TWITETTA!

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【--/--/-- --:--】 | スポンサー広告 | page top↑
それじゃイタズラ電話だ。
最初の学期から続いているFoundationという授業。

そのプロジェクトというのは、アクションラーニングをベースにした、生徒による一大プロジェクトの実施が最終成果物になっています。

クライアントは学部長。彼女のオーダーは、

「学部コミュニティを強化するプロジェクトを企画・実施しろ。予算は5,000ドル」

というもの。

私達の学部は出来てまだ年数も浅く、しかもちょくちょく学部の名称を変えているので、コミュニティとしての存在感が薄いのが悩みの種。

それを変えるために、学生の力を使いつつ、ついでに学びの場にもしようというのが学部長の狙いの様です。

まずは、40人程の生徒が8人程度のグループにわかれ、それぞれのグループで企画を考えてプレゼンしました。

残念ながら私達のグループの企画は通らず、結局リーダーシップとラーニングを基調としたカンファレンスを行う事に。

ここまでが、こないだまでの話。

現在はまた新しくグループ編成が行われ、リーダーシップ、企画、イベント実施、マーケティング、予算編成といった5つの機能に分けられ、6月上旬に予定されたカンファレンスに向けて活動しています。

私が入ったのがマーケティンググループ。

このグループはイベントプロモーションをその目的として、Alumni(卒業生)のイベント参加の促進と、招待状やチラシの作成を行います。

当初はチラシのデザインあたりでお茶を濁そうかと思っていた私。

誤算だったのはメンバーの中に、元デザイナーがいたこと。

彼女がプロフェッショナル魂溢れたチラシと招待状をさっさと作ってしまったため、私の仕事がなくなりました。

これには参った。

しかも、私の参加力を著しく減退させる要因がもう一つ。

このプロジェクトは、通常の授業とは全く関係なく進むために、ほとんどの会議は電話で行われます。

チームごとの会議も電話。週一回の全体会議も電話。

これが何喋ってんだかさっぱり分からない。

さすがに大まかな流れは分かるものの、ディティールはもう五里霧中。

1時間、耳が痛くなるほど受話器を押し付けて傾聴しても、発言のチャンスは見つかりません。

「えーと、今日は誰が書記やってくれるかな?」

という議長の問いかけにも沈黙。

「ホニャンホニャはグニュグニャで結構難しいと思うけど、ムニャムニャなら可能性があるよね。どう思うTwitetta?」

「えーと。ごめんホニャホニャって何?」

「ホニャホニャはねぇ、参加者のムニャムニュを事前にムニュして、準備しようかってことなんだけど」

「えーと、参加者の何を事前に何するの?」

「んーとね。参加者の住所をムニュムニャして、みんなでモニョモニョ。アッパッパーのベロベロベー」

「あー・・・良いんじゃないでしょうか。賛成。」←理解をあきらめた。

後日送られてくる議事録を見て、初めて流れを理解する始末。

これに賛成してたのか俺は。

そんな感じで、気づけば貢献度が限りなくゼロな私。

これはいかん。

気持ちは焦る一方ですが、何にどう貢献して良いのやら。

ここ2週間ほどは、本当にこのプロジェクトが憂鬱で、どうしようかと思ってました。

これじゃ、俺いる意味無いじゃん。

くよくよするのをやめ、よくよく考えてよしよし頑張ってみようと一念発起。

とりあえず、現在行われているプロジェクトのタスクに、無理矢理飛び込んでみる事にしました。

それは、「卒業生に電話をして現住所の確認を行い、カンファレンス参加の呼びかけを行う」というもの。

上述のように電話は天敵の私。

最初参加を呼びかけられたときも、いつもどおり沈黙を守って他のメンバーが手を挙げるのを黙って聞いてました。

メールでメンバーに「悪いけど、やっぱりやらしてくれない?」という連絡をします。

すると、「あらちょうど良かった。旅行の予定が入ってて、面倒くさいと思ってたの。良かったら私の担当分全部やっても良いよ?」というメンバーが。

彼女のリストを送ってもらい、ついでにスクリプト(電話で何をいうかの台詞を書いたもの)も手に入れました。

どきどき。

事前に家の中にいる妻に相手になってもらい、ロールプレイで練習。

リビングにいる私が、台所にいる妻に電話。

傍からみたら阿呆みたいですが、こっちは必死です。

さあ本番だ。

日本で仕事をしているときは、営業の電話も随分かけていたので、相手の警戒心を解くテクニックや、うまく担当者の名前を聞き出すのは比較的得意でした。

俺なら出来る。

汗ばむ手をジーパンにこすりつけ、ドキドキしながらリストの一番目の相手に電話します。

えーと、テキサスにお住まいのTさんね。はいはい。

プルプルプル・・・。

ガチャ。

「ハーイ。Tですが、現在留守にしています。トーンの後に、ボイスメールになるので、用件を録音してください。折り返します」

うお。留守電だ。ラッキーかも。

留守電メッセージ用のスクリプトを元気に読み上げます。

「ハーイ。Twitettaとイーマース。アナタのイタ、ノースウェスタン大学○○学部の生徒デース。実は6月○日に行ワレール、カンファレンスのご案内をシヨーと思って電話をしまシた。素晴らシー、キーノートスピーカーとカクテルパーティーでネットワーキングの機会を広げまセンカ?良ケレバ折り返し電話ヲ下サーイ。電話番号は○○-○○○○デスヨ」

ガチャリ。

ふぅ。一件終了。どうか折り返してきませんように

ってかさ、こんな英語の下手な人間からの怪しげな勧誘の電話がどれほど効果があるのだろう。

まぁいいや。考えても仕方が無い。

次の相手は・・・。マイアミのJさんね。はいはい。

プルプルプル・・・。ガチャリ。

「ハーイ。モニャモニャ?」

しまった。聞き取れない。

「えーと?Jさんですか?」

「モニャ?全然モニャ。」

「Jさんにイベントのお誘いの電話をシヨーと思ってお電話したんですが・・・」

「モニャモニャ?あんた誰?」

「ソーリーソーリー。えと。ノースウェスタン大学のTwitetta、Twitettaと申しますワタシ。」

「モニャモニャ?」

「Jさんですか?」

「モニャ」

「Jさんですよね?」

「モニャモニャ。」

Jさんということにしておこう。

「えーと。ソーリーソーリー。Jさん、実は6月に行うイベントのご紹介。ってお誘いの電話をしようと」

「イベント?セールス?それともモニャ?」

「いえ。そう。いや。ちがう。卒業生の方へ電話をしてるんですが。」

「モニャモニャモニャ!モニャ!アナタの言ってる事はモニャモニャ!モニャー!バーイ!」

ガチャリ。プー・プー・プー。

どうもJさんでは無かったようだ。

・・・て言うか、Jさんじゃありませんように。


大変だこりゃ。俺も。Jさんも。


リストはまだまだ終わらず、私の勧誘コールは続きます。


次に、怪しげな英語を喋る日本人から勧誘コールを受けるのは、







PCの前のあなたかも知れない!


なんでだよ。

ではまた。
スポンサーサイト
【2007/05/06 22:16】 | LOC涅槃通信 | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。