書く内容を良く吟味しつつ、"Okie Dokie"と呟いてるのでしょう。

「オーキードーキー」・・・カリカリカリ。

「オーキードーキー」・・・カリカリカリ。

中東系らしい彫りの深い顔立ち。髭の剃り後も青々としている彼が、眉をしかめながらも「オーキードーキー」と呟く様は、なんだかユーモラスで可愛らしい感じもします。

そんなことを思いながら、PCに視線を戻すと、彼が言いました。

「おーきーどーきー・・・」

「おーきーどーきー・・・」

「とーきーどーきー わたしー なにもしませーん!」

うわ!日本語喋ってたのか!

よくよく見てみると、彼が開いていたテキストは日本語クラスのもので、彼は英作文ならぬ日作文の宿題をしていたのでした。

彼は続けて言います。

「いつもー・・・いつもー」

「いつもーケーキを わたしは たべまーす!」・・・カリカリカリ。

発音上手いな。

しかも丁寧に手書きで日本語を書いてます。

ちょっと文章はぎこちないけど。

「日本語のクラス取ってるんだ?発音上手いね」と話しかけると、彼は真っ白な歯を覗かせて、恥ずかしそうに笑いました。可愛いじゃねえか。

それにしても、MBAの授業だけで大変なハードワークだろうに、日本語の勉強までしてるなんて何て向学心旺盛かつエネルギー満タン。ちょっと感心してしまいました。

「なんか分からないことがあったら、なんでも聞いて」と言うと、彼は言いました。

「おーきーどーきー」

今のはどっちだ。まぁ良いけど。

それから、ちょこちょこと彼に聞かれたり答えたり。

「あのーカズキって知ってる?」

「カズキ?だれそれ?日本人のMBA学生?」

「いや違う。日本の家の母国の。えー。家のメンバー」

「・・・それはひょっとして家族のことか!」

「そーそー!カゾクカゾク」

何だか、日頃自分がアメリカ人相手にやってることを、主客転倒して再現されてる気分。

でも自分の言葉について聞かれるってのは悪い気がしません。

「ライ・・・ライ・・・"Next year"って何て言うんだっけ?」

「来年?」

「それそれ!あー・・・えー・・・どうやって書くんだっけ?」

「書こうか?」と言って、ノートの切れ端に「来年」と書き始める私。

「いや。漢字駄目。ひらがな。ひらがな」

「漢字の方が分かりやすいと思うけど」

「いや。漢字はまだ早い」

そうなんだ。まぁどっちでも良いのだけど。

というわけで、

来年 らいねん

と両方を書いて彼に渡します。

すると、彼は例の、はにかんだような笑顔を見せつつ、私にこう言いました。

「・・・僕の書くひらがなより汚いね」

ちょっと。それって恩を仇。
【2007/11/09 05:41】 | LOC涅槃通信 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
助けてミクロ菩薩。
ミッドタームの準備中。

Kelloggで取っている選択授業なのだが、これが参った。

これまで受けてきたKelloggの授業は、ネゴシエーションと組織的イノベーション。どちらも私の日頃勉強している分野とは若干色合いが異なり、大変面白かったです。

今回受けているのはグローバル企業の戦略理論。ケースに日本企業も出てくるので、授業自体は中々楽しいのだが、問題は試験。

数式だらけ。

言っちゃあ何ですが、高校時代に文系を選択して以来、なるべく数式のお世話にならないよう、一歩一歩慎重に人生を歩んできました。

キャリアのほとんどを営業畑で過ごしていたので、人によっては数字に強いのではないかと見当違いな印象を持たれてしまうこともありますが、とんでもない。

自慢じゃないが、口先だけで歩んできましたよ。ええ。

そんな私に数式を解かそうとするなんて。

しかも、ただ数式に数字を突っ込んで答えをだすならまだしも、その前に問題の意味が分かりません。

というのは、ミクロ経済学が絡んでいるので。

おそらく、ここで出てくるミクロ経済の用語なんざ、Kelloggに在籍する方にとっちゃあ説明不要の一般常識なんでしょうね。その証拠に授業では何の解説もありません。

言っちゃあなんですが、大学で法学部を選んで以来、経済と名の付くものからはなるべく距離をとって、影を踏まれぬよう、踏まぬように慎重に行動しておりました。

仮に、私の脳内辞書でミクロから始める言葉を検索しても、出てくるのはミクロマンとミクロン星人、googleで検索したとしても、

もしかして:弥勒菩薩

とか出てくるに違いない。

それくらい私の知識とは乖離があります。

なにそのMarginal costって。限界費用?その意味が分からん。

問題

完全競争市場において、A国とB国がそれぞれn品目の製品を取引したとする。その場合の需要の弾力性はE=○、A国、B国それぞれの国民所得は$○、○○○と$○、○○○とする。両国の消費者の嗜好がまったく同じだとすると、その場合・・・・

ああ。もう。本当に申し訳ないんですが、答えとしていっそ「鎖国する」ってのは駄目なんでしょうか。

そんな感じで、苦しみは続く。

英語で問題文を読む→意味が分からない単語を調べる。→聞きなれない経済用語だと判明。→日本語で意味を調べる。→理解が出来ない。

こんな悪循環に陥ってます。

煩悶の末、問題の意図を何となく理解できたような雰囲気になったかと思い、実際に数式に数字を入れてみようとすると、数式には見慣れない記号が。何これ、デルタ?え?何を表してんだっけ?シグマ?どうすんだっけか?

パニックは増大し、仕舞いには、自分が分数の割り算すら忘れていた事が判明。

どんだけ馬鹿なんだ俺は。

数字から遠ざかって生きてきたって言っても限度があるだろう。鎖国してたのは自分の脳味噌の方でした。

・・・というわけで、現在、小学生向けの「分数のかけ算・わり算」という子供向けの教育サイトで、ケーキの切り分け方から復習しています。


先が長ぇ。

ではまた。
【2007/11/07 07:19】 | LOC涅槃通信 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
猫を釣る。妻はつれない。
ルームメイトの弟であり、私がシェアしている部屋の家主でもあるBは二匹の雄猫を飼っている。

彼は大手の設計事務所に勤めるインテリアデザイナーで、全米を飛び回ってため、出張のたびにRに猫を預けていく。

つまり、その間、私はRだけでなく、二匹の猫ともルームシェアをすることになる。

言い忘れたが、私は猫が大好き。いつか猫を飼いたいと思っていたが、こんな形でそれが叶うとは。

そんなわけで、先週から二匹の猫と過ごす日々。

セバスチャンは白と茶色。オニキスは黒。

「セバスチャンというのは日本語では執事を意味するのだよ。」とルームメイトのRに教えたところ、いたく感心してもらえた。

Rよ、ごめん。ちょっと嘘だ。

セバスチャンは恐ろしいほど人懐っこく、滞在2日目からは私に擦り寄り、指の臭いを嗅ぎ、床に転がっては私を誘惑する。

オニキスはというと、性格は正反対で、まったく懐かない。Rですら半年かかって、やっと撫でられるようになったという。

彼らが滞在中、私は夜になるときまって片手に梱包用のゴムを改造した「釣竿」を持ち、それで猫を釣りながらリーディングをしている。

私が釣竿を放るたび、セバスチャンは重そうな身体をあっちこっちに飛ばしながら食いついていく。

上手い具合に釣竿の先を捕まえると、セバスチャンはカリカリとすっかりゴムがほつれたゴムをかじる。

オニキスは遠くから興味がなさそうにこちらを眺めているが、それでも釣竿が振られるたびに一瞬反応しそうになっているのが分かる。お、気になるの?と話しかけると、別に、に言わんばかりにそっぽを向く。ツンデレか。ツンデレって奴か。可愛いのう。

セバスチャンは釣られ飽きると、尻尾を直立させたまま、ソファーに座る私の足に身体をゾリリっと擦り付け、今度は撫でるように要求する。

シカゴの乾燥した冬は、セバスチャンの毛皮を撫でるたびにパチパチと静電気を走らせる。しかし、それが痛くないのか、セバスチャンはグフグフといいながら、ゴロゴロ転がり満遍なく撫でるように私に要求し続ける。デレデレか。デレデレって奴か。可愛いのう。

あああ至福。この二匹、客観的に観ればあんまり可愛くないが、今この瞬間だけを切り取るならば、本当に君達は可愛い。僕と君達との関係性においてのみだが、本当に愛くるしい。

当初、リーディングで一章読み終わるたびに釣竿を振っていたが、いつの間にかそれが一段落ごとになり、そのうちリーディングはテーブルに放置され、深夜2時過ぎに釣竿を振り続ける私がいた。

なんて素敵な生活。

私の人生で初めての猫と過ごす時間。そのトイレの臭さには閉口したが、家に猫がいる風景って素晴らしい。

先日のこと。

幼い頃から犬と生活をしていて、根っからの犬好きである妻に、猫がどんなに可愛いかを電話で力説する私。

「ねこにゃんは可愛いねぇ。ねこにゃんがお家にいるっていいねぇ」

傍から見たら脳みそがとろけたような物言いだが、日本語だから妻以外には理解できない。

「でもさー。私、犬派って知ってるでしょう?」

「いやいやいやそれは誤解だよ。ねこにゃんは可愛いよ。人として生まれたら飼うべきだよ。いつか。」

「だって猫って●●じゃない」


「な、なんてことを言うんだ君は!ねこにゃんのどこが●●だと言うのだ!」

「猫ねぇ・・・やっぱり飼うなら犬がいいよ。人の最良のパートナーだよ。」

「その基準が分からんが、もし猫の●が●●だというなら、犬のあの濡れた鼻だって・・・ちょっと待った。・・・にゃーにゃーにゃーにゃー!」

「・・・何?いま何語?誰に向かって喋ったの?」

「いや失礼。ちょっとセバスチャンが俺のワードローブに入ったので、出て行ってもらうようにお願いしたのよ」

「ちょっとあなた大丈夫?いきなり何を喋り始めたのかと思った。・・・まぁどうしてもと言うなら、飼っても良いけど、大変だと思うよ」

「なんで?世話ならきちんと僕がするから!トイレも片付けるから!」

まるで小学生が、拾った動物を飼いたいと母親を説得してるようだな、と30代も半ばに近づいた私は頭の隅で思う。

「いや、世話もそうだけど、もし飼うなら、住むところから探さなきゃいけないじゃない?大変だよやっぱり」

「え、なんで。いまシアトルで借りてるところはペットOKじゃないか。」

「だからさ。なんで私が猫と一緒に住まなきゃいけないの。どうしても猫と住みたいなら別居してもらうことなるね」

なんてひどい。

「君は本気でそんなことを言っているのか」

「まーご存知のように、私いま世帯主だから。世帯主としては、猫が我が家に入るのを許可することは出来ないね」

世帯主・・・確かに、それを言われるとグウの音も出ない。でも、こんなにねこにゃんは可愛いのに。たった今だって、こちらをしどけなく見つめているのに。

誰か、こんな妻を説得する方法を教えてください。

この会話以降、毎晩々々、釣竿を振りながら、妻をどう説得すれば良いのか考えてますが、ねこにゃんにアタマをヤラレタボクはキチンとモノゴトヲカンガエルコトがデキマセン。

カーイイナーカーイイナーネコニャンカーイーナー。

デハマタ。


追記
ある方から、一部の表記が不適切との指摘がありましたので、伏字にしました。妻は決して猫が嫌いなわけではありません。犬の方が好きなだけです。
【2007/11/06 10:09】 | エヴァンストンで一人 | トラックバック(0) | コメント(13) | page top↑
3秒後についてくる。
英語は相変わらず上達してませんが、日々なんとか生きております。

耳も口も眼も英語脳に支配されることなく、私の言語中枢は相変わらず.jpのドメイン名が付いたまま。My_language_center.jpって感じです。

それでもなんとかなってるのは、結構いい加減に聞き始めたから。

相手の言ってることを一言一句聞き取るんじゃなくて、キーワードだけピックアップして、勝手に意味を再構成するというか、なんというか。

相手の言ってることが、その場のコンテクストから相当はみださない限り、その程度の理解で意外となんとかなったりします。

いや誉められた話じゃないんだけど。

なので、よっぽど大事じゃない時を除き、結構いい加減な返答をしているわけです。

ところが、面白いもので、いったん耳に入ったけど、いまいち理解できなかった文章があとでゆっくり再構成されることがあります。

きちんと再生されるというか、言われた内容が後から追っかけてくるというか。

もちろんそこで理解できた(と思う)内容は、100%正確な内容じゃないかも知れませんが、少なくともあとで「あっそういうことか!」みたいな感じ。


昨日のこと。

いつも使っている図書館の喫茶店に入ったところ、一人の女性がキャンパス内におけるフードサービスのアンケートをやってました。

アンケートの内容は、どれくらいの頻度で外食するかとか、この店のサービスはどんなもんか、などなど。

オーケーオーケー言って、アンケート用紙と鉛筆を受け取り、コーヒーを買って、席を確保してから、回答を書き込む私。

回答し終わり、用紙を渡しにいくと、彼女が言いました。

「アンケートに回答してくれたお礼として、m&m'sのチョコレート1袋とほにゃほにゃふーどうにゅにゅわんだらーがあるんだけど、どっちが良い?」

後半まったく聞き取れてませんが、私の耳には「m&m's のチョコレート1袋」だけが突き刺さってました。

「m&m'sのチョコレートの方が・・・断然良いですっ」

迷い無く断言する私。

もう一つが何にせよ、m&m's に勝てるものなどあるはずが無い。

「オーケー。はいどうぞ」

・・・カシャリ。

私の手のひらに納まったチョコの袋がもたらす、心地よい感触を味わいながら自分のテーブルに戻ります。

わーいわーい儲けた儲けた。

と、その時に、聞きそびれてた後半部分が再生&再構成、意味を伴って、ようやく私の脳みそに追いつきました。

「m&m's のチョコレート1袋か、あなたの代わりに○○へ$1分の募金が入るのと、どっちが良い?」

えええ?そんな話だったの?

なんか気がつかない間に、酷い選択してない、俺?

しかも、即座に。

いくらm&m's とはいえ、もしその場できちんと聞き取れてたら、募金を選んでましたよ。私だって。


私がしたことは、世界のどこかで飢える子供からお菓子をぶんどったのと同じことか。


人として間違ってしまった。


さっきまで喜んで握り締めていたm&m'sの袋が、なぜだか今は酷く不潔なものに感じられて。

なんできちんと聞き取らなかったんだろう。

俺の馬鹿。


そんな私のほろ苦い後悔の思いも、m&m'sの美味しさには何の影響もなかった。

さすが、お口で溶けて、手で溶けない。

ではまた。
【2007/11/01 06:53】 | エヴァンストンで一人 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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