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フルネルソンとフラッシュバック
少しばかりご無沙汰をしてしまいました。どうも失礼。

年明けから細々と行っていた地下活動がひとまず一段落してほっとしております。少なくとも、これ以上私に出来ることはありませんので、あとは天命を待つだけでございます。

まぁ結果をこのブログで発表できるようになりゃ良いですし、出来ないようなら書置きを残して失踪するでしょうから、そこらへんの話はまぁそのうちに。

実は昨日、久しぶりにスーツを着て出かけました。

袖を通すのはざっと一年ぶり。渡米以来、周囲(主に妻)から、堅実かつ着々と胴廻りに蓄えている夢袋(俗に脂肪とも言うらしい)を指摘されているので、果たして一年前のスーツがキチンと着れるのか非常に不安でした。

ドキドキしながら戸棚からを取り出して、まずは上着を着てみます。

なんたることでしょう。

腕さえ通りません。

ピッチピッチ。

内心「うわ。うわ。なんだこれ。うわ。」と思いながら、遠くで勉強している妻に動揺を悟られないよう、なんとか着こなそうと踏ん張ってみます。

だめだ。

両腕はピチピチのまま、袖から手を覗かせることは出来ましたが、背広の部分を背負うことすら出来ません。

良い喩えが見つかりませんが、プロレスで言うところのフルネルソンをかけられた状態と言えば良いのでしょうか。

fullnelson


おいおい。まさかこんなに太ってないだろう。動揺が恐慌に変わり始めます。俺は超人ハルクか。それともハリー・フーディーニのなり損ないか。ここから私は脱出できるのか?いやそうじゃない。

妻の視界に入らないようにしながらも、なんとか背広を着こなそうと奮闘します。効果があるとは思えないが、ぐるぐる回ってみたり。

余計な動きが妻の注意を引いたのか、妻がこちらに気づきました。
しまった。気をつけろ!目を見たら襲われるぞ!

妻は生け捕られたかのような私を見て、暫く腹を抱えて爆笑した後、あることに気づきました。

妻「・・・ちょっと、それ私のスーツじゃない!」

私「なんと!」

そりゃそうだよな。いくら太ったってそこまで人間の体型が変わるもんじゃありません。

あぁ驚いた。

ホっとしながら今度は正しく自分のスーツを見つけると、身に着けます。

おおジャストフット。

このスーツが渡米前は随分大きかったことを考えると、自分の体型の変化に少しばかり慄きますが、「まぁほら。思春期ってそう言うものじゃない?大人の身体になるっていうのは、そう言うことなのよ。安心して。」などと自分に語りかけて落ち着きを取り戻しました。つるかめつるかめ。

そんなリリカルな思い出を作りつつ、昨日は久方ぶりにスーツを着て出歩いたんですが、ある時に奇妙なフラッシュバックに襲われました。

用事が済んだ後、ひとり韓国レストランで昼食をとったのですが、プルコギ定食を食べていると、自分が日本で外回りの営業していたころが鮮明に甦り、目の眩むようなフラッシュバック。

ワイシャツと首の隙間から吹き上がる自分の汗の臭い。スーツ独特の埃っぽい臭いがそれに混ざり、その混合物をオーラのように身に纏いながら、ひとりプルコギ定食をモサモサと食べてる私。足元にはビジネスバッグがちょこんと立ち、頭の中では先ほどまで相手と交わしていた会話を反芻され、自分の回答に舌打ちをしたり快哉を送ったり一人反省会。

懐かしい。昔は毎日こんな生活をしていましたよ。いまは主夫だけどさ。

プルコギ定食についてきたのが、ナイフとフォークだったのと、支払いがドルだったこと、加えて自分が坊主頭だと言うことで、かろうじて自分が新宿あたりで営業に出歩いてるんじゃないと認識できたくらい。

それは言いすぎか。

営業マンと主夫、どっちが本当の自分なの?!とかそういう戯けたことを言う気はありません。

でもまぁ、なんというかノスタルジックな気分に浸った午後でございました。

スーツを着ただけで、こんな気分になるとはねぇ。

ではまた。
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【2006/05/25 18:15】 | 日記@シカゴ | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
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