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緊張の夏。または酒乱三態。
論文の書き直し指示メールを片目で眺めつつ、昨日はカンファレンス準備のために外出しました。

何度かこのブログにも書きましたが、今週末(妻の卒業式の前日)には私の所属する学部でカンファレンスが行われます。

この一大プロジェクト、Marketingチームに所属するくせにろくすっぽ貢献出来てない私。

数日後に開催を控えてるにも関わらず、貢献できていない自分のふがいなさと、周囲の目が気になる今日この頃でした。いや本当にストレスフル。

そんな中、同じMarketingチームのメンバーQが、参加者に配るグッズを買いに行くというので、無理矢理付き合わせてもらうことにしました。

何を出来るってわけでもありませんが、せめて時間を費やす事で姿勢を見せようという魂胆。

シャトルバスに乗ってキャンパスへ。

今回のこの買出し旅行、一つ気がかりなのが、Qと私の二人しかいないってこと。

シカゴに来て2年経ちますが、アメリカ人と二人っきりで長時間過ごすってのはやはり緊張したりします。

しかもこのQ、子供4人を育てつつ、仕事もこなすバリバリのキャリアウーマンなのですが、身長180cm、体重およそ100kg超の巨漢。

大きい身体のお母さんというと、なんか母性の象徴みたいな印象を受けますが、その正確の口の悪さ、舌鋒の鋭さでは有名だったりします。

いやまじで。この人を怒らせると大変なことになります。

授業中でも、ラップトップの横には1時間ごとにダイエットコーラの空き缶を並べつつ、眼鏡の奥で爛々と光る小さな瞳には、隙見つけたら噛み付くぞコラ、という素敵なメッセージが瞬いてるような方。

よもや、か弱い日本人留学生に攻撃する事はないと思いますが、いや思いたいのですが、そういう方と長時間二人っきりで過ごすのは緊張。

そもそも彼女、偉い早口なので聞き取れないのよ。実際。

そんなわけでドキドキしながら待ち合わせ場所で立ってた私ですが、15分ほど遅れてQが登場。

にこやかに手を振ってます。いやぁ怖い←なんでだ。

二人で方針の打ち合わせ。10店舗ほどリストアップしてQの運転する車で回る事になりました。

まぁこの打ち合わせの段階で結構なパートを聞き取る事が出来ず、既に「オーイエスアイアグリィウィジュー」を繰り返すイエスマンになってる自分を発見。

まぁ仕方あるまい。

そして見事に晴れたシカゴの空の下、仲良くドライブとなりました。

車中では色々と与太話。

一応話題に困る事ないように、質問リスト&話題リストを作っておきましたよ私。

初めてデートする高校生みたいだな。

幸いにもQの機嫌は大変よく、Qは攻撃的な性格の一方で面白エピソードの宝庫でもあることが判明。

Qの夫とその弟がシカゴのダウンタウンで飲んだくれて行方不明になった話とか、Qが担当する採用面接でやってきた変人の話とか、明らかに社会人としておかしい親友の話とか、どこまで聞き取れたか分かりませんが、なかなか楽しい時間を過ごすことができました。

まぁ私は主に笑ってただけですがね。「えーほんとー?」「そんなことがあるんだー?」みたいな事しか言ってない記憶が。

そんなQの楽しい一面に触れるとともに、たまに黒い面も見えたり。

立ち寄ったパーティーグッズの店で、プラスティックで作ったアフリカのお面が売られてるのを見て、Qがぼそっと一言。

「ほらごらん。・・・あそこに学部長がいるわよ」

Qが私たちの学部の学部長に批判的なのは有名な話ですが、そんなことを言われて私にどう反応しろと。

「わぁー本当だ!ちょっと壊してくるね!」

そんな事しか言えません。全力でおもねる私。コールミー幇間持ち。

しかもQ、自分のギャグに受けたのか、その後も立ち寄る店にアフリカっぽいものや、魔女をモチーフにしたものを見るたびに、

「あらあら、こんなところにも彼女がいる!」

「一体どこまでついてくる気かしら!あの魔女に呪われてるわね私達」

などと、返答に困るようなコメントを連発。どこまで彼女が嫌いなんだQ。

その他、印象に残ったQのエピソード。

彼女いわく、特定のアルコールとは非常に相性が悪いそうで。

「私はねぇ、お酒は幾らでも飲めるんだけど、テキーラだけは駄目。今までの人生で三回テキーラを飲んだ事があるんだけど、どの時も目が覚めたら違う町にいたのよ。違う町ったって隣町じゃないわよ。車で三時間以上かかるとこ。」

それは酒乱というレベルではないのでは。

「あとね、ワインも苦手。あれ飲むとどうも博愛主義者になるらしくて、もう駄目。ンムンムンムンム!ってなるのよ。ンムンムンム!って」

ンムンムンム?なにそれ?

「要するに、周囲の誰彼かまわずにキスしちゃうらしいのよね。」


それは怖い。

飲み会の席でワインを飲んでるQを見たら近づかないほうが良さそうです。

「あとはねぇ、ジン!あれは駄目だわ。」

「どうなるんです?」

「よく覚えてないんだけど、ジンを飲むと攻撃的になるらしいのよね。全世界が敵!みたいな」

いや、もともとあなた全世界が敵みた(略)

「一度なんか、暴れすぎて夫の友達に押さえつけられるまで大変だったのよ」

それはそれは。

「彼は2mを越す大柄な人だったから、力ではやっぱり敵わなくて・・・、結局、救急車を呼ぶ羽目になったわ」

180cm、100kg超の女性を取り押さえるのは、確かに死に物狂いの努力がいりそうです。

「うわー、救急車呼ぶなんて、Qは大丈夫だったの?」

「違うわよ。救急車が必要だったのは彼。私が思いっきり彼に噛み付いたらしくて」

それは怖い。大きい女性(←婉曲的表現)の噛み付き攻撃。それってちょっとしたホラームービーみたいだ。

今後、飲み会の席でQがジンを飲んでるときは、速やかに現場を離れて警察を呼ぶ事にしよう。

まぁそんなこんなで5時間近く、笑いと恐怖のショッピングツアーを体験しました。

えーと。オチはありません。論文の書き直しからの現実逃避です。

ではまた。
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【2007/06/08 01:06】 | LOC涅槃通信 | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
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