TWITETTA!

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twitettaの全仕事(2007.7.30-2007.7.30)
<先生に指されて>

「それはサイロ構造になるからですか?」

「サイロ構・・・」

「え?」

「『どう』って、どういう意味でしょうか」

「・・すみません、質問の意味がわかりません」

「はいそうです」

「いいえ。いえ、はい。」



<グループディスカッションの中で>

「えーと・・・みんなの意見に賛成」

「表面に現れてるステークホルダーじゃなくて、潜在的なステークホルダーにもフォーカスするべきだと思うヨ。それがまずクライアントが第一にすることデショウ。ケースを見てみると。

・・・具体的に?

あーすみません、よくわかりません」





以上、2回目の選択授業における、私の全発言でした。

心が折れそうです。


あと8回。
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【2007/07/30 20:13】 | LOC涅槃通信 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
ゲストスピーカーは苦手。
こちらの授業にはちょくちょくゲストスピーカーが呼ばれます。

授業でやった実際のケースに携わった方が来て、当事者の視点で自らの経験を語ったり、もしくは授業のテーマに関係のある業種の方が来て業界動向を話してくれたりします。

授業によっては毎週のようにゲストスピーカーがいらっしゃるものや、一度に複数呼んでパネルディスカッションのような状態になることもあり、こういうのは、いつもの授業とはちょっと毛色が変わって面白いものです。

日本の大学の授業でも、積極的に導入すれば良いと思うんですが、どうなんでしょうかね。

そんな有益なゲストスピーカーですが、正直言って私は苦手。

恥ずかしい話ですが、今まできっちりと分かった試しがありません。

お前の英語力が足りんのじゃ、と言われればそれまでですが、どうしてもその業界・業種に特化した話ってのは耳に入りづらい。

どこに集中すれば良いのか分からないまま、ただただ時間が過ぎることが多いです。

例えば、前回のエントリーで触れたゲストスピーカーのときもそう。

アメリカの大手製薬会社に40年以上勤めたのち、現在は自分で会社を興した男性に、製薬業界の歴史と動向について話して頂きました。

どうしてもその業種に関わるの単語が多くなるため、ネイティブであれば詳しく知らなくても「なんか聞いたことがある」とか「大体なんのことか想像できる」ような事柄でも、私にとっては理解の埒外であることが多いもので。

そんな具合に、不明点も多くなりがちで、類推しようったって簡単にはいきません。このGuess野郎!というご指摘は甘んじて受けましょう。よく分かりませんが。

プレゼン大国アメリカ(今、名付けたけど)ですから、みなさん話は上手く、プレゼンの最初と最後に「主なテーマ」とか「今回学ぶべきこと」ってのを付けてくれるのも忘れないのですが、それでも分からないディティールに圧倒され、うーむブクブク・・・と哀れ「理解不能」の海に沈んでしまいがち。

どうしたものでしょうかね。

まぁあくまでこれらはこちらの都合。私の能力、知識不足を恨むことしか出来ません。

そこを敢えて外罰的に書いてみますと、今回は、その製薬業界から来て頂いたスピーカーにも問題がありました。

その方はアイコンタクトをしっかり取る方だったのですが、そのまなざしがキツい。

一人一人、たっぷり十秒以上も「じーーーーーーーーー」と目を合わせ、「ひょいっ」と一瞬だけ次の人に視線を移し、その相手が視線を合わせてるのを確認すると、今度はその人に「じーーーーーーーーーーー」と数十秒。

このループを延々と。

偵察衛星ですかあなた。

こっちがさほど問題を抱えてなければ、そういったまなざしは、聞き手と話し手の「絆」とでもいうべきものを生み、ほど良い緊張感を生むんでしょうが、こっちはリスニングに必死です。

相手の顔を見ないで聞くってのは流石に失礼ですから、「ひょいっ。じーーーーーーーー」が始まると、見つめられた側も「じーーーーーーーーー」で応戦するしかないのですが、気持ち的には、夜間、車のヘッドライトにいきなり照らされた子猫ちゃん、身動き一つできません。精神活動すら停まってしまう。

だもんで、多少話が分かってる時でも、一旦「じーーーーーーーーー」をやられると、折角脳内で掴んでた良い流れも断ち切られ、話を見失ってしまうこともしばしば。やめてくださいよぅ。

更に今回のゲストスピーカー。この視線レーザーに加え、とんでもない飛び道具を隠してました。

時折、教室の前方に照射されたパワーポイントに向かって振り向き、レーザー型ポインタを使って説明するのですが、その方が後ろを向いた瞬間、私の注意力を猛烈に引きつけるものが。

ベルトの上から覗く、真っ白なパンツ。

この方、身長は180cmを遥かに越え、お年は多分70も半ば過ぎてると思うのですが、平均的アメリカ人らしく、大きな洋梨のようなスタイルの持ち主。

その、洋梨で言えばもっとも膨らんだあたり、ズボンにきっちりとたくし込んだ背中側のシャツを覆うように、綿の白いパンツの物凄い勢いではみ出てました。3cm × 60cmくらい。

それはまるで、チェシャ猫の左右に大きく広がった笑顔のように、私をせせら笑ってます。

どうしようもなく気になる。

その方が背中を向けるたびに、パンツからもう目を離せません。

「じーーーーーーーーーー」と突き刺さる視線、ふっと後ろに振り向いたときに眼前に広がる、大きく白いパンツ。恐るべきコンビネーション。私にかけられた最凶の呪いですかこれは。

こちらの動揺をよそに、男性は良く響く声で話を続けます。

「このように、90年代半ば、製薬業界は大きな転換期を迎えました。それまでの大手企業における(じーーーーーーーーーー)通用せず、(パンツ。パンツだよ。パンツだ)という状況を認識することもできず、各社はそのコアコンピテンスを後続のより規模の小さい(じーーーーーーーーーーー)となり、このように(パンツだ。またパンツ。どうしてパンツがあんなに)という点で手遅れになっていった(じーーーーーーーーー)(白い)(じーーーーーー)さて次に・・・」

これはもう駄目だ。

不意にトットットッと演台に近寄り、男性のズボンに両手をかけて「よっこいしょ!」と持ち上げたくなる衝動に襲われながらの苦しい45分。

今回もあまり理解出来ませんでした。

本当にゲストスピーカーは苦手です。

ではまた。
【2007/07/30 05:57】 | LOC涅槃通信 | トラックバック(1) | コメント(4) | page top↑
選択授業のユウウツ。
先週からケロッグ(言うまでもないかも知れませんが、NorthwesternのMBAプログラムの名前です。シリアルではない。)での選択授業が開始。

月曜と木曜に3時間ずつ、5週間で修了と言う結構ハードなスケジュールです。

それよりなにより、他学部の授業というのが嫌。

うちの学部は創設後あまり歴史がないということで、受けられる授業数が少ないために他学部の授業を選択科目として受けざるを得ません。

ケロッグもその一つ。

利点と言えば利点なんですが、勝手知ったる自学部とは違うため、緊張もする訳で。

うちの学部の授業であれば、入学してはや1年近く、知り合いも多い為にまぁなんとかなんだろうと思えるのですが、こちらはそうはいかない。

なんといっても天下のケロッグですしね。変なプレッシャーがかかったりして。意味分かりませんけれども。

事前にシラバスなんぞを覗いてみるに、授業のコンテンツは「持続可能なイノベーションとは」というもので、大変面白そうですが、「議論に積極的に参加すること」とか「エクササイズ中心」とか「コールドコールも一杯あるでよ」とか書いてあるのを見ると、知らず汗をかくのを感じます。

ああ嫌だ嫌だ。罰ゲームで道場破りをさせられる気分。たのもー。本当ごめん。

せめてクラスメイトにインターナショナルっぽいのはいるかな、と思って名簿のフォルダを開いてみます。

いない。

・・・まぁいいや。これはもう慣れた。

本当は慣れてないけど、慣れたことにするよ。私ニポンジンね。

考えてみれば夏学期、普通の留学生ならインターンシップに行ってる筈で、こうなるのも当たり前。

それよりも気になることが。

生徒数が8人。

なんだそりゃ。野球もできません。

うちの学部のクラスも大概少ない生徒数で、15-25が平均ですが、8人てのはちょっと。普通授業自体クローズになるんじゃないの?これじゃそこらの大家族より少ないじゃないか。

いやだなぁ。肌に浮かんだ汗が球を結び、流れ落ちるとともに他の支流に加わって大きな川となるのを感じます。滔々と流れ落ち、私の体温を奪っていく。

あんまり愚痴っていても仕方が無いので、予習のリーディングをなんとか済ませ、事前にあげられた質問リストにかなり曖昧な答えを用意して授業に参加。

講師は2人でした。一人がTA(Teaching Assistant)という感じではなく、どちらもれっきとした先生の模様。生徒8人に先生が2人ってどんなんだよ。全員合わせてもサッカー出来ない。

初日だったので、コースの目的とか、主なスケジュールの確認、生徒の自己紹介で前半が終了。一人の教授はイギリス出身らしく、一部が聞き取れないところがあるものの、大まかな流れだけはなんとか分かります。

理解って言っても、おとぎ話で喩えるならば、「桃太郎」の話を聞いて、「怪しげな出生をもつ男の子が舌先三寸で老夫婦から援助を引き出して、なにかイヤらしい手段で家来を雇ってから、遠くに島に住む部落を侵略/虐殺/略奪したらしい。」という程度のもの。ディティールは拾えてません。いつものことですが。

コールドコールについては、初回の授業のために、いつもそうなのかは分かりませんが、教授は話している最中に「ふっと」手を生徒の方に向けます。これがコールドコ-ル?
私にも一・二度この「ふっと」というのが振られましたが、「気付かない振り」と「あれ、この教室、ハエ飛んでない?」という振りをしているうちに、私の後ろに座った生徒が答えてくれました。駄目な俺。

仕方がないので一度「すみません、あのグラフの線はどうして分岐してるんですか」という本当にどうでも良い質問をしてお茶を濁したり。うーむむ。

後半はアメリカの製薬業界における大転換と、大手企業がその変化をどう察知して対応したか、もしくは出来なかったかについて、ゲストスピーカーが呼ばれて話を聞きました。よく分かりませんが多分犬・猿・雉子は出て来なかったと思います。鬼はいたかも。多分。

そんなこんなで3時間はあっという間に過ぎ、何もしていないのに「生き残った!」という変な達成感を胸に第一回の授業を終えました。

めでたしめでたし。

あと9回あるけどね。

ではまた。
【2007/07/28 15:38】 | LOC涅槃通信 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
ホームページのぬくもり。
だから気を抜くと一週間経過しちゃうんだってば。

失礼しました。

今週から月・木・土のスケジュールがスタート。これから8月末に向かってペースが上がっていく予定です。

えーと。

日本はもうすぐ参院選ですね。

皆さん選挙に行きましょう。(何様だ)

ネットで日本のニュースを見ると、どのメディアも民主党が大差で自民党に勝利!という予想がほとんどのように見えますが、いつのまにそんな人気を得たのでしょうか。

ちょっと流れが良く分かってません。

ちなみに、アメリカでは先日CNNがyoutubeと連動して、民主党の大統領候補達でディベート大会をやっていました。

これがかなり面白かった。

何が面白かったかの説明は省きますが、ああいったネットと選挙の連動、日本も積極的にやれば良いのに、と本当に思います。

とはいえ、一度開いたデジタルデバイド、その溝を埋めるのは大変でしょうね。

これまで、政治家のホームーページで面白いと思ったのは鳩山由紀夫が頭抜けた出来で、他に記憶に残るようなものは見たことがありません。

そういえば、芸能人のホームページも凄い人が結構います。

たとえば、先日偶然訪れた、タレントの中山秀征の公式ホームページ

これが公式?誰かの悪戯じゃないの?と思わせる出来。

WEB2.0なんてウソだろう?といわんばかり。

誤字の量も異常。フォントの大きさもまちまちで、なんというか全体に心が入ってません。神は細部に宿ると言いますが、ここはさしずめ地獄。遠くからニーチェが「神は死んだ!」と叫ぶ声すら聞こえてきそうです。

BBSなんか覗くと、まだ根強いファンがいるようですが、誰か指摘しないのでしょうか。

もうひとつの例として、「太陽にほえろ」殿下役でおなじみの、俳優の小野寺昭さんの公式ホームページもインパクトがあります。(音が出るので注意)

こちらもこちらで、PCスクールで数時間習って、Wordで作ってみたよ!って感じですが、なんというか、なぜかこちらは手作りの暖かさが出ていて好感が持てます。少なくとも、一生懸命作った感じが素敵。

地方でふらっと入った旅館、あんまり綺麗でもないし設備もないけど、もてなそうと言う心意気だけはしっかりと伝わってくる、そんな感じでしょうか。

ページを開くときに、一瞬ハングったかと思わせるような遅さですが、これもあくせく働く僕らに対して、「まぁ、少しのんびりしなよ」とメッセージを送ってくるかのようです。

同じ技術力でも、こんなにも受ける印象が違うのは気のせいでしょうか。

コンテンツって大事だけど、プラスαってあるんでしょうね。

ここから、なんかもうちょっと気の利いたことが書けそうな気もするんですが、時間が無いのでまたいつか。

ではまた。
【2007/07/27 15:37】 | 日記@シカゴ | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
お一人様4冊まで。
最近このブログに「ハリーポッター」「ネタバレ」というキーワードで辿り着く方が散見されます。

大変申し訳ありませんが、まだ買ってさえいません。ごめんなさい。

今日、勉強のため、近所のカフェまで向かう途中、書店に寄り道したところ、鈍器のような厚さのハードカバーが並べられてました。

噂のハリーポッターの第七巻。おお偉いこと分厚い。

ちろりと覗いたところ、子供向けのためか文字も大きく、行間も広い為この厚さになったようですが、これは重い。そしてデカイ。知恵蔵かよ。

こんなもん子供が寝転んで読んだら、両手首が骨折、更には頸椎捻挫するんじゃないでしょうか。

さて、私が洋書を読むきっかけになったのは、好きな作家の本が翻訳されるのを待ってられないためでした。

あとは他の人が読んでないものを先に読むと言う喜び。俗に「土曜日の少年ジャンプ効果」と呼ばれています。いま決めましたが。

後者の観点からすると、私としては是非購入して「いやーまさか、ああなるとは思いませんでした。オチは言えないけどね。イヒヒヒヒ」と言いたいところですが、授業のReadingもままならないのに、そんなもんを読んでる暇があるのかという気もします。

どうしたものか。

凄く読みたいような、どうでも良いような。(←おい)

ちなみに子供向けの洋書では、日本に居る時に「ダレン・シャンシリーズ」というのに嵌ったことがあります。ハーフバンパイヤになった少年の冒険と言う、いうなればダークなハリーポッターみたいな内容。随分と長いシリーズ(確か全12巻)だったので、結構中だるみがあったのは否定出来ませんが、これの最終巻のオチは素晴らしかった。あの見事な伏線の回収の仕方は未だに記憶に残ってます。

売り上げ、知名度ともにダレン・シャン大幅に上回るハリーポッターは果たしてどんな最後を迎えることでしょうか。

余談ですが、この最終巻、書店には「お一人様4冊まで」という張り紙が貼ってありました。こんな重くてデカイ本、4冊も一辺に買う人間がいるとは信じられませんが、多分いるんでしょうね。

とりとめもないエントリで恐縮ですが、今日はここらへんで。

ではまた。
【2007/07/21 17:12】 | 読書関連 | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
残り物はなんですか。
気がつけばブログの更新をしないまま一週間近く経ってしまいました。いかんいかん。

ここのところの生活は学校と家の往復だけなので、ことさらブログに書けるような内容も無い、比較的平穏な生活を送っております。

とはいえ、来週からは他学部の授業(後期集中なので、週2回×5週という詰め込み)が始まるので、ちょっと不安も抱えております。

この余裕のある時期に修士論文の準備を進めておきたかったのですが、人間時間があると思うと、(本当は無いのに)作業効率が下がりますね。読むスピードも全然上がりません。

妻の方も、現在は平和な生活を謳歌しつつ、引越の準備も兼ねて、満面の笑みとともにドカドカと教科書を捨てております。

アインシュタインが言ったという、
"Education is what remains after one has forgotten everything he learned in school."
(教育とは学校で学んだことを全て忘れたあとに残るもの)
を実践しているのでしょう。多分。

この格言と言えば、以前「木曜洋画劇場」で解説の木村奈保子さんが言っていた、

「あなたのハートには、何が残りましたか?」

というキャッチコピーを思い出しました。
天下のテレビ東京ですから、たまに「超能力学園Z」とか「地獄のデビルトラック」とか「地獄の女囚コマンド」みたいな、本当にどうでも良いB級映画もよく流すので、そんな時にこのフレーズを聞かされると「いやいやいや、何にも残んないだろ、この映画じゃ」と心の中で呟いていたものです。
観てる私も悪いんですが。

話がずれました。

とりあえず、妻のハートには何が残ることでしょうか。

ではまた。
【2007/07/19 20:17】 | LOC涅槃通信 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
イピカイエー!な夜
先週末、遅ればせながら、ダイハードの第四弾、"Live Free or Die Hard" (邦題 ダイハード4.0)を観て来ました。

ニューヨーク市警のベテラン刑事が、クリスマスの夜に最悪な場所に居合わせた為に、孤軍奮闘するはめになる、そんなコンセプトが受けたこのシリーズ...だったはずなんですが。

異変が起こったのは三作目。

ロケーションも最初はハイテクビル、「ダイハード2」では空港。陸→空と来たので、次は海を舞台の予定でした。

そして、タイトルも一作目は"Die Hard"、二作目は"Die Harder"、そうすると、当然三作目は比較級最上級"Die Hardest"とまとめる予定だったそうで。聞いた話ですが。

ところが、合気道と大阪弁を操るデカイアメリカ人に、海を舞台にテロリストと闘う映画(「沈黙の戦艦」)で先にやられちゃった為に当初のプランは頓挫。

結局、三作目では、クリスマスでも何でも無い日に、ニューヨーク中の交通機関を使ったオリエンテーリングをする映画になりました。タイトルも更なる続編を狙ったのか、”Die Hard with a Vengeance" (邦題 「ダイハード3」)

当初のコンセプトはどこへやら。

そして12年振りの新作。クリスマスがどうとか、舞台がどことか、比較最上級がどうとかいうことはどこかに吹っ飛び、タイトルも"Live Free or Die Hard"。なんですかこれは。誰に命令してんだってな題名です。

日本では「ダイハード4.0」って何そのWeb2.0みたいなタイトルだそうですが、意表のつき具合はアメリカの方が激しい気がします。

まぁブツブツ言っても大好きなシリーズなんで、そそくさと観に行った訳ですが。

上映開始からしばらく経つというのに、劇場の混み方は異常。

今まで観に行った映画で一番人が多かったかも知れません。金曜の夜だったというのもありますが、ほぼ満席。みんな大好きダイハード。

映画の内容の方は、すっかり海坊主になったブルース・ウィリスが、相変わらずの孤軍奮闘。サイバーテロに対してとうとう全米の(国民を含む)財産を守っちゃる、と言うスケールの大きさになりました。

ネタバレに気をつけるも何も、細かいところはさっぱり聞き取れてないので、「あーこいつらはこんな感じのことがしたいのねー。ところで、なんでみんな今笑ったの?」てな感じ。

毎度のことですが、台詞回しの面白さは今ひとつ把握出来ません。

個人的に、このシリーズの好きな点は、後半に大きなドンデン返しがあるところだったのですが、残念ながら今回は無し。ひたすら連続するアクションシーンを堪能するような出来になってます。

私はラスト3分くらいまで「ここで何か起こるか?」とドキドキしていたのですが、ちょっと肩すかしな印象が。

そのかわり、後半に行くに従ってのアクションのインフレーションは前作以上。最後の追跡シーンのあたりはほとんどギャグみたいでしたが、それを逆手にとったような演出もあり、観客は受けてました。

純粋な意味でのエンターテイメント映画としては、なかなか良く出来ていたのではないでしょうか。絶対死なないって分かってても、あれだけの迫力のあるシーンが多いと、2時間しっかり楽しめるものですね。

ちなみにシリーズにおける、私の好きな順番は、1>2>4>3となってますが、アメリカの映画データベースサイトIMDbで観客が付けてるレーティングでは、現在のところ、1>4>3>2のようです。(4はまだ上映されたばかりなので、今後もう少し下がるでしょうが)

意外と3て評価良いんですね。妻も3が一番好きだと言ってましたし。

あと、ダイハードと言えば、外せないのがイピカイエー。イピカイエーと言えばダイハード。ダイハードと言えばイピカイエーでございます。

ダイハードを知ってる方でも、意外とイピカイエーをご存じない方がいるかも知れないので、ここでちょっと御説明。

イピカイエーとは、ブルース・ウィリス演じるマクレーン刑事が、シリーズ全作を通じて、ここぞとばかりに言う台詞として、ダイハードシリーズ上、最も有名な台詞です。

ターミネーターの"I'll be back"みたいなもんですな。

日本で上映した時には字幕では「くそったれ」とか「ざまあみろ」みたいに訳されたりしてるみたいですが、吹き替えだとなんとそのまま「イピカイエー」と言ってたりもしてるようで。なんのことやらわかりませんね。

私もこの台詞自体は知ってましたが、なんでそんなに有名なのかは、長い間の謎でした。

そんな時、先日修士論文のクラスで、クラスメイトのひとりと、2時間程二人っきりで過ごす機会があり、話題に困って仕方がない状況に追い込まれたことがありました。

いや、互いの修士論文のテーマを批評し合うってのが、その日のテーマだったんですが、流石に2時間は持たなかったわけで。

そこで、折角なので、この長年の疑問を彼に聞いてみたところ、彼なりの解説をしてくれました。それが以下の内容。

イピカイエー(Yippee-ki-yey ←表記方法は色々らしい)というのは、元来ネイティブアメリカンの言葉で、なんというか景気付けの言葉だったそうです。西部劇で使われることが多く、「そらいけ!」とか「その通り!」みたいな文脈で使われてた模様。これに対応する正確な英語の単語は無いとのこと。

日本語で言えば、鹿児島弁の「チェスト」みたいなもんでしょうかね。

彼の意見では、ダイハードでこの台詞が面白いと思われたのは、「イピカイエー」という言葉のためだけではなく、そのあとに"Motherf*cker!"と続いたのがその秘密だろうとのこと。

確かに、作中は"Yippee-ki-yey, motherf*cker!"でワンセットの台詞になってます。

では、なぜそれが(アメリカ人にとって)印象深かったのかというと、"Yippee-ki-yey"という、西部劇でよく使われていたようなクラシカルな言い回しに、最も現代的な卑語の一つである"motherf*cker"が続くという、そのギャップというか、落差が面白かったのだろうとのこと。

彼の話を受けて、ダイハードシリーズ、記念すべき第一回のイピカイエー発言を調べてみると、こんなやりとりの中で出て来てました。

正体の分からない邪魔者に苛立つ敵役のボス、ハンス・グルーバーは、トランシーバー越しにマクレーン刑事に問いかけます。(以下意訳。誤訳だったらご勘弁)



グルーバー「お前誰だ?子供のとき映画を観過ぎたアメリカ人なのか?自分のことを、ジョン・ウェインかランボーかなんかだと思ってる頽廃文化の落とし子か?」

マクレーン「俺はロイ・ロジャースの方が好きだった。あのスパンコールのついたシャツが特にね」

グルーバー「本当に私達に勝てると思ってるのかね?カウボーイくん」

マクレーン「Yippee-ki-yay, motherf*cker」




なるほどねぇ。第一作では、西部劇ネタからこの発言に繋がったわけですね。

これを字幕なり、吹き替えでニュアンスを出そうとしても難しいわ。

前述の説明を受けて、もしニュアンスだけでも忠実に訳すとしたら、

「あったりめぇだベラボーめ!このニート!」みたいなもんでしょうか。

って、そもそもニートは卑語じゃないか。大変失礼しました。>ニートの皆様


そんなこんなで、今回の"Live Free or Die Hard"でも、いつイピカイエーが飛び出すかワクワクしながら待っていたのですが、期待に違わず言ってました。イピカイエー。それとセットの単語も忘れずに。

もしこれまでイピカイエーをご存知無い方がいらっしゃったなら、今後はちょっと、そんなところにも注目してダイハードシリーズを鑑賞してみたら面白いと思います。

無理矢理まとめてみました。

ではまた。
【2007/07/15 10:17】 | Lost in Translation | トラックバック(1) | コメント(6) | page top↑
生存率 数%からの生還
以前、ブログの死亡率というのが話題になったことがありました。

その記事によると、3ヶ月更新されてないブログの死亡率(つまり二度と更新されない可能性)は、90%だそうで。

そんなデータを踏まえつつ、4ヶ月ぶりに妻のブログが更新されています。

御用とお急ぎで無い方は、是非お立ち寄り下さい。

ガムバルヤムリンゴ(←クリックで飛びます)

コメントなどを頂くと妻も喜ぶと思いますが、その際に出来れば「で、BATNAって何?」とかそういう質問は避けて頂けると有り難いです。

ではまた。
【2007/07/13 12:39】 | 日記@シカゴ | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
今度は頑張ります。多分。
例のビデオを作ると言うチームプロジェクトの話。

ペーパーのライトアップ、ビデオの脚本がそれぞれメンバーから挙がってきました。

これらに何らかの有意義なコメントか、訂正を加えてチームへの貢献を果たさなければいけません。

というわけで、見てみると。おや?

「パートナーシップの良さを再確認させる」というテーマのはずが、なぜだか人形劇の写真やら、ディズニーのお姫様&王子様のクリップを挿入させるとかいうことになっており、なんつーか夢見る夢子ちゃんみたいなことになってました。

「おかしいな、そんな話いつ出たっけ?」と直近2回行われたテレカンファレンスを思い出しますが、そもそも内容の多分50%も聞き取れてないので、自分の記憶に自信がありません。

まぁよくあることなんですけれども。

じゃあ見なかったことにして、他の部分になんかデータなり補足説明を・・・と思ってみたものの、どうしてもそのロマンチック演出が気になって筆が進みません。

やはり、なにか書くべきだろう。

とは言え、今日の真夜中が締め切りなので、根本から否定するような訂正は時間的に無理。

うーん。

とりあえずコメントを書いてみました。

「チームのみんなに。

○○!凄い良い出来だね!ありがとう!よく書けてると思うよ!

ところで、ちょっと気になったんだけど、このビデオのテーマって、人間社会における良いパートナーシップについてだったよね?
電話で話したときはすっごく良いアイデアだと思ったんだけど、よくよく読み返してみると、ちょっとこの人形劇とかディズニーってちょっと不要な感じがするんだけど、どうだろう?」

最初に手放しで誉めるのは社交辞令。「電話で話したときは~」のくだりは明らかに嘘ですが、まぁ良かろう。

ということで、送信。

2時間後ぐらいに、他のメンバーから返信が。

「twitettaのコメントが気になったんだけど、確かにちょっとあの部分はロマンチックすぎて馬鹿みたいじゃない?私も、そういうの決して嫌いじゃないけど、今回のテーマにはちょっとそぐわない気がする。でも時間がないから、もし変更を加えるとしたら面倒かもね。他の人の意見はどう?」

おお。賛同者1名。実際にこれでどう変わるかはともかく、多少の存在感は示せたのでしょうか。

2時間後、ライトアップを担当したメンバーからメール。

「みんなコメント有難う!全員の意見を反映させて、提出しておきました。すっごい良い出来だと思うよ!よかったらインターネットの掲示板で確認しておいて!」

おお。その後のコミュニケーション無しで提出ですか。一体どういうことだろう。

提出されたファイルを確認。

2ページ目に大きく写る、アラジンとお姫様の画像を見てずっこける。

世の中そんなもんだ。

ではまた。
【2007/07/12 12:32】 | LOC涅槃通信 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
晴れ時々雷雨
ここのところ、暑い日々が続くシカゴです。

日本の方がよっぽど暑くてムシムシしてると言われたらそれまでですが、それでも暑いものは暑い。

町の電光掲示板で温度を見ると、「92°」とか「96°」とかあって一瞬ぎょっとします。まぁ、華氏で表示されてるだけなんだけど。

ここのところのパターンとしては、昼過ぎまで陽射しが強く、夕方にかけて曇り空、そののち物凄い雷雨。

この雷雨が凄い。学校のそばに湖があるのですが、大粒の雨のカーテンの向こう、天蓋にヒビが入ったかと思わせるような、はたまた青白く脈打つ動脈のような雷は壮観です。

ちなみに、こないだ読んだ記事によると、アメリカ国内における、学校での銃乱射事件による死者と、落雷に打たれて死亡する人の数、平均では落雷で死んでしまう人の方が多いそうです。

なんだか落雷による死亡事故ってのはあまり聞いたことがありませんが、これだけガシガシ落ちてるのを見ると、なんだか納得してしまいます。

やっぱり雷に打たれた時には、「天啓じゃぁぁぁ!」とか叫ぶのが良いのだろうか、などということも考えたり。

不謹慎ですみません。

ではまた。
【2007/07/10 16:12】 | 日記@シカゴ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
伝染るらしい。
妻の一時帰国も終了し、シカゴの我が家は通常営業となりました。

通常営業というと少し違うか。これまでと違う点がひとつ。
晴れてMBAホルダーとなった妻は9月の仕事開始までの間、人生初の専業主婦生活をエンジョイしようとしています。ニンテンドーDSの「逆転裁判4」も既に2回攻略したとのこと。それがどこまで世の専業主婦のイメージに沿ってるのか分かりませんが、人生でこんなにノンビリできるのも久し振りでしょう。しっかり休みたまえ。

私の方は、現在のところ、正式な授業は週に1度の「認知的デザイン」の授業があるのみ。後半になるに従って授業が増えて行くと言う変則的かつ修羅場が予想されるスケジュールですが、とりあえず若干のんびりしてます。

さてこの「認知的デザイン」のクラスですが、そこそこ楽しんでます。
認知的バイアスとかヴァイラルマーケティングとか、どちらもこれまであまり、うちの学部では興味の中心にならなかった分野ですが、認知心理学や最新のマーケティング事情について勉強する機会というのは、こういう機会でもない限り勉強出来ないので、このチャンスを活かしたいと思っております。

これまでのところは、宝くじってのがどれほど認知心理学的に優れた商品であるかというのと、ヴァイラルビデオ(youtubeにあるような、「つい友達や知人に教えたくなってしまう」ビデオを使ったマーケティングの手法)、さらには認知的バイアスというのを良い方向でつかった金融商品について学びました。

何をどこまで理解しているのかは、書いてる私にも今ひとつ分かりませんが。

ちなみに、この授業にはチームプロジェクトが3つありまして、その最初が前述のヴァイラルビデオを作るというもの。

各チーム架空の商品なりサービスを想定し、それらのターゲット層のどのようなMental Stateに訴えつつ、これまで満たされなかったようなニーズを満たすようなビデオを作るか、というのが課題です。企画書とビデオの台本をつくるだけでも良いのですが、実際にビデオを撮影し、youtubeなりgoogle videoにアップロードするところまで持って行くと、プラスで点が加算されるとのこと。

これはビデオ撮影までやるしかあるまい、というので各チーム知恵をしぼって色々考えるのですが、どのクラスメイトもビデオを作ると言うアイデアに気持ちが盛り上がってしまうのか、なかなか現実的な路線を軽やかに踏み外したアイデアが多く面白いです。詳しくは書きませんが、「それ、イメージ通りに作ったら、制作費いくらかかると思ってるんだ」みたいな。

ちなみにうちのチームで検討の俎上にあがってるのは以下の3つ。
「人と人との結びつきの大事さを訴える」
「地球温暖化の危機について訴える」
「結婚やパートナーシップがいかにすばらしいかを再確認させる」

なんというか、個人的にはへそで茶を沸かすようなどれも深刻かつ重要なテ-マだな、という印象。

私が提案した「比較的上品なJackass」という案は速やかに黙殺されました。チームの決定だから仕方がない。民主主義万歳。

それにしても、この認知心理学的なマーケティングというのは、一歩間違うと人の心の隙間にスルっと入るのを目指すと言う意味で、上手く嵌れば非常に効果的である一方、仕掛けた側の意図によってはとっても危険な手法ですね。

言い換えると、うまいこと利用すれば、きっちり情報を与えた上で、時にはターゲットの個人なり集団なりに非合理な選択をさせてしまうことも可能な(しかもその結果に満足させることも出来る)わけで、仕掛けるのが大変な分、上手く回れば悪魔的な効果がありそうです。

同じようなことを他のクラスメイトも思ったらしく、仕掛ける側の倫理というのが非常に大事なのでは?と質問が挙がったこともありました。
教授の答えは、「んーまぁ確かに倫理も大事だろうけど、基本的にそういうのを制御するのは社会的なシステムの方であって、デザインをする側はそんなことを考えるべきではないと思うよ」とのこと。

いいのか。それで。

まぁ現実は、なかなかそう上手くは、狙った通りの効果を出すようなデザインなど出来ないんでしょうがね。

そんな訳で、夏学期の間にうちのチームも一本のビデオを作成して、インターネットにばらまくことになりますが、良い出来だったらこのブログでも紹介したいと思います。

もし今後この話題に触れなかった場合は・・・まぁ察して下さい。

ではまた。
【2007/07/08 15:41】 | LOC涅槃通信 | トラックバック(0) | コメント(6) | page top↑
春学期振り返り-3-
(3)Executing Strategic Change

「戦略的組織変革論」の基礎編ということで、実は去年の秋に応用編をとっているので、そういう意味では、授業をうける順番があべこべなのですが、どちらの授業も毎年一回しかやらないため、去年の秋から始めた私には選択の余地はございません。

確か、この授業も何度かブログで触れたような気がしますが、要するに組織を変革するためのフレームワークや各種ツールを詰め込まれる授業です。

こないだ数えたら、フレームワークだけで12種、チェンジプロセスツールは14種、チェンジツールは20種。

はっきり言って、既にそのほとんどを忘れ始めてますが、まぁ色んな考え方が世の中あるのねぇ、と言った印象は覚えてます。

それじゃ駄目か。

少なくとも、コンサルタントというのは、決して「包丁一本、さらしに巻ぁいぃて~」って訳にはいかない事は良く分かりました。十徳ナイフでも足りませんね。

「丸い豆腐も切りようで四角」・・・って、これも何か違いますが。

どのフレームワークもそれぞれ特徴があり、一長一短なのは当然なのですが、さて、どれを好んで使うかっていうのは、結構個人的な好みが反映されるものですね。

例えば、クラスメイトのTはマッキンゼーの7Sが大好きらしく、そのフレームワークではちょっと足らんだろう、という時には8Sとか7S+1Vとかにして無理矢理適用してるのが面白かったです。

個人的には、去年最初の授業で習ったBurke-Litwinモデル、最初習ったときには良く分からなかったので、苦手意識があったのですが、この機会に見直すことが出来、最初の取っつき難さに比べて、非常に汎用性のあるフレームワークだと言う事を発見できたのが良かったです。

というか、当時はもう精神的に一杯一杯だったので、多分授業の半分も理解できてなかったのだな、というのが本当の意味での発見だったりするのかも。

今ですか?

今は授業の55%くらいは分かってるつもりでいたい。知ったかぶりたい、そんな気持ちで一杯です。

それはさておき。

こちらはチームプロジェクトで、色々とゴタゴタがあり、プロジェクトのテーマが二転三転したのも印象的でした。

他のチームに遅れること2週間、チームメイトが所属する組織の中から、やっとプロジェクトが決まったと思ったら、どうやら当の経営陣にとっては、突っついて欲しくないテーマだったらしく、正式な書面で断られたりして、いやはや。

そんな混乱に加え、私は私で、担当するペーパーのパートと枚数を勘違いしており、締め切り当日に数ページを追加で書くことが判明したのも、今では良いトラウマです。

「Twitetta、多分送ってもらったと思うけど、このパートもう一度送ってくれない?あと3時間で締め切りだから、ASAPで」

というメールを読んだときのショックと言ったら。

送った/送ってない以前に、そんなの書かなきゃいけないことすら知りませんでした。

泣くかと思いました。

あとはこの時期に新入生が多数入ってきたため、ちょっとクラスの雰囲気が変わった事が印象的でした。

比較的小規模な私の学部では、ほとんどの生徒が顔見知りになるため、なんというかチームプロジェクトでも、いつの間にか暗黙のルールというか、「まぁ仲良くやっていこうよ」という雰囲気が出来上がってました。

一方で、新しく入ってきた方の中にはたまに「オラオラ!馬鹿はすっこんでやがれ!あたしの優秀さにひれ伏しやがれ!」という傾向の方もいて、古参の生徒と新入生の感情的な小競り合いが散見されたり。

「そっちのチームはどう?」

「うーん。新しいメンバーのうち、一人はオーケー、もう一人はビッチね」

飲み会ではそんな会話がヒソヒソと。怖いなぁ。

ややもすると、チームのお荷物になりがちな、英語の苦手なジャパニーズの私としては、

"じゃのめで おむかえ うれしいな
 Bitch, Bitch, Jap, Jap, Run, Run, Run!"

と鼻歌歌ってその場を離れるのが精一杯でした。

そして、ファイナルのテストはIn Class Writing。各自ノートPCが配布され、その場で配られるケースに対する分析をダダダと書いて、プリンタで打ち出し、提出する、と言うもの。

私にとっちゃこれも悪夢です。いやまじで。

今まで2度ほどこの手のタイプのテストを受けましたが、今回も例に漏れず惨憺たる結果でございましたよ。ええ。最初の一問だけ詳しく記述いて、後半にいくとどんどん箇条書きが増える、みたいな。

授業の総括としては、最後まで教授の「欲しいもの」というのが捉えきれず、なんだか常にズレたペーパーを出してしまったような。

あとは、結構どんなチェンジプロセスツールでも、「強いリーダーシップ」と「クリアなビジョン」みたいのが必須条件に入ってたりするのですが、じゃあそんなのが期待できない組織はどうすんのよ?というのが最後まで疑問点として残りました。死ねというのか。

私の所属していた知ってるある組織なんて、ClearなVisionどころか、Pigeonのエサにもならなそうな感じでしたし、って意味分かんないな。

まぁビジョンの策定とか、リーダーシップ論ってのはこの科目でカバーすべき問題ではないのでしょうけどね。

以上、総括というよりも単なる印象論に終始した気もしますが、春学期振り返りでございました。

ではまた。
【2007/07/03 15:35】 | LOC涅槃通信 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
春学期振り返り-2-
(2)Knowledge Management II

前学期にとったナレッジマネジメントの応用編。このブログでも何度かぼやいた英語ブログのプロジェクトがあった授業です。

前学期のKnowledge Management Iでは、ナレッジとインフォメーションの違いって何よ?とか、ナレッジマネジメントを実施するときのフレームワークって?とか、形式知と暗黙知の関係は?などと言ったことを大量のReadingで教え込まれたわけですが、今度の応用編ではナレッジマネジメントの事例について詳しく・・・やると思ってたら。

この授業、取った生徒の中でも評価が分かれたのですが、担当した教授は、実際のナレッジマネジメントの事例をやるというよりも、ナレッジマネジメントに関わる最新ツールの情報を提供したいと思ったようで。

前述のブログプロジェクトに始まり、ソーシャルネットワーク、PKM(パーソナルナレッジマネジメント)、タギング、ヴァーチャルコミュニティという感じで、興味の無い人にはさっぱりざんす、というか、理解できない人にはさっぱりその良さが分からない世界が毎回展開されました。

個人的に面白かったのは、授業の進行に使われるのが、教授の書いたマインドマッピングだということ。

マインドマッピング、日本でもそこそこ知られるようになってますが、「知ってて当然」みたいな感じで使われるとは思いませんでした。

そして、人事コンサルとかトレーニング関係の部署からきている生徒が多い、うちの学部だからかも知れませんが、ほとんどの生徒がマインドマッピングを使えることを発見。なんだそりゃ。

おかげで授業のReadingとは別にマインドマッピングの入門書を買って読む破目になりましたが、今後個人的にどれくらい使うかは別として、良い勉強になりました。

知ってて損はないですよ、マインドマッピング。

授業への貢献度と言う意味では、最初の授業で「個人的にブログをやってる人は?」という質問で「はーい!僕やってます!」と元気良くゲロってしまったために、学期を通じて、「じゃあここで経験者の意見を聞こう」とコールドコールを食らう事が多く、強制的に貢献させられておりました。

全体の評価としては。。。うーむ。教授はディスカッションの中で、みんなで新しい知見を深めていこうと言うつもりだったんでしょうが、五月雨式に提供される情報やツールにちょっと散漫な印象が。

もう少しオーガナイズされてると良かったかなぁと。

いや、成績良かったから良いんだけどさ。
【2007/07/02 16:11】 | LOC涅槃通信 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
春学期振り返り-1-
もう夏学期が始まり第三週目に入ろうとしてますが、春学期のまとめをしていなかったので振り返り。

よって、私以外の人が読んでも面白くはないと思いますが、備忘録として。

フルタイムの生徒としては三科目を取らなければいけませんでした。

まずは一つ目。

(1)Capstone1

何度かお伝えしている、うちの学部での修士論文にあたる授業。Capstone1の、"1"と言うのは、全部で3学期分費やすこのプロジェクトの1個めという意味です。

10回の授業では論文の課題設定から始まって、参考文献の取捨選択の方法、各種調査手法、インタビューテクニック、データ収集とその分析手法、実際の論文のまとめ方、といった順番で授業が行われていきました。

日本での学生時代、法学部に(一応)在籍していた私にとっては、どれも新鮮なテーマで、どの授業も興味深く参加できました。Readingに使われたテキストも非常に読みやすくて良かったです。

シカゴに来る前は、たまに仕事の関係でデータ分析じみたことをやらなければならず、統計の初歩みたいなことはやってましたが、社会学における定性分析というの初めて触れる分野だったので、面白かったです。

40人近くいる生徒は、それぞれ3-4人程度のグループに分かれて、グループごとに1人の指導教授がつきます。たまにグループごとで各自のテーマや分析手法について意見交換が行われました。私はなぜか他のメンバーが二人とも「女性の社会進出」というのがテーマだったのですが、これだけ夫婦共働きが当たり前みたいな国でも、まだまだ女性にとって、キャリアと家庭生活をきっちり両立させるのは難しいらしい(少なくとも苦労している人は多い)、ということが分かり、これも発見でした。

そして授業の最後は、一人10分程度の時間が与えられ、自分の研究テーマのプレゼンテーションを行い、論文課題設定ペーパーを提出して終了しました。(妻の卒業式当日まで苦しんでたのは、このペーパーのライトアップですな)

授業全体として面白かったのは良かったのですが、一番の問題としては、最初のクラスが始まる前に自分が研究したいテーマが決まっている、というのが大前提となっていたこと。各回の授業でそのときのテーマに応じた宿題を出さなければいけないため、仕方がないのかも知れませんが、正直テーマを良く考えずに決めてしまったことが悔やまれます。てかこのテーマであと半年やらなきゃいけないんだけどさ。

この授業について、他のクラスメイトから感想を聞かれたときに私がよく言っていたフレーズはこちら。

「自分ちでホームパーティーを開くことになってたんだけど、料理を作るどころか、メニューを決める前にお客さんがみんな来ちゃって、料理はまだかって責められてるような気分」

これでどれだけ伝わってたかは不明ですがね。
【2007/07/01 21:18】 | LOC涅槃通信 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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