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古い皮袋に新しい酒を入れるな。
いまだにアパートのインターネットが接続されてないため、図書館に通う毎日を続けております。

ダラダラ勉強の息抜きに、日本のサイトをチロチロと見たところ、今更でしょうが、あの人気マンガ、一条ゆかりの「有閑倶楽部」がドラマになってることを知りました。

恥ずかしながら、って別に恥ずかしいことはありませんが、私は子供のころ、少女マンガも結構読んでました。

「キャンディキャンディ」から始まって、「はいからさんが通る」とか「悪魔の花嫁」「超少女明日香」「ガラスの仮面」「パタリロ!」「エースをねらえ」などなど、ググらなくてもそこらへんのタイトルとストーリーは諳んずることが出来ます。

このブログのタイトルに「!」マークをつけてるのも魔夜峰央に敬意を表してのこと。って誰も気づきはしませんが。

当然「有閑倶楽部」も好きでした。あの極度に少女マンガらしい画風と、そのイメージを裏切るような怪談ネタ・うんこネタの多さも印象的でした。一条ゆかりの描く、老人の怖さは異常。

思えばナポレオン・パイの存在を知ったのもこの漫画が初めてだったでしょうか。

それがドラマ化。百歩下がってアニメ化なら分かる。

昔の記憶なのでソースが分かりませんが、確か、一条ゆかりはイメージが崩れるから「有閑倶楽部」の映像化には反対していたはず。

どんな事情があったのか、それとも彼女の期待に応えられるような素晴らしい出来なのか。

そう訝しく思いながらも、ドラマ版「有閑倶楽部」の公式サイトをクリック。


なんだこりゃ。


本編を観る事ができないので、一概にその出来をどうこういう資格はありません。

が。

もしこれが、万が一、もしこれが「有閑倶楽部」だと言うのであれば、私はきっと、自分のことを「おニャン子クラブ」だと名乗っても、誰にも恥じることはないでしょう。

名乗る気はないけれども。

先日、織田雄二が主演で「椿三十郎」がリメイクされた、というニュースを知った時も、二・三日寝込みたくなりましたが、これも酷い。

きっとこういう企画って、製作にあたって、賢い人々が優れたマーケティングを基にやってるのでしょうが、その結果がこれかと。

「頭が良い人たちが集まると、馬鹿になる」と立川志の輔師匠が言ってましたが、これが、その証左でしょうか。


アメリカに来ると、日本の文化の存在感の大きさを知る機会が多いです。

本屋に行けば、かなりのスペースが日本マンガの翻訳で占められており、それ以外にもDVD売り場を見れば日本映画、アニメが並び、ゲーム売り場だってやっぱり日本の存在感はデカイです。

他の国の人と話す機会があれば、向こうから「ドラゴンボール」やら「スラムダンク」「ドラえもん」、古くは「おしん」のネタを振ってくることだって珍しくありません。

日本文化のイメージとしては、それはもう、サムライ、寿司、芸者と並ぶか、それを越す勢いです。

なぜ、そんな貴重な文化に対して自爆テロみたいな真似をするのか。

私になんか心配されたくないでしょうけど、世界に誇るべき、こうした日本のサブカルチャーに影響されて育った身としては、過去の遺産が食い散らかされ、消化・排泄された挙句、改めてさも美味しいかのように、料理皿に盛られてるのを見ると、悲しくてやりきれません。

なんだか勉強をする気もなくしてしまいました。

嗚呼。
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【2007/10/29 08:28】 | エヴァンストンで一人 | トラックバック(0) | コメント(12) | page top↑
アニョハセヨ!
以前も書いたと思うが、アメリカにはホームレスが多い。

日本でも、以前は新宿西口のあたりに大勢のホームレスが寝起きをしており、夏場に地下道を通るときはジャック・マイヨールになった気分がしたものだが、あまり彼らと接触することはなかった。

アメリカでは、結構話しかけられることがある。

以前、バスに乗り込むと、大柄な黒人が一人立っており、自らの窮状を訴えていた。

いわく、自分は刑務所から出てきたばかりで、5人の子供を抱えている。

仕事を探しているが、なかなか難しい。

ようやく一件、面接の予定が入ったが、あいにく着ていくものが無い。

ついては、新しいコートを買うためにお金を恵んでくれないだろうか。

なんというか、全然説得力が無い。

いや、そんな話を初めて聞いたのだったら、ひょっとしてそんなこともあるのかと思うのだろうが、実はこの手口は他所でも聞いたことがある。

日本で言えば、「消防署のほうから来ました」みたいな古典的なパターン。

とはいえ、車内は密室。そこで2m近い大男が一つ一つ席を巡って金を恵んでもらおうするってのはなんともいえぬ圧迫感があり、怖いのか、はたまた博愛精神からか、いくばくかのお金を払う人もいる。

ちなみに私はそのとき、英語が分からない振りをした。

アイドントスピークイングリッシュなどと矛盾したことを言うのではなく、怪訝そうな顔で「ウエェ?ダバラカバラ?」とか「ボゲェ?ハバハボゲゲ」とか言うのがポイント。

こういう、外国人特権が通用しないときもある。

とある駅で道に迷ってると、白人の太った女性が道案内をしてくれた。

とは言っても、路線図のある場所を教えてくれただけだが。

彼女に感謝の言葉を伝えると、突如、凄い勢いで話し始めた。

あまりに早口なので、いまひとつ聞き取れなかったのだが、要するに財布をなくしてしまって、子供が待つ家まで帰れない。ベビーシッターの都合で5時までに帰らなきゃいけないのに。

ついては電車のチケットを買うお金を$20恵んでくれないだろうか、とのこと。

そうきたか。

彼女の話を信じる信じないはともかく、親切にしてもらうと断りにくい。

一度コミュニケーションを取ってしまった以上、いまさら英語分かりませんは通用しない。


$20、ないねぇ。

じゃあ$10。

うーん。

$5でも良いから。

どうしても彼女の言い分を信じることができず、またお金をあげることに抵抗があったので、彼女に、私の携帯電話を使っていいから、誰かに助けを求めたらどうかと尋ねた。警察でもいいから。

彼女はがっかりした表情で、何かをつぶやくと私から離れていった。

なんとか彼女が帰れると良いのだけど。

こういうのはお金をあげても、あげなくても、何だか嫌な後味が残る。

昨日のこと。

バス停に向かって歩いていると、初老の黒人男性が話しかけてきた。ちぐはぐな防寒着に、でかいリュック。みるからにホームレスな感じ。

「Hey yo! アニョハセヨ!アニョハセヨ!聞えてんだろ?アニョハセヨ!」

思いっきり無視して通り過ぎた。

大通りに出ると、バスが来る時間を間違えていたことに気づき、近くのスタバでコーヒーを飲んで時間を潰すことに。

すると、しばらくしてやってきたのは、さっき無視して通り過ぎた黒人。

私にむかって一直線。

「さっき俺はあんたの国の言葉で挨拶しただろ?なんで無視するんだ。」

「いやいや。私、日本人なんですが。」

「おーそーかい!てっきり韓国人だと思ったよ。アジア人は分かり難いからね。ところで小銭をくれないかな」

全然文脈が読み取れない。

勇気を持って断ってみた。

「いや。私も貧乏でお金がないのよ。」

スタバでコーヒーを飲みながら言うとあんまり説得力が無い。

もうひとつダメ押し。

「それにね、知らないと思うけど、実は、アジア人に対して、その国じゃない言葉で話しかけられるのは、大変失礼なことなんだよ。だから、アニョハセヨって言われたらお金はあげられないなぁ。」

我ながら無茶苦茶な言い分。

言っておくが、私は韓国人に対して悪意はない。

それでも、そのホームレスは感銘を受けたらしく、

「おー!それは知らなかった。教えてくれてありがとう。俺もね。アメリカ人の他の国に対する無理解には、常々腹立たしく思っているんだ。イスラム教徒をなんだと思ってるんだ。」

なんだか良く分からないが、まあ納得してくれたようで良かった。

男性は続ける。

「じゃあタバコは持ってないかな?ニーハオニーハオ」

俺の話を聞いてないだろ。
【2007/10/28 07:22】 | エヴァンストンで一人 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
それってシンクロニシティ・・・じゃない。
早いもので、今週で秋学期も5週目。

現在ケロッグで取ってる選択授業のペーパーを準備してます。

私の学部と違って、さすがにMBAプログラム、ケースの中にいちいち金融用語やら経済用語が出てくるので、日本語ですら理解がおぼつかない私は苦戦しております。

ある業界の、実在する企業のケースを読んで、それを授業でならったフレームワークを使って分析するというのがペーパーの目的なのですが、肝心のケースが理解できないんだから情けない。

そうだ。実在の企業だから、日本語でその背景を説明しているものがインターネットの中にあるに違いない。

そう思ってネットサーフィン。

ところが、あまりメジャーな分野で無いせいか、良いものがありません。欲しい情報が断片的だったり、あったとしても、話の枝葉末節として軽く触れられてるだけだったり。

こいつは腰をすえて、英語のほうをきちんと読まなきゃいかんかなぁと思っていると、とある財団法人が書いたという業界レポートを発見。

ほー。これは良さそう。

読みすすめていると、その業界の背景から始まって、なんとそのケースの対象となる企業の歴史が簡潔に書かれています。

おお。これは素敵。

しかも、いま読んでる英語のものと全く同じテーマを扱ってます。

データも一緒で、時系列にからむエピソードも一緒。

良いね良いね。

出てくる登場人物や、その人のエピソードまで。

そしてその描写も一緒。



おい。ちょっとまて。


手元のケースと、ディスプレイに表示されている日本語を比べてみました。


完全に一緒ではないか。

その日本語のレポートは14p、私が読まされてるケースは30p近いので、その意味で完全に同一とは言いませんが、少なくとも3章分が丸々同じです。

おいおい。

日本語のレポートの方は、ざっと見たところ引用元の表記もなく、最後のページにあるのは「この事業は○○の補助金を受けて行ったものです。」という一文のみ。


へーこんなことってあるんだ。びっくり。


ハーバードビジネススクールのケースと、日本の財団法人が書いたレポートがこんなに一致するなんて。

偶然て凄い。


いまなら、日頃馬鹿にしているスピリチュアルなものも信じられそうです。


て、そんなわけあるか。

そのレポートが書かれたのは2003年、ケースの方は2000年のもの。

これは明らかに、ただハーバードビジネススクールのものを訳して、転載しているだけです。

それを引用の表記もなく、こんなWebで拾えるような形で堂々と載っけてるとはね。

しかも、それがレポート14pのうち、5pを占めます。3分の1が訳しただけのものですか。

これを自分とこの業界レポートとしちゃって良いわけ?

見る人が、英語が分からないからって、もしくは日本語が分からないからって、こういうずさんな仕事をするってどうなんだろう。

なんかこういうのって、誰も調べないだけで、実は他所でもゴロゴロあるんじゃないかって気がしてきた。

手抜きって言わない?そういうの。

許せませんね。

・・・などと、当初の自分が抱いていた、決して威張れない動機を脇において言い放ってみる。


本日の結論:どうせ訳すなら、もとの30Pを全部訳しておいてくれれば良いのに。


ではまた。
【2007/10/23 09:02】 | LOC涅槃通信 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
ちょっとした共犯関係。
爆音で目が覚めた。

このアパート、古い上に、フローリングなので、どんなに足を忍ばせてもギシギシと鳴る。ドアをあければキィーと言い、ノブを回せばギョギョギョと叫ぶ。

クラシックな生活音とともに、そこかしこで歴史の重みが可聴音域外のウーハーを効かせてる、そんなアパートですが、こんな爆音は初耳。

なんだなんだと思ってドアを開けると、そこにはドデカイ掃除機を抱えたルームメイトのRが。

それで気がついた。

今日から彼女のボーイフレンドが来るのだった。日程は1週間かそこら。よく聞いてなかったので覚えてませんが。

ここに来て1ヶ月近くが経とうとしてますが、掃除をしてる彼女を見たのは初めて。てかこの家に掃除機があることすら知らなかったよ。どこに隠してたんだ。そして、なんで俺は今まで埃だらけの部屋で起居してたんだ。

以前も書きましたが、私のルームメイトは結構ルーズ。シンクに食べた食器が死んでいるのを見ることは日常。生ゴミ入れの口が閉まらず、緑色の口臭が漏れているのを発見するのも珍しくありません。

私を個人的に知ってる人であれば、私の「片付けられなさ」も良くご存知でしょうが、そんな私が掃除したくなるくらいのレベル。その緩さはなんとなく想像がつくかも知れません。

まぁ、その適当っぷりが居心地の良さでもあるので、別に文句を言ってるわけじゃありません。本当に人柄は良いですしね。

そんな彼女も、ボーイフレンドが来るとなると、やはり一念発起、片付けとかするのですな。

恋って面白いもんだ、とか思いつつシャワーに入り、バスルームの扉を開けると、なんだか人影が目の前に。

うお、っと思って見てみると、バスルームに面した廊下の壁に巨大なオブジェが。1.5m四方の額縁から、30cmほど半身を乗り出したような造りになってるその姿はちょっと異様。なんなんだこれは。こんなもんあったっけ?

忙しそうに掃除をしているRに尋ねると、前から飾ろうと思ってたとのこと。へえ。「いいデザインでしょう?」へえへえ。

リビングに行くと、そこの壁にも途方も無い大きさのリトグラフ風の壁画が掛かってます。
「ティファニーで朝食を」のオードリー・ヘップバーンのポスターを模したもののようです。どこにあったんだこんなもん。

そしてリビングのコーヒーテーブルの下には真新しいカーペットが。
確か昨日までは何も敷いてなかったような。

て。おお、これは以前、部屋を借りる前に送ってもらった写真に写っていたやつだ。住み始めたときに、何か違和感を感じていたが、これが無かったのね。この間違い探しはおじさん気がつかなかったよ。

ほうほうと思いながらソファーに座ると、その横には大きな花瓶と観葉植物まで。

山積みだった郵便物も全て姿を消しています。

当然、シンクもピカピカ。いつもは方々に散らかっていたキッチンペーパーの残骸も、コーヒーを飲むたびに使われては放置されてたスプーンもどこかに。

俺が住み始めて、今日が一番奇麗になってる。

しかも、殺風景だった部屋が、微妙にアーティスティックな薫りすら漂わせている。

少なくともそういう努力は感じ取れる。

日頃は、結構緩い生活態度の彼女も、やっぱりボーイフレンドが来るとなると気合が入るんですね。

俺が来たときはそんな歓迎ムードは全く無か・・・いや、まあそんなことを言うのは野暮だ。

すると、どこからかポコポコと太鼓の音が。

見ると、小さい民族楽器風の太鼓を抱えたRが、リズムを刻みながら地下室からの階段を上ってきました。

「どうしたのそれ?」

「これはね、ネパールの民族楽器なのよ。有名な。」

「へー太鼓やるとは知らなかった」

「いや、全然やらないけど、彼が音楽好きだから。歓迎の証みたいなもの」

いまひとつ良く分からないが、まぁよしとしよう。意気込みは買うよ。

家中を忙しく動き回る彼女を残し、その日一日を学校で過ごした私。

真夜中近く、家に帰るとボーイフレンドが到着していたらしく、彼女の部屋からは楽しそうな笑い声が聞えてきます。

なんとなく妻のことを考えながら、コーヒーを入れようと台所に行くと、そこには地獄。

食べ散らかした食器、料理につかったフライパンが弁慶の刀狩りのように、シンクから突き出して汚れた油をたらしてます。

床にも塩だか砂糖だか、粉末状のものが散っており、きっと何かが入ってたビニール袋も拾われることなく、恨めしげにこちらを見つめてたり。

圧巻だったのは飲み残したティーカップの数。ひい、ふう、みい・・・11個!

11人いる!って、萩尾望都か。

他にもゲストが来るとは聞いてません。1日家に居ただけで、君ら一体、何杯飲んだんだ。てか飲むたびに新しいの使うな。

その数を証明するように、シンクの脇には、沢山の濡れたティーバッグが、溺死した鼠のように転々とその屍をさらしています。大量虐殺。あぁミッキーなんでこんな姿に。

朝のピカピカ台無し。

なんかRのイメージ戦略が心配になってきた。

武道の試合が一礼に始まり、一礼に終わるように、後片付けがきちんとされてないと、なんつーかその人の清潔さレベルもバレるんじゃないでしょうか。

私も出来ないからこそ、出来ない人の性格は良く分かる。そう、ボクは頑張っても出来ない子。

常日頃、履いてた靴下を丸めて馬糞状にしたまま放置し、妻に6年間、叱られ続けても直らない私はそう考えます。母親の分も入れたら30年以上、直らないものは直らない。

これから一週間(だっけか)、どれくらいRが頑張れるのかは分かりませんが、彼女の健闘をを祈りたいと思います。

というわけで、彼女の頑張りに多少なりとも貢献しようと、私は彼らの分を片付けてベッドに入った。

ではまた。
【2007/10/21 09:51】 | エヴァンストンで一人 | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
気に障る。
exciteからFC2ブログに移って随分経ちましたが、基本的には満足しています。

自由度がやけに高いのと、いつでも軽い。また、某ブログサービスのように頻繁にメンテナンスが入るわけでもないので、文句のつける隙もございません。

が、たまに気になることが。

それは、知らないうちに機能が増えてること。

もちろん、知らないうちに機能が減ってるよりは、増えてるほうが良いわけです。

そもそも日常的品質改善活動というのは世界に誇る日本の伝統芸ですからね。

ただ、その機能を使う、使わないの選択くらいは事前にさせてもらっても良いんじゃないかと。

たとえば、ここ数ヶ月ブログのエントリ欄の下についてる「拍手」ボタン。

これもいつの間にか増えてました。

昔はFC2ブログか何かのリンクボタンじゃなかったっけ?

なんで知らないうちに拍手を求めてんの?俺。

「拍手~!」っ受け手に要求するのは、司会者が言うべき台詞であって、自分で「拍手」を要求するのはせいぜい漫才師くらいでしょう。

しかもそれだって舞台に上がるときの賑やかしであって、ネタが終わってから自分で拍手を要求する人はあんまりいないと思うんですが。どうか。

いやもちろん、面白いと思ってもらえたのか、たまに押してもらったりしてるのを発見すると、そりゃあ悪い気はしないので、ついついそのままにしてるのですが、何と言うか、いまだに気恥ずかしさが拭えない。

そして今日、また別の機能が追加されているのを発見。いつ付いたのかも分かりませんが。

左のバー、ピンポンゲームの下あたり。

友達申請フォーム

この人と友達になる

いやいやいや。だから勝手なことすんなと。

しかも何だその「友達になるには申請を求める」って言う居丈高な態度は。何様ですか私は。

そもそも、友達っていうのはそう言うもんじゃないだろ。違いますか。

なんというか勝手に自己アピールを始められるのが気に障ります。

なんでこんな小さなことを気にするんだろう。

ちょっと省みてみる。

・・・それはきっと、ここ最近、学校と家との往復ばかりで、妻とルームメイトくらいとしか会話をしない生活を続けているからなのかも知れません。

・・・べ、べつに寂しいなんて言ってないからね!

などとツンデレ風で終えてみたり。

結論はない。

ではまた。
【2007/10/19 17:40】 | エヴァンストンで一人 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
ボブ・リー・スワガー、チャンバラをする。
というわけで、遅くなりましたが“The 47th Samurai”の感想をば。

(なんだか先週から、凄い勢いでこの記事にアクセスがあったので、白文字でネタバレを若干追加しました。まぁ、よろしければご覧下さい。)

the_47th_samurai


まったくこの手の話題に興味がない方はスルーして下さい。長いし。

まずはざっとStephen Hunter スティーヴン・ハンターのご紹介。

Stephen Hunterはワシントンポストの映画批評欄を担当をするかたわら、これまでに13冊の小説と、3冊の映画評論集を出版しています。映画評論の分野ではピューリッツアー賞も受賞してるそうです。

彼の最も有名な小説は、今回紹介する元海兵隊員で伝説的スナイパー、ボブ・リー・スワガーを主人公にしたシリーズ(+外伝)と、その父親であり、やはり優秀な海兵隊員だったアール・リー・スワガーのシリーズ、俗に「スワガー・サーガ」と呼ばれる一連の作品です。このシリーズは、全ての作品が日本でも翻訳されており、出版された年の海外ミステリ作品でもベストテンの常連として知られています。

本来は第一作「極大射程」のみで終わると思われていたと思うのですが、ヒットしたためかシリーズ作品として続けられたようです。そのため、作者もいろんな場所で認めていますが、前後の作品で若干矛盾があったり、追加設定があったりするものの、それぞれの作品で共通するキャラクターや地名が語られており、作品世界に深みを与えています。

ボブ・リー・スワガー作品が第3作「狩りのとき(Time to Hunt)」でこれまでの伏線や謎が解明され、シリーズとして一段落したため、その後父親のアール・スワガーを主人公にした作品が、これまでに4作品出版されてきました。こちらの作品では、歴史上の事件などのエピソードを基に、実在する人物なども作中に登場することも特徴のひとつです。

前回も書きましたが、いったん完結されていたと思われていたボブ・リー・スワガーの新作が、今回の ”The 47th Samurai”です。




"The 47th Samurai" あらすじの紹介。

ベトナム戦争時、その狙撃の腕前からボブ・“ザ・ネイラー(釘打ち師)”として知られたボブ・リー・スワガー。

かつてベトナム戦争から帰還後、隠者のような生活をしていた彼ですが、大統領暗殺未遂事件(「極大射程」The Point of Impact)や、父親の死にまつわる謎(「ブラックライト」The Black Light)、そしてベトナム戦争時代の陰謀(狩りのとき Time to Hunt)と数々の修羅場を乗り越え、現在は60歳近く。

良きパートナーである妻と、大学に通う娘に囲まれ、経済的にも安定し、毎日、アイダホの草原で、引退後に住む家を建てるために、大鎌で振り、草刈りに励む日々。

そんな彼のもとに、片目が義眼、そしてそれを縦に横断したような傷をもつ、退役した元自衛官、フィリップ・ヤノが訪れます。

彼は、硫黄島で戦死したヤノ大尉の息子で、硫黄島についての調査を行っていました。

そして彼がボブを訪れたのは、ボブの父親アールがヤノ大尉の残した日本刀を持ってるのではないかと思ってのことでした。

しかし、硫黄島の戦いで名誉勲章を受けたボブの父親アールは、戦後、硫黄島のことを語ることはほとんどなく、また、他のアメリカ兵のように戦場から「記念品」を持ち帰るような男ではありませんでした。

落胆するヤノ。ボブはとりあえず思いつく先をあたってみると約束します。

ボブの熱心な調査により、当初は存在しないと思われていたヤノ大尉の日本刀が、意外な所で発見されます。

その日本刀を持ち、ヤノに渡すため日本に旅立つボブ。

しかしその、単なる戦争の遺物と思われていた日本刀は、とある人物の注意をひくことになり、惨劇が起こります。

全く勝手が分からない異国で、なんとか真相を突き止めようとするボブ。

自らをサムライのルールで律するヤクザ軍団と、それを操る謎の大富豪がボブの前に立ちはだかります。

そしてこの、いまだにサムライの文化が強く息づく国においては生き残るためには、ボブ・リー・スワガー、彼もまたサムライにならなければいけないことを悟ります。




ざっというと、上記のようなストーリー。

以前のエントリで、てっきりアールとボブのエピソードが交互に語られると思ってましたが、アールの登場はごく数章のみで、大部分はボブが日本で奮闘する部分となってました。

えーと。
感想が難しいです。これ。

まず、これまでのボブ・リー・スワガー作品においては、常に「アメリカ人と銃」というテーマが底に流れていました。それは凶器でもある一方で、自由を勝ち取るための道具でもあり、いまだに国民に銃をもつ権利を認めているアメリカ人のアイデンティティに深く結びついているように見えます。

んで、前回のエントリでも触れましたが、この作品でハンターは銃ではなく、日本刀にその焦点を合わせ、ハンターの目から見た日本人と日本文化、そしてサムライについて語ろうとしたのだと思います。

うーむ。

アメリカ人が描く日本というのは、どうしてこうなってしまうのか。

この作品を書くにあたって、Hunterは、日本刀に限らず、歴史的な出来事や、舞台となる新宿、歌舞伎町など、かなり良く調べ、出来る限り、破綻の無いようにストーリとしてまとめてあるのは立派だと思います。

ネタバレをしないように書くのが難しいのですが、ネーミングやシーンも、説明はされないけれど、その背景にある意味が分かれば更に楽しめるという、浅く読んでも深く読んでも楽しい、そんな良く出来たエンターテイメント作品の基準は満たしていると言えるでしょう。

そこらへんは流石Hunterと言ったところ。

ただし・・・。いちいちセンスがありません。

というのは、アメリカ人が思う「おっ、それクール、すっげージャパンて感じ」という日本が、日本人である私には、どうしてもダサく感じてしまいます。

分かりにくくて済みませんが。

も少し言うと、当たり前といえば当たり前ですが、日本には小説、映画、漫画、アニメ、さまざまなメディアで、もの凄い数の「日本を舞台にしたフィクション」というのが作られてきました。

当然、日本の文化や歴史を下敷きにしたフィクションに関しては、日本人というのは目が肥えてます。超メタボ。生半可な発想、センスじゃ楽しめません。

例えば、馳星周の「不夜城」なんかが良い例で、あれがどこまで現実の台湾マフィアや、歌舞伎町の裏社会について正確だったのかはさておき、「あの世界なら、こういうことありそう」とか、「きっとこんな感じなんだろうな」という読者の期待を、良い意味で上回ることができたのが、あの作品が大ヒットした一つの要素だと思います。

リアリティと、現実離れしない程度のイマジネーションの組み合わせの妙とでも言うのでしょうか。

アメリカ人が書いているので、仕方が無いとはいえ、そこらへんのディティール、語られるエピソードで、まったく逆の効果を生んでいるのがこの"The 47th Samurai"。


読んでると、

「いや・・・、それは80年代の少年ジャンプに載っててもダメだ」

という設定、描写に溢れてます。

(例)
あるジャーナリストが制裁のため殺された。その生首は、ゴルフクラブでつくった三脚に乗せられてるところを発見される。

そのゴルフクラブとは、8番アイアン、9番アイアン、そして3番ウッドだった。

8番・9番・3番・・・893。

そう、それはヤクザが手を下したという犯行声明だったのだ!


(゚Д゚;)・・・。

全編こんな感じ。

アメリカ人なら「オー!クール!ジャパニーズマフィア イズ ソースケアリー!」となるのかも知れませんが、日本人である私には、ちょっと無理だ。それは。

大体、組の名前じゃなくて、「ヤクザ」がやったってのを表明してなにが分かるのか。

レストランで料理が出てきて、「コックが作りました」みたいなもんでないか。

こういう例を挙げていったら本当にきりが無いのですが、こういった、日本人読者には、「うーん・・・それはどうなんだろう。イケてないんじゃないかなぁ」となる場面が多いです。

他にも、ボブに敵対するヤクザ軍団のボス。剣術の天才でもあるこの男の名前が凄い。

近藤 勇。

彼が率いるヤクザ軍団の名前は当然「新撰組」

そして、このヤクザ軍団を雇ってる大富豪、あだ名が「将軍」

もうね。凄まじいネーミングのセンス。

もちろんこれらのネーミングにも、Hunterなりの意味づけがあるのですが、日本人にとっては物語に没入するのを阻害すること夥しい。

また、この将軍にまつわるエピソードもかなり笑えるのですが、さすがにネタバレになるので止めておきます。

と言いつつ、白文字で少しネタバレ↓
この黒幕、日本のアダルトビデオ業界を牛耳ってるという設定。会社の名前は当然「ショーグン・ビデオ」、自らメガホンも取る、超愛国主義的ポルノ監督でもある。いやはや、こんな黒幕、今まで観たことありません。しかも、とあるAV嬢を捕まえて「お前はアメリカのポルノビデオから日本を護るサムライなのだぁ!」とか叫んでたり、本当に馬鹿ですか君は。これ以外にもトンデモ設定が盛り沢山だが、ちょっと狂ってるとしか言いようが無い。

が、ひとつ言わせてもらえれば、Stephen Hunter、変なとこだけ異様に調べすぎ。後書きで「日本人て、メチャメチャ面白いね!」みたいなこと言ってますが、それはあなたの興味を惹いた分野が特殊なだけで、メチャメチャ面白いのはあなたの「脳内日本」ですってば。

そんなこんなで、物語の進行とともに、トンデモ風味が混じった面白さと、物語への感情移入度が反比例する私をよそに、ボブの日本への入れ込み具合は上がる一方。敵・近藤勇と戦うため、とうとう剣術まで習うことになります。

そう、今回、あの伝説的スナイパー、ボブ・リー・スワガーは一発も銃を撃ちません。

ていうか、多分ストーリーを通じて、(敵味方合わせても)使われた銃弾は10発くらいでしょうか。もっと少ないかも。

その代わり、斬って斬って斬りまくります。

このシリーズの決め台詞として「Time to Hunt(狩りの時間だ)」というのがありましたが、今回は「Time to Cut」です。何この軽い語感は。

ラストは敵も味方も日本刀を持っての大チャンバラ。

日本のボブ・リー・スワガーのシリーズ読者にとっては、信じられないような光景です。

戦闘シーンはいつも通りのハンター節で、銃と刀の違いはあれど、時に詳細に、時にダイナミックな、迫力のあるシーンが展開され、ストーリーもこれまた、テンポよく、捻りをいくつか加えて、最後は綺麗に着地。ハンターお得意のパターンと言ってよいでしょう。

この現代の日本とは、ちょっと違ったパラレルワールドとも言うべきニッポン2.0 で繰り広げられるボブの活躍。

どうしても最後まで違和感を感じずにはいられませんでしたが、Stephen Hunterの日本映画に対する愛情だけは暑苦しいほど感じられました。

アマゾンなんかで読むアメリカ人読者の反応も結構良いみたいだし、アメリカ人にとっては正しいHunter小説なのでしょう。きっと。

日本人でも、"Kill Bill Vol.1"や"007は二度死ぬ"なんかが好きな人だったら、きっと面白いと思います。


長い上に尻切れトンボですが、今日はここらへんで。

ではまた。

以下、もうちょっとだけ白文字で叫んでみる↓
日本は、刀とアダルトビデオとロリコンばっかじゃねえよ!AV嬢の名前を並べて感謝の言葉を捧げたり、「痴女」とか「Bukkake」を調べてる暇があったら「切捨て御免」と「辻斬り」の区別くらいちゃんとしてくれ!
【2007/10/18 08:21】 | 読書関連 | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
ミッドナイト・サバイバー
以前住んでいたところは、ダウンタウンのど真ん中でした。

その割りに家賃が比較的安く、治安がとても良いところでした。

深夜だろうが、なんだろうが、一人歩きもなんのその。

そして、ただいまはダウンタウンと学校のあるエヴァンストンの、丁度真ん中あたりに住んでます。

治安が良いのか悪いのか、いまひとつ良く分かりません。

人種比率としてはかなり黒人が多いですが、白人も見ます。ヒスパニックは若干。アジア人なんか目にしたことがありません。

まあ人種だけじゃ分かりませんしね。

ルームメイトに聞くと、「深夜のとんでも無い時間に、人気の無い袋小路にでも行かない限り安全」とのことでした。

最初、これを聞いたとき、

「そもそも人気のない袋小路で、一体誰に襲われるんだろう」

などと平和ボケ日本人としては思ってしまったわけですが。誰かが潜んでるかも知れないし、そもそも行き止まりだから逃げ場も無いわけで。

まぁ普通に生活していれば、ほとんどの場合、大通りしか歩かないで済むところなので、これまでのところ身の危険を感じたことはありません。

たまに、深夜、建物の間の細い道にずーっとアイドリングしてる車があったりして、想像力が悪いほうに刺激されたりする程度。

また、本当にときどきですが、車のボンネットに、仲良く並んで手をつかされた黒人の少年たちが数人、おまわりさんにポンポンと身体中を叩かれていたりするのを見る程度です。

とは言っても、やっぱり「ここは何だろう。得体が知れない」というスポットがありまして。

家から学校に電車で行くときに通る道なのですが、そこの店には四六時中、数人から、多いときは10人を越す黒人さんがたむろしてます。

年齢も格好もまちまちで、一体どういう仕事をしてるのか見当もつきません。

昼間はそれ以外の人通りも多いので、まだ良いのですが、夜10時を過ぎたあたりで一人でそこを歩いてて、前方15mくらい先に黒人の小集団を目にするとちょっと慄いてしまうことも。

いや別に、人種差別をするわけじゃありませんが、中国の故事で言うところの「暗闇でサンコン」、やっぱり怖いものは怖い。ドンコールミーレイシスト。

つい、いざという時用に、鍵束を鍵の先端が出るように握り締めたり、いやいや、好戦的になってどうすると反省し、20ドルをすぐ出せるようにしておいたりと、なんだか挙動不審な私。

なるべく、その道は遅くなってからは通らないようにしてましたが、ここのところは忙しく、そうも行かなかったので、何度か、緊張でお尻の穴がむず痒くなるような経験をしていました。

こんな生活は、あんまり精神衛生上良くないので、いっそもう少し調べてみよう。

そう思い、昼間の時間にその店をチェックしてみました。

いままでは周囲の逃げ道確認と、前方の黒人さんにしか注意がいかず、そもそも何をあつかってる店かも知らなかったので。

きっとよく素性の分からない店か、汚い酒屋とかに違いない。

そう思いながら、いつもどおりその道にたむろす黒人さん達を迂回するように歩き、店の全景を確認しました。


アメリカンコミックスとキャラクターのフィギュア、カードゲームなどを扱ってるお店でした。



オタクかよ!



猛烈に親近感が沸いてきましたよ。

ではまた。
【2007/10/15 16:33】 | エヴァンストンで一人 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
便りが無いのは良い便り。多分。
早いもので、妻がシアトルで働き始めて1ヶ月と少し経ちました。

携帯電話で話す毎日ですが、日々、朝から晩まで忙しくしているそうです。

ここ1・2週間は、妻が担当のトレーニンプロジェクトが開催されているということで、なにやら大変そう。

別段日本人としての強み(ってそれが何なのかはさておいて)が使えるようなポジションでもないのに、アメリカで働くって言うのはどういうものなのか想像もできません。

私なんざ、日本語使ってても、仕事が出来たとは言いがたいのに、英語でねぇ・・・。コントにしかならない予感。

最近妻もめっきりブログを更新しなくなったので、なんとなくご報告まで。

別居生活が続いてますが、二人とも元気でやっております。

ではまた。
【2007/10/14 00:52】 | エヴァンストンで一人 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
Google mapのStreet viewにシカゴが追加。
先週のシカゴマラソンでは、例年にない暑さのため、脱水症状で参加者が1名亡くなり、350人以上が病院に運ばれ、大会も途中でキャンセルとなる大騒ぎになりました。

そんな季節外れの天候が続いていたシカゴ。

ようやく雲の上の誰かが「あ!暖房つけっぱなしだった!」と気づいたようで、いきなり今日は寒いです。

現在11℃。とても2・3日前までは30℃を超えてたとは思えません。

なんなんだこれは。

それはさておき、今日はGoogle Mapのお話。

Google Map、日頃、待ち合わせや、暇なときの脳内旅行で使われてるかたも多いと思います。

そのGoogle Mapの比較的新しい機能で、Street Viewというのがあります。

それは地図上の道をクリックすると、その周辺の写真が360度写真で表示されるというもので、その写真に表示される矢印をクリックするだけで、右を向いたり、左を向いたり、さらには目の前の道を進んだりできるという優れもの。

特殊なカメラを載せた車を、そこら中走らせて、その画像をつないでつくったようで、画像は正直いまひとつですが、なかなか感動できます。

難点は、これまで全米の一部の大都市、ニューヨークやサンフランシスコ、ラスベガスなどしか対応してなかったこと。

それがこのたび、シカゴを始め、6都市が追加されました。

Google Map: Google Street View Expand to Six More Cities


Google Mapへのリンクはこちら

カメラが表示されてる都市は、Street View対応です。

手順は正直どうでも良いんですが、道が分かる程度に拡大してから、右上にある"Sreet View"のボタンを押して、適当な道をクリックすると、その地点の風景が表示されます。

その画像をクリックすることで、前述のごとく、右を向いたり左をむいたり、道を進んだり、戻ったりもできます。

こんな感じで。
google_map_chicago

(画像はChicago Tribuneから借りました)

というわけで、日頃シカゴ生活を懐かしんでおられる日本人の方々、これで過ぎた日々を思い出してください。

そして、まだあなたが知ってるかも知れない人間がここで右往左往していることも、たまに思い出して頂ければ幸いです。

いや無理強いはしませんが。

ちなみに、今、私の住んでるアパートも玄関まで観ることができました。すごいなこれ。

画像に写ってる人や車がそのままなので、今後プライバシーとか色々問題も出そうですが、これで街をウロウロしてると時間を忘れます。

お時間があるときはお試しあれ。

ではまた。
【2007/10/11 04:51】 | エヴァンストンで一人 | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
ボブ・リー・スワガー、東京に行く。
シカゴのアパートを引き払うとき、近所の古本屋でもっていたペーパーバックのあらかたを処分したところ、ポイントがつき、なんと新刊を$50分ほど買えることに。

今回それを利用して、Stephen Hunterの新刊"The 47th Samurai"を購入。只で読みたい本が手に入るのって素敵。

the_47th_samurai



という訳で、勉強の合間に読んでますが、これが面白い。

ちょっと期待してたのと、別の意味ですが。

まだまだ序盤なので、今後、話がどう展開するのか読めませんが、ボブ・リー・スワガーの父親、アール・スワガーが硫黄島の戦いで手に入れた日本刀をめぐり、なんと今回、あのボブ・リー・スワガーが日本に行きます。

アーカンソー出身の貧乏白人、ある意味で典型的なアメリカ人とも言えるボブが出会う日本文化、これは興味深い。

日本刀を持ち込もうとして成田空港で止められたり、新宿の交差点で、信号が青になった途端一斉に歩き出す人々を見て、ボブが「まるでD-Day(ノルマンディー上陸作戦)みたいだ!」とか思ったりするところで、声を出して笑ってしまいました。

これまでの流れとしては、第二次世界大戦末期、硫黄島でのアール・スワガーと、日本軍ヤノ大尉の出会い(というか戦い)と、現代におけるボブの日本での冒険が交互に語られています。

なので、ボブ・リー・スワガーシリーズで言えば題二作”Black Light"(邦題『ブラックライト』扶桑社ミステリー)に近いのかも知れません。もう少し読まないと分かりませんが。

日本人がえらいことステレオタイプに書かれてることや、いつものHunter作品なら銃器についての詳細な描写がされるところが、今回は日本刀について微に入り細に渡る記述がされている、ということを除けば、他の作品同様、テンポよく読むことが出来ます。

さあ今後どうなることか。

ちなみに作者のStepehn Hunter、本書の冒頭で「日本のサムライ映画への感謝と尊敬を込めて」という言葉とともに、沢山の名前を挙げて献辞としています。

これがまた凄い。

小林正樹、五社英雄、黒澤明、稲垣浩、三隅研次、田中徳三、安田公義、岡本喜八、沢島忠、藤田敏八、角川春樹、山田洋次、黒木和雄、滝田洋二郎、北村龍平、山本薩夫



とまずは日本の監督の名前がずらり、

それに続いて役者の名前。

志村喬、木村 功、三船敏郎、稲葉義男、加東大介、Mioru Chiaki、宮口精二、仲代達也、勝新太郎、市川雷蔵、若山富三郎、Tanbo Tetura、サニー千葉、梶芽衣子、新珠三千代、伊藤雄之助、Datsuke Kato、加山雄三、京マチ子、Kashiro Matsumoto、富川晶宏、中井貴一、Sata Koichi、上戸彩、永瀬正敏、原田美枝子、Sandada Hiroyuki



(英語表記の部分については後で触れます)

最後に、「そして、偉大なる」という一文の後に

橋本忍



とまぁこんな感じで。

随分日本映画を参考にしたみたいですね。

映画評論家としても知られ、その方面の著作も出しているStephen Hunterの面目躍如といったところでしょうか。

この献辞を見て、ちょっと思ったのは、日本語の名前を英語で書くってのは難しいのね、ということ。

上記の名前が一部英語表記のままなのは、一読して誰か分からなかったのためです。

Minou Chiaki → ミノウ チアキ →千秋 実
Tetsura Tanbo  → テツラ タンボ →丹波哲郎
Kashiro Matsumoto → カシロ マツモト →松本幸四郎

ここらへんまでは何とか推測がつきました。

Koichi Sata コイチ サタ は・・・ちょっと迷いましたが、前の名前が中井貴一なので、多分、佐藤浩市だろうと。(理由は後述)

分からないのがDatsuke Kato、ダツケ カトー。

「七人の侍」の加東大介かと思いきや、その名前はもう出てるわけで、他の映画にも出てる加東大介の英語表記が違って、混乱したんでしょうか。

そして極め付けは、役者部門最後のこの方。

Sandada Hiroyuki → サンダダ ヒロユキ


サンダダ!! サンダダ!!


思わず声を上げてしました。どこの外国人か。もしくはどこの「蜘蛛の糸」。

当然これは真田広之のことなんでしょうが、これでは国際的スターが台無しです。なんでこんな酷い目に。

確か真田広之は、かつてデューク真田としてアメリカ進出もしていたはず。

もしそれが通用していたら、今頃あやうくデューク・サンダダという国籍不明のレスラーになっているところでした。なんでレスラーなのか分かんないけど。

あと、時間があれば個人的にやってみたいと思ったのが、この監督と役者の組み合わせが意味するところ。

多分、彼/彼女らを組み合わせていけば、Stephen Hunterが具体的にどんな映画の影響を受けて、この「The 47th Samrai」を書いたのかが分かることでしょう。

実際、さっきKoichi Sataを佐藤浩市と判断できたのも、直前の名前が中井貴一だったので、多分これは「壬生義士伝」つながりだろうと思ったわけですし。

ちょっとした神経衰弱みたいですね。

他に、分かりやすいところだと、黒澤明に対応するのは・・・該当作品が多すぎてよく分かりませんが、志村喬・木村 功・三船敏郎・稲葉義男・・・役者の名前の並びから見たら「七人の侍」?

そんな感じで。


あと、北村龍平の名前があることにも驚き。


他の名だたる映画監督とのバランスが取れてないような。


なんでだろ。

アメリカでもカルトな人気のあるチャンバラアクション映画「VERSUS」を撮ったからでしょうか。でもあれサムライ映画だっけ?




じゃあ北村龍平に対応する名前としては・・・。




こちらも名だたる名優に囲まれて、異彩を放つ名前を発見。




上戸彩。




北村龍平+上戸彩って・・・「あずみ」かよ!


いやまぁ、良いんですが。


・・・本当にあれを参考にしたの?


名前を挙げる程?

ちょっと物語の先行きが不安になってきました。

そして、最後に挙げていた橋本忍が、大脚本家としてではなく、日本映画史上に残る珍作「幻の湖」の監督として挙げられていたのであれば、このStephen Hunterの新作も、今後の展開が恐ろしいことになるに違いありません。

ラストシーンに脈絡もなく、スペースシャトルとか打ち上げられたりして。(注1)


いやさすがにそれはないか。

多分ね。

とりあえず、どきどきしながら読み進めるとします。

今回は、海外ミステリ、および日本映画に興味のない方にとっては極めて退屈、かつ支離滅裂なエントリになってしまいました。

申し訳ありません。

ではまた。

(注1)
「幻の湖」はそういう映画なので。いや、ある意味で「それ以上」なのだけど、とても簡単には説明できない。興味のあるかたは、Wikipediaで検索でもして読んで想像を膨らまして下さい。その想像すら遥かに超えてる作品です。
【2007/10/08 06:28】 | 読書関連 | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
Nature vs. Nurture or...Amnesia
いまだに家の中でネットが使えません。

というのがブログを更新しない理由になってるかどうかはともかく、日常は淡々と過ぎております。

活字中毒を自称し、トイレもシャワーも本が無いと入れない私ですが、ここのところ趣味の本はほとんど読めてませんでした。

ちびちびと読み進めて、やっと読み終わった本がこちら

John Connollyの”Every Dead Thing"です。

Every Daed Thing


NYPDの刑事、Charlie "Birds" Parkerは、妻と言い争いの末に家を飛び出すと、バーに向かった。

数時間後、泥酔して帰宅したParkerは、殺人鬼の手にかかり無残な姿に成り果てた妻と娘を発見する。


という、凄まじい導入部で幕を開けるこの小説。

こんな始まり方をされたら、結末が気になってしまうのは必定でしょう。

その後、警察を辞め、私立探偵となったParkerは妻と娘を殺した犯人を追い求めてますが、とうとう発見できず、NYに帰ってきます。

そんな彼の元に、とある依頼が。簡単な仕事に見えたその依頼は、思ってもみない展開を向かえ、次々と惨劇が。。。


まぁぶっちゃけてしまえば、20年位前に「羊たちの沈黙」で火がついた、往年のサイコホラーの子孫みたいな本なのですが、叙情的かつハードボイルド調の文体や、Parkerのサポートをするプロの犯罪者でゲイのカップルと言った、一風変わった登場人物などにより、21世紀の今でもそんなに食傷気味にならず読むことが出来ました。

ストーリーの構成自体にもちょっとした工夫があり、いまひとつ作者の意図が掴みづらいのはあったものの、そこらへんも興味深く。

ちなみに、これをチビチビと読んでるときに、なんとも不思議な経験をしました。

ストーリーが次にどう転がっていくのか、このシーンで隠された意味は何かというが手に取るように分かったのです。

英語で読んでるのでかなり誤読もあるのでしょうが、キーとなるシーンや台詞はきっちりと分かり、またどんなスリリングなシーンでも結末がどうなるのかがはっきり見えたのです。

おおお。なんだろうこれは。

ここで思い出したのが、Cyberbabeさんお勧めの作家、Vince FlynnがBarnes and Nobleのインタビューで言っていた内容。

彼はトム・クランシーやロバート・ラドラムの小説を読んでいるとき、ストリーが次にどう展開するのか簡単に予想ができ、そのことで自分に作家としての才能があると気づいたそうです。

そうか、彼が言っていたのはこういうことか。

思わぬ発見。いまさら猟奇殺人溢れるサイコホラーも流行らないかも知れませんが、ひょっとしたら私にもストーリーテラーの才能があるのかも。

そんな思いに興奮して読み進む私。

私の予想していた人物が真犯人だったと判明したときには、思わず快哉をあげました。直感が確信に。ユーレカ!ユーレカ!





・・・その本を、5年位前に一度、日本語で読んでたことに気づいたのは、読み終わってからしばらくのことでした。

才能どころか記憶力も無い模様。




・・・さて次は、最近映画『極大射程』にもなったStephen HunterのBob Lee Swaggerシリーズまさかの新作、"The 47th Samurai"に取り掛かる予定です。

the_47th_samurai


日本でも父親アール・スワガー物含めて、全シリーズが翻訳されてますが、まさか三部作で完結していたと思われていた、ボブ・リー・スワガーシリーズで続編が出るとは思いませんでした。

そして特に目を引くのが、そのタイトル。The 47th Samuraiって。

47 samuraisなら四十七士、要するに赤穂浪士のことですが、なぜ「47番目のサムライ」なのか、それがそもそも天才スナイパーBob Lee Swaggerにどう関わってくるのか、てかSwaggerってもう60過ぎてる設定じゃなかったっけ、アクションできんのか、などなど謎は尽きませんが、余裕があれば感想を書くつもりです。

ではまた。
【2007/10/04 08:52】 | 読書関連 | トラックバック(1) | コメント(0) | page top↑
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