TWITETTA!

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本当は無粋な話
ふと更新が滞ってしまい、申し訳ありません。

何度も書いてるような気がしますが、今学期は火・水・木と授業が入っており、週末は大概スタディグループが入ってます。結果、なんだかずーっと忙しい、もしくは忙しいはずなのにサボってしまい、心だけ焦っているという状態で、なかなかブログが更新できませんでした。

授業のほうは着々と進み、私は日々沈んだり浮き上がったりを繰り返してます。2m沈んで50cm浮く、そんなテンポでしょうか。

いくら沈んでも水底が見えないのが恐ろしい。

1回3時間の授業の大半が、ディスカッションだったりケーススタディだったりします。

結果、早口で捲くし立てるクラスメイト達の英語を浴び続けなければいけない状態が続くと、帰りのバスの中では、脳味噌がちょっとオーバーヒート気味になることがあります。

とりあえず今は英語なんざ聞きたくない、という状態。

デブが寝言で「ムニャムニャ・・・もう食べられない」と言う気持ちが良く分かります。分かってどうってこともないけども。

そんなとき、iPodでつい落語なんかを聞いたりするのですが、これがもうツルツル入る。

その勢いと爽快さは夏の日のソーメンの如く。

耳を抜け鼓膜を透り、左大脳半球言語野に染みこんでいきます。ツルツルツルツル。

思わず「おほっほー!」と言ってしまうほど。

好き好んでアメリカまで来て、英語に取り囲まれて生きていますが、こんな時、心底日本人だなぁと実感致します。

ついこないだのこと。

ヒートアップしたスタディグループで、満足に貢献できない自分にホトホト嫌気が差し、追い討ちをかけるように、さっき授業で発言した内容が全くの見当外れだったことに気づいて落ち込む私。

あぁ嫌だ嫌だ。もうどうにもこうにもなりゃしない。1年以上もアメリカにいて、ここまで成長しないってんだから堪らない。

体感温度は-15℃。心の温度は-20℃。

ビュウビュウと体に当たっては砕ける寒風に窒息しそうになりながら、いっそこの縷々と流れる涙ごと、俺自身も凍ってしまえば良いのにと思いつつ、iPodの電源を入れました。

するとこんなセリフが。

「・・・だけどもね。世の中ね。なんでもそうなんですよ。そうあんまりむきになって思い詰めちゃいけないんです。世の中というものは、もうちょいと粋に生きなくちゃいけません。ねえ? 世の中スイスイ、お茶漬けサクサクてぇぐらいなもんでね。」(古今亭 志ん朝「刀屋」)



「世の中」と「お茶漬け」を同類項で包んでしまうこのセンス。

お茶漬けサクサクという能天気なオノマトペ。

なんてことない台詞なんですが、少し救われた気分になりました。

ちょっと元気が出ました。

腹も減りました。

落語セラピーな夜。

ではまた。
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【2007/01/27 17:31】 | LOC涅槃通信 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
チキンレース
気づけば金曜日。早い早い。

なんとか今週の授業をこなすことが出来ました。

昨日の授業では、事前のリーディングを読み、「それまでの全ての」リーディングとの関連で得ることの出来た、新たな洞察について発表し、他のメンバーの議論の着火をしなければいけませんでした。

前も書いたけど、この授業、私は、今まで全てのリーディングを事前に読めたためしがありません。

よって、今回までに溜まった分を消化するため、朝から学校の図書館に籠もり、グイグイと読んでいく破目に。

なんで当日に読んでんだよ、という突込みがあるかもしれませんが、その前日の授業も開始5分前までかかって課題をやってたような状態。そんなに上手くタイムマネジメントが出来てるんだったら、苦労は致しません。

そんなわけで、右手に蛍光ペン、左手は焦りで口から飛び出そうとする心臓を抑えつつ、テキストと資料と読んでいきます。フガフガ。

時が経つのはあっという間。1時間経ち、2時間経って、3時間同じ姿勢で読み続けても、まだ本来のスタート地点に辿りつきません。

無意味に減っていく蛍光ペンのインク。一向に蓄積されない知識。まったく生まれてこない考察。

ドキドキドキドキ。

気持ちとしては、

「読め!読め!ドンドン行け!ピカピカに輝く素敵な関連性を見つけるのだ!」

といきがっているものの、頭の隅っこでは

「果たして今日の授業を休んだとしたらどうなるか?成績にどう影響するか?」

という、大変にネガティブなリスク分析を既に開始している勢力がおり、そいつらの声が私を苛立たせます。

ちょっと黙っててくれないか。

一読して意味がつかめない部分は、文字通り「目を通した」というレベルで足早に通り過ぎ、判り易い部分ではふと足を止めて、なんとか課題への答えが導き出せないか呻吟してみます。うーむむ。

さっぱり出てこない。

ツルツルと手から滑り落ちる英語とくんずほぐれつしながら、あっというまに時は経ち。

一応これまでの全ての資料に目を通した/ページはめくったのは、授業の始まる45分前でした。

既に蛍光ペンでひくラインの色焦り始めて、私の心はとっくに焦りっぱなしです。

さっぱり思いつかん。

いつの間にかリスク分析を終えた脳内の抵抗勢力が、私の耳元で

「諦めろ!無理だ!これは無理だ!大丈夫、今回がダメでも次で挽回できる!」

と何の根拠も無い主張を叫び続けます。

ひょっとしたら彼らの声に耳を傾けるべきかも、とも思ったり。

いやいやいや。

・・・今回ダメだったら、なんで次回で挽回できるんだよ。

いまやジリ貧になった私の理性が、か細い声でこう反論するものの、私の足はもう逃げたくて仕方がなく、遥か遠いダウンタウンの我が家に向って駆け出す気満々。帰りてぇ。

授業まであと30分。

図書館を出る時間を考えておかないと、遅刻してしまいます。

パニック。

これはもう駄目かもしれない。

必死で頭の倉庫を見回しても、iPhoneのような素敵なコンセプトのものは転がってなく、とても出荷できなそうなガラクタばかり。

とりあえず、ガラクタ考察のひとつを拾い上げます。

・・・これはどうだろう?

もうこいつで行くしかないんじゃないかな?

えー?

自分で言うのも何ですが、なんとも魅力的じゃないアイデア。

それってあり?顰蹙買わない?

他の人の奴見た?すっごいよ考察力。

一読して理解できないくらい深いのばっかり。

そこにそれ持ち込む?本気?

「モー娘。の魅力は?」「可愛いところ」

「牛の魅力は?」「おいしいところ」

それくらい浅いよ?見たまんまだよ?言ってて恥ずかしいよ?

そもそもモー娘。って喩えが古くない?

そんなん発表するくらいなら、授業休んだほうが良くない?

ああもう。

本当に黙っててくれ。

ヤケクソになりながらWordを開き、書く端から赤い波線や緑の波線が綺麗に私の英文にエッセンスを添えてくれるのも猛然と無視しつつ、浅いアイデアを叩きつけます。

「きょうは、どうぶつえんに、いきました。ぞうさんがいました。おうまさんがいました。たろうくんがころんだ。たのしかった」くらいの浅さ。

知るか。これしか無いんだから。

授業の5分前にプリントアウトし、校舎に向ってダッシュ。

ここ数日でめっきり冷え込み、粉雪がちらつくキャンパスを駆け抜けまる。これは明日は筋肉痛だ。

ムフームフー言いながら教室に辿りつく頃にはもうパニックも通り過ぎ、なんだかどうにでもなれという気分。

腹は据わりました。

あっという間に授業は終了。

実際のディスカッションの方は、私の拙い説明でどこまで伝わったかは依然としてかなり怪しいものの、大きなトラブルも無く終了。

何人かがそれに対して意見を言ってくれたり。なんとか形になりました。決して最高の考察では無いものの、少なくとも義務は果たした格好。

今回のチキンレースも生き残りました。

一息つける。

と、思いきや、今度は土曜日朝のミーティングのための準備が、また刻々と近づいている事に気がつきます。

休みないじゃん。

そんな感じの毎日。

日々是チキンレース。

ではまた。
【2007/01/20 06:42】 | LOC涅槃通信 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
Not ムツゴロウ But 松島トモ子
ファシリテーターの役目を請け負った私。

日曜日にやってきました。

凄く簡単言えば、猛獣使い見習いがサファリパークを訪れた。

そんな感じでございました。

最初の30分はなんとか仕切ろうと試みたものの、

手足を引掻かれ、

首元に咬み付かれ、

頭をガジガジと齧られ、

血を流しながら、ほうほうの体で逃げ惑い、

その後3時間ほどは藪に隠れて、死んだ振りをしてました。

あいや、ひょっとしたら死んでたのかも。自覚症状がないだけで。

・・・いやー難しいものですね。

それぞれの意見を限られたリスニング能力で理解して、議論を纏めようとしてるうちに、肝心のテーマはどんどんどんと先に行っており、とてもとても制御できたもんじゃありません。

まだ食べてないのに注がれるわんこソバみたいな感じ?

今まで自分が、如何にいい加減に会議に参加して発言していたか、身に染みました。

とりあえずご報告だけ。時間が無いのでデティールはお許しを。

ちなみにその後、他のクラスメイトに結果を嘆いたところ、

「あー人の意見なんか聞いちゃダメ。自分の考えを押し付けてかないと」

とのこと。

うーんなるほど。

と思う反面、それファシリテーターとしてはどうよ、とも思ったり。

いや自分の能力不足を棚に上げてますがね。

皆さんはどんな風に会議を纏めつつ、効率的に進めてますか?

ではまた。
【2007/01/16 06:09】 | LOC涅槃通信 | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
メモ
なんだかテンパっております。

来週にかけてやらなきゃいけないことがテンコ盛りのため、気を抜くとパニックになりがちな今日この頃。

何もブログで書くことも無いのでしょうが、ちょっとリストアップしてみます。私的なメモと思って読み飛ばしてください。


(1)日曜日のGroup Studyの為の資料作成。データを分析して提案ペーパー1枚。
→明日、土曜の昼までに提出。

(2)ネゴシエーションの宿題が一つ。クラスメイトの一人とEメールのみを使った、ボーナス交渉のロールプレイング。
→メールの遣り取りを繰り返し、合意した内容を日曜の夕方までに提出。

(3)日曜日のGroup StudyでFacilitatorをするので、その準備。
→当日の夕方まで。

(4)火曜日の授業のファイナルペーパーのアウトライン提出。
→当日の授業に提出

(5)木曜日の授業のGroup Projectのための企画書2p
→水曜日の朝7時までに提出。

(6)水曜日のネゴシエーションの授業のための準備。ケースを読んで、ネゴシエーションに必要なScoring Cardを作成。
→当日の夕方までに作成。

(7)木曜日のテーブルディスカッションのうち、一つで議論をリードする役割がアサインされたので、その準備。今まで読み通せた試しのない大量のReadingをその日までに全部読んで、過去の研究に関連した、3つ新たな視点とやらをひねり出しておく。
→当日の夕方まで。


通常の予習以外にしなければいけないのは、こんなところか。

とりあえず、どっから手を抜けば良いのかもわかりません。って、どれも疎かに出来ないんだけどね。

それぞれ、「重さ」が違うので、単純に納期順にやれば良いってものでもなし。悩みどころですな。

こういうのを熟練した料理人の如くチャッチャと処理できるようになる日が来るのだろうか。
少なくともここ1・2週間ではどうにもならないと見た。

じっと手を見る。

と、部屋の隅のベッドでは、寝息を立てる妻が、口を開く。

「th! th! この発音記号になるからね。th! th!」

夢の中で誰かに英語を教えているらしい。

窓の外では、空がほの明るくなってきてます。

あー眠い。

では。
【2007/01/13 06:54】 | LOC涅槃通信 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
ネゴいらず
お陰さまで順調にネゴシエーションに失敗しました。

リクルーティングを模したエクササイズ、全12チーム中、私のチームだけが交渉不成立でした。

ちなみに私が採用側。相手は同じ学部の生徒で、以前からの知り合いでした。

「私にはイスラエルにボーイフレンドが住んでいるので、会いに行くためにどうしても年間休日25日必要なんです!」

いやあなた、前に同棲してるって言ってたじゃん。

「私は私費で来ているので、就職したらすぐに高額なMBAの学費を返さなきゃいけないんです!だからこの金額以外ではどうしても受け入れられません」

いやそんな、身につまされるようなことを言われると。

私のほうは私のほうで、「絶対にゆずれないもんねー」ラインを防衛しようと必死。貧弱な語彙で対応。

イヤイヤ。

ムリムリ。

ダメダメ。

言葉短し恋せよ乙女。

乙女って誰。

結果、最後までこのエクササイズが「囚人のジレンマ」をテーマにしていることにお互い気づかず、歩み寄れずに終了、うーむ。

いや実際、私の名誉のために言えば、ちょっと気づいていたんですがね、それを相手に理解させるのに失敗しました。英語って難しい。

そんなこんなです。

ではまた。
【2007/01/12 13:51】 | LOC涅槃通信 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
タイムマネジメント失敗中
まだ二週目なのに、何故か徹夜をしてしまいました。
軽いレポートを書くだけだったのに。

前期のファイナルで(クオリティはさておき)一晩で10枚近く書いたというのは何だったんでしょうか。

快便とは言わないまでも、日頃ウンウン言ってれば何とか排泄できていた人間が、「あれ?俺、肛門落としちゃった?!」というくらいの糞詰まり状態でした。

そんな比喩しか浮かばない、自分の品性のなさにあきれ返りますが。

結局納期の30分前に何とか出しましたけれども、既に無かったことにしたいです。はい。

では再び、ネゴシエーションの授業に行ってまいります。

今日のお題はリクルーティング。私の役目はリクルーターです。

アメリカ人が転職の条件を詰めに行ったら、何故か英語が不自由な担当者が出てきた。

そんな不条理劇みたいな状態を、見事顕現させてきますとも。

取り急ぎ。

ではまた。
【2007/01/10 16:52】 | LOC涅槃通信 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
貢献の仕方
冬休みに緩んだ英語力(そんなものがあったとして)に今ひとつ回復の兆しが見えないにもかかわらず、非情にもカリキュラムは進んでいきます。

ちなみに今回取っているのは3クラス。って学生ビザを維持するためには3クラス取らなければいけないので、当然といえば当然なのだが、私の学部では、周囲を見回すと3クラスも取っているのは留学生のほかは数名しかいない状態。

生徒のほとんどがパートタイムをだから、という事情もありますが、実際、前期3クラス取っていたアメリカ人フルタイムの学生でも、今期からは2クラスに減らしている人が大多数。

どうも学部のディレクターがここ1・2年推進しているワークロード増加計画がボディーブローのように全生徒に効いているようです。

選択の余地がある人たちが羨ましい。まぁ言っても詮無い事ですがね。

私にとっては、頭の痛い問題がもう一つ。

今回の3クラスに加え、実はもう1つ前期からのスタディグループが続いており、こちらの準備が2月上旬の研究発表会に向けてメラメラと燃え上がりつつあります。

既に毎週末ごとにミーティングと作業が待っており、週末は全滅。

実質的には4つクラスがあるようなものです。

・・・いつの間にか大変なことになってるではないか。

そんなわけで、今日はそのスタディーグループのミーティングがありました。

8人のメンバー+お目付け役の教授1人で構成されているこちらのスタディーグループ、アクションラーニングの実践の場として規定されており、自学部の課題に対して提案書を作成するのが目的です。

具体的なRFP(提案要望書)が学部長名で提示されており、提案が採用されたグループは本当に予算を与えられ、実行・運営まで任されるという変わったケースです。

うちのグループでは、会議ごとに、ファシリテーター(会議を進める役)と書記がリストとして作成されており、メンバーが順番に担当していくという形で進んでいます。

ずーっと恐れていたのですが、とうとう私に書記が回ってくる日がやってまいりました。

とは言え、現時点の私の英語力では、ネイティヴスピーカー8人が喋くる内容をキチンと把握して要約しつつ、議事録を纏めるなんて出来ません。

いや謙遜とかいうレベルじゃなくて。

まじで不可能です。

今までだって

「あー相変わらずこの人の言ってることは聞き取れないなー、でも他の人のリアクションから察するに、こういうことを喋ってるんのかなー」

という胡散臭い理解で会議に参加・発言していた私。

それでも翌日回ってきた議事録を見て、「え?こんなこと言ってたの?全然気付かんかった」と冷や汗をかくことなんてザラでございます。

そんな私が議事録を担当やったら、伝言ゲームどころか、ほとんど自爆テロみたいな様相を呈することは間違いありません。

全部ICレコーダーに録音して・・・ということも考えましたが、時に3時間を越す英語のミーティングを聴き直して、などという作業は現実的ではありません。っていうか、そんな時間はない。

そんなわけで、昨年末に行われた前回のミーティングの終わりに、勇気を出して白旗を掲げました。

「誠に!! 誠に申し訳ございません! 大変申し上げにくいことで御座いますが、次回の会議において、私に任される手はずになっております、この『書記』というお役目。恥ずかしながら私めには若干荷が重すぎると結論せざるを得ません。ここはひとつ、何とか他の形で貢献させて頂く訳には参りませんでしょうか?」

・・・という気持ちを込めて、実際に言ったのはこんな感じ。

「ワタシー、書記ムリー。チョト無理ー。イヤ絶対ムリー。ミッション、インポッシブルヨー。他ニスルコト無イカー?アルカー?出来ル事ナラ、私ヤルヨー。デモ書記ムリネー」

本当の気持ちを伝えるのって難しい。

すると、他のメンバーから「あーそうかもねー。俺も日本語の会議に出たら書記なんて出来ないしー」という、暖かいお言葉を頂戴する。

好んでアメリカに来ている身としては、「いや、そんな慰められ方もどうよ」と思わなくも無いが。出来ないのは事実。

「じゃあどんな貢献が出来る?」と言われる私。

うーむむ。

って、考えとけよ>自分

答えに窮した挙句、冗談のつもりで、「日本食を差し入れようか?」と言うと、

「オーナイス!じゃあそれで良いや」ということに。

本当に良いの。それで。

ということで、本日朝から妻の全面的支援にすがり、寿司やらテンプラを差し入れて、今回の書記役については免除してもらいました。

いや心中複雑だけれども。けれども。ええ。

幸い、差し入れた日本食は「オーグー!」だの「ソーナイス!」と言った賛辞の言葉とともに大部分が消費されました。

特に日頃日本食が好きと言っていた女性2名には好評で、持ち帰ってる人もいました。喜んでいただけたようで幸い。

ごく一部のメンバーが寿司を指差して「これは本当に火を通さなくて良いの?レンジでチンとか要らないの?」と執拗に質問された時にはどうしたもんかと思いましたが。ドゥーユーノースシ?

<閑話休題>
 
日本食って、意外と食べない人は本当に知識がないみたいですね。海苔巻き全部解体して食ってる人も居ました。嫌いな具が入ってたのかと思いきや、一応綺麗に食べてるし。ご飯→具→海苔、ってそんな順番でバラバラに食って美味いのか。寿司の神様が怒るぞ。

<閑話休題終了>

そんなこんなで3時間。

久々のミーティティングで恐ろしいほど聞き取れない会議も何とか終了。ふぅ。

と、今回のファシリテーターが、私の名前を呼びました。

「次回、ファシリテーターのリストに挙がってるけど、Twitetta、出来るかしら?」

私「・・・次の会議って結構重要だよね?」

ファ「そうだねー。ソリューションを詰めてくフェーズだからねー。結構重要だねぇ。」

私「えーと。やれる自信が今ひとつだけども・・・。」

他のメンバー「・・・どうする?あなた次第だ」

・・・えーと。

「今度はソバが良い?」

と喉元まで出かけた言葉を寿司で塞いだ私。

私「・・・なんとかやってみる。って言うか、やらせてみてプリーズ。」

メンバー「オゥ。オーケー」

呆れてんのか感心してんのか。多分前者だな。

でもね。

逃げてばかりじゃいけません。人にはやらねばならぬ時がある。

シカゴくんだりまで、ケータリングしに来てるわけじゃないのだよ。

たまには追い込まないと。

私「・・・でも助けてね。マジで」

とことん小心者の私。(いや現実主義者と言って欲しい。)

メンバー「・・・そりゃあもう!」

強張った笑みでガクガクと頷くメンバー達の顔を見ながら、腹を決めた私でした。

まぁ、高確率で傀儡政権ならぬ、傀儡ファシリテーターになりそうな気もしますが。コールミー溥儀。

ではまた。
【2007/01/07 21:27】 | LOC涅槃通信 | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
ネゴシエーター登場。または巌流島@シカゴ。
というわけで、ビジネススクールの方で受けることになった授業、「ネゴシエーション」の第一回が終わりました。冬学期最初の授業です。

本来所属する学部での授業はバスに乗って45分。ダウンタウンから離れたEvanstonで行われているのですが、この授業はダウンンタウン校舎で受けることになりました。

我が家から歩いて20分。なんと快適な。

今年こそは寒さが厳しいと聞いていたのに、一向に寒くならないシカゴのダウンタウンをテクテク歩き、校舎に向かいます。

ハワイでのリラックスした休日から一転、再び地獄の日々かと思うと身の引き締まるような思いがします。

しかも他学部での授業。自分の学部では知り合いも出来、緊張はするものの自分の立ち位置がある程度ハッキリしているのに比べ、こちらは未知の世界。気分はまさに転校生。

おまけにその学部ってのが全米でもトップランクの常連であるビジネススクール。これまで聞いて来た数々のエピソード、有名教授の名前が頭をかすめ、緊張に拍車をかけます。

しかし、私がひっそりと抱いていた希望が一つ。

私の所属する学部と比べ、ビジネススクールの方は遥かにインターナショナルスチューデント(要するに留学生)が多いと聞いています。少なくとも私の学部みたいに、全部合わせて3人という、「何この核家族」みたいなことは無いわけで。ってえことは、私のとったクラスにも留学生がいる可能性が高い。上手くすればその生徒とチームを組んで、なんとかやり遂げることが出来るかも知れません。

そんな一縷の望みを抱えながら、校舎にたどり着き、指定された教室の扉を開けます。

クラスメイトは全員アメリカ人でした。

神様、本当にいつも意地悪してくれてありがとう。

授業が開始。生徒がそれぞれ簡単な自己紹介(お約束)したあと、教授からコースの説明が行われます。教授の英語は比較的分かりやすく、時折ユーモアも混じり(よく分かんないけど)、良い雰囲気。

お?意外に楽しめそうかも。

と、思ったのもつかのま、授業開始30分後、おもむろに教授がスクリーンに名簿を映し出しました。どうやらクラスメイトをペアしたリストのようです。当然私の名前も入ってます。

「はい。それでは早速、ネゴシエーションのエクササイズを始めます。」

「事前に、こちらで売り手と買い手、二人一組のリストを作っておきました。それぞれの役割ごとに必要な情報が書いてあるペーパーをここに置きますので、各自、席に持ち帰り、5分で読んで理解すること。」

「その後はペアごとに個室を用意してあるので、指定された部屋に二人で入り、45分のネゴシエーションを行って下さい。」

「取引がまとまる、まとまらないに関わらず、時間が来たらこの教室に戻って結果を報告するように。ハイ開始」

うひー。

ワタワタしながら自分の担当のペーパーをゲットし、猛スピードで読む始めます。ドキドキ言ってた心臓は今やフル回転。ドドドドドドドドドドドド。荒木飛呂彦の世界か、はたまた階段落ちのオノマトペ。

焦る脳味噌を裏切るように、英語の読解能力は快調にエンストを起こし、視線はツルツルと紙の上を滑って転んで。ああもう。一体自分が何の役割なのかも分からない。私は誰。

「あ!ガスの元栓閉めてくる忘れました!帰って良いですか!?」と叫びたくなる気持ちを抑えて集中力の尻を必死で蹴り上げます。

なんとなく理解。

ケースには守秘義務があるので詳しくは書けませんが、どうやらとある中小企業が売却を考えている工場施設に、大企業が興味を示しているとのこと。私はその中小企業のCFOと言う役割らしい。

一応初授業までに、ネゴシエーションの教科書を読んでおくようにという指示があったので、ネゴシエーションの基礎コンセプトとか取るべき戦略については多少の知識がある筈なのですが、活用する精神的余裕がありません。

分からないところは無理矢理読みとばし、「これは譲れんだろう」という条件らしきところにだけ黒々とアンダーラインを引くと、指定されたネゴシエーション用の個室に向かいます。超不安。

勝手が分からない校舎の中を散々徘徊し、小部屋に駆け込みます。さあ勝負!

と。

いません。相手が。

私は遅刻してない筈。

相手が遅れてます。

これってどうゆうこと?

ハッ!

これはまさか、既にネゴシエーションが始まってるということでしょうか??

きっとそうだ。そうに違いありません。

これはかつてあの剣聖宮本武蔵が、巌流島の決闘において、剣豪佐々木小次郎に使ったという戦法と全く同じ。

ここで敢えて遅刻することで、精神的なダメージを私に与えようと言うのでしょう。

全米トップビジネススクールの生徒、五輪書を英語版で読んでいても不思議はありません。きっと。多分。おそらく。

うぬぬ。おのれ。日本人相手にこしゃくな真似を。

でも、ここで焦らされたら私の負けです。

折角なので、この時間を有効につかってさっきのペーパーを読み返すことにしました。

えーと。ところで私の役割ってなんだっけ。(←全然読めてない)

遅れること5分。今回の私のパートナーが登場。おのれ武蔵。

彼の片手には、ここに来るまでの間に舟の櫓を削って作った大振りな木刀、

ではなくホカホカと湯気を立てるコーヒーのカップが。

「いやーごめんごめん。遅くなっちゃって。コーヒーのところが混んでてさ」

なんだか拍子抜け。

「あー・・・。いえいえ。とんでもない。初めまして。私はTwitettaです」

「よろしくね。僕はS。グラットゥーシーユー」

緊迫のの5分間が嘘のように、和やかな雰囲気で会談が開始。

互いの(ロールプレイでなく、現実世界の)自己紹介やら雑談をすること10分。

場も暖まったところで、パートナーから買値のオファーが。

「うーんとね。一応今回のケースについては、この値段で、60日以内の現金払いで考えてるんだけど。他の条件はこんなんで、どうかな?」

・・・・。

なんだか凄く魅力的なオファーなんですが。

少なくとも先程チェックした「絶対譲れない条件」は軽く越えてます。

私「あら素敵な申し出。えー・・・本当にこれでいいのデショウか?」

S「うん。あまりアグレッシブなネゴシエーションはしたくないんだよね。これでこちらの要件には合うし。とりあえず早く取引をまとめたいんだ」

私「あー・・・。そう・・・ですか」

S「問題あるかな?充分魅力的な条件だと思うけど」

私「あー・・・。そう・・・です・・・ねぇ・・・。じゃあこの線で」

S「オーケー!」

その他細かい条件を確認して、契約書代わりのペーパーにサインをし、円満に取引終了。45分の制限時間が10分近く余ってます。

S「・・・さて。じゃあ休憩にしようか。また後ほど教室で」

足取りも軽く出て行くSを見送りながら、なんかどっか間違ってるような気もする私。

間違いに気付いたのは個室を出た後でした。

「・・・俺達、全然ネゴシエートしてないじゃん。」

その後の教授に対するケース説明で、Sと二人で気まずい思いをしたのは言うまでもありません。

そんな感じの授業でした。

とりあえず授業の内容は面白いんですが、毎度こんなに心臓に負担をかけると思うと先が思いやられます。

ではまた。
【2007/01/03 23:24】 | LOC涅槃通信 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
困ったら「じゃんけんで決めよう。」と言おう。
あけました。おめでとうございました。

あっという間に冬休みも終了し、明日3日からは通常営業が開始されます。正月三が日とか、そういう概念はこちらには無い模様。

実際、年明け早々からスタディーグループの次回のミーティング予定だとか、新学期の授業の教授からの挨拶(および宿題指示)のメールがモリモリと受信トレイに増えてきております。メール開くのが怖くて。ドキドキ。

前学期の終わりのあたりには、一日の半分以上をアメリカ人たちに揉まれながら生活をしていた私。ついつい「お?なんか俺ってば段々喋れてるんじゃね?」などと思い上がってたりもしたのですが、去る者は日々に疎し。言葉の使い方を間違ってますが、要するに冬休みの間に身も心もリフレッシュした挙句、英語力もリフレッシュって言うかデリートされた感じ。

シカゴに戻って以来、パーティーに少し出たり、妻の友人が連日遊びに来てくれたりとネイティヴと英語を話す機会に恵まれましたが、うーむむむ。

言葉が出ない。

比較のしようもないのだけれど、なんだか学校行く前に戻った心持ちが致します。大丈夫かしら。オロオロ。

こんなことなら、何か自習でもしとけば良かったんですが、そんなことが出来るんだったらもうちょっとマシな人間に育ってるわけで。

明日から授業が始まるわけですが、かなり緊張してきました。

しかも明日の授業は初の選択授業。他学部の授業に参加させてもらいます。

MBA学生に混ざってのネゴシエーション。

えーと。

現時点でコミュニケーション能力に不安を抱えてるのに、なぜネゴシエーションなんか取ってるんでしょうか私は。

初手から心臓が高鳴ってますが、今年もまた頑張っていこうと思います。

ではまた。
【2007/01/02 23:32】 | LOC涅槃通信 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
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